フーディソン|生鮮流通に新しい循環を
水産ITベンチャー フーディソンのnote。水産流通や魚食エッセイ、組織づくりなど。メンバーたちがオープンに綴っています。少しでも私たちのチャレンジに興味をもっていただけると嬉しいです! https://fdsn.fish/3pp5Twx
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企画と流通の力で、漁業に関わる人たちがサステナブルに働ける社会に【sakana bacca事業部 地方創生ディレクター 山本久美恵さん】
フーディソンでは、「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げています。“食”をめぐる世界をより楽しく、持続可能なものにしていくために、その領域はこれからもっともっと広がっていくはず。 そのために欠かせないのは、一人ひとりが実現したいビジョンを大切にすること。「わたしのビジョン」は、社員メンバーたちのこれまでの経験を踏まえて、フーディソンで目指したいビジョンを語る連載企画です。 第2回は、sakana bacca事業部で地方創生ディレクターをつとめる山本久美恵さん。もと
北海道ホタテの新ルートを開拓。「中国禁輸のピンチをなんとかしたい」から始まったプロジェクト。 ベトナム加工から量販店へ販売するまでを振り返って
「北海道に滞留しているホタテを、中国以外の海外で加工して国内消費できないか?」 フーディソンバイヤーが言い出しっぺとなり動き出した「北海道原料ベトナム加工ホタテ」プロジェクト。 発端となったのは、2023年8月24日に開始したALPS処理水の海洋放出でした。それに伴って中国が日本産水産物の輸入を停止すると発表し、国産ホタテが大きな打撃になったと連日メディアで報道されていました。 禁輸の影響によって国産ホタテに何が起きたのか? 私たちがどうやって国産ホタテの海外加工を進め
福島県水産資源研究所が取り組む「つくり育てる漁業」とは? 復興、そして持続可能な漁業を目指して【神山副所長インタビュー】
「これからもおいしい魚を食べていきたい。」というのは、私たち日本人にとって共通する想いではないでしょうか。 近年、日本の漁獲量が大幅に減少しています。このまま進めば食卓から魚が消えるかも......。そんな声を耳にすることが多くなったように感じます。しかしそのような危機を乗り越えようと、持続可能な水産業界へとつなぐ取り組みも増えはじめています。 福島県相馬市にある福島県水産資源研究所。 福島県では復興に向けたさまざまな取り組みが行われていますが、ここでは福島県沖の海洋環境の