フーディソン|生鮮流通に新しい循環を

水産ITベンチャー フーディソンのnote。水産流通や魚食エッセイ、組織づくりなど。メンバーたちがオープンに綴っています。少しでも私たちのチャレンジに興味をもっていただけると嬉しいです! https://fdsn.fish/3pp5Twx

フーディソン|生鮮流通に新しい循環を

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マガジン

  • 水産DXストーリー

    水産DXストーリーでは「アナログな水産流通をDX化していく」フーディソンの取り組み事例を紹介していきます。水産業はまだまだITが浸透していないアナログな産業と言われていますが、一般の方にとっては「何がアナログなのか」複雑で理解しづらいものだと私たちは感じています。そこで、水産流通のアナログさとDX化を推進する私たちのチャレンジを具体的なストーリーとともに発信し、水産流通の現状を伝えていきたいと考えています。水産流通の課題を知る、理解を深めていただくことで、日本の水産業をよくしていきたいと少しでも多くの方に思っていただけると嬉しいです。

  • 水産・流通のこと

    水産・流通のことをフーディソンの社員が綴っています 

  • 魚食エッセイ

    古代の魚食など魚料理にまつわることを社員が綴っています

最近の記事

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海から食卓へ。魚の流通を分かりやすくまとめてみました

はじめまして。飲食店向け鮮魚仕入ECサイト「魚ポチ」を運営しています、くさかべ(@tsnrblue)です。 フーディソンに入社し、はや7年……。私にとっては当たり前になった卸売市場の光景ですが、前職の先輩から「魚って当たり前に食べてるけど、どうやって値段がついて、流通しているのか全然知らない。たぶん世の中の人ほとんど知らない気がする。」と言われ、ハッとしました。 たしかに、7年前の私もそうでした。 普段当たり前に食べるこの魚は、どこで釣れて、どうやって値段がつき、どうや

    • 【進捗レポート】「シン・ブルーオーシャンプロジェクト」in島根県海士町

      こんにちは!フーディソン・PR担当です。 今回は「シン・ブルーオーシャンプロジェクト」で、10月15日~17日に島根県海士町(あまちょう)へ渡島したときの様子をレポートします! シン・ブルーオーシャンプロジェクトとは 今年6月にスタートした「水産資源を守るために藻場を再生する」本プロジェクト。近年、海水温の上昇や食害などが原因で、全国的に磯焼けや海の砂漠化が進んでいます。これは水産資源の減少につながる問題で、海士町近海でも、海水温の上昇やガンガゼ(ウニの一種)の発生によっ

      • 【イベント登壇レポート】NoMaps SOCIAL~"起業"から"事業"へ。「自分ができる事」の一歩先に進むには?~

        こんにちは。フーディソンnote編集部です。 9月12日(木)、札幌の街が舞台のイベント「NoMaps2024」にCEO山本がゲストとして登壇しました。本イベントは、「北海道・札幌からテック・エンタメ・クリエイティブで世界をめっちゃおもろくするフェス」と位置づけ開催されており、今回はCEO山本が登壇したイベント内のトークセッション「NoMaps SOCIAL」の様子の一部をお届けします。 ▼NoMapsについて 過酷な経験が起業の糧に 工学部出身でエンジニアになる同級

        • ユニティを開催しました!(2024.09)

          こんにちは!フーディソン広報チームです。 今回は9月24日(火)に開催したユニティの様子をレポートします! ▼ユニティとは? ▼過去のユニティの様子はこちら まずは恒例の新メンバー紹介・挨拶ユニティ冒頭では、7月以降にジョインした6名のメンバー紹介と挨拶がありました!新メンバーは入社時期・所属・氏名に次いで「好きな魚」を発表。それぞれの個性が現れる自己紹介となりました。 今回のテーマ『お客様とのつながり』魚ポチカスタマーサクセス・三宅さんとフード人材バンクセールスG・

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        記事

          企画と流通の力で、漁業に関わる人たちがサステナブルに働ける社会に【sakana bacca事業部 地方創生ディレクター 山本久美恵さん】

          フーディソンでは、「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げています。“食”をめぐる世界をより楽しく、持続可能なものにしていくために、その領域はこれからもっともっと広がっていくはず。 そのために欠かせないのは、一人ひとりが実現したいビジョンを大切にすること。「わたしのビジョン」は、社員メンバーたちのこれまでの経験を踏まえて、フーディソンで目指したいビジョンを語る連載企画です。 第2回は、sakana bacca事業部で地方創生ディレクターをつとめる山本久美恵さん。もと

          企画と流通の力で、漁業に関わる人たちがサステナブルに働ける社会に【sakana bacca事業部 地方創生ディレクター 山本久美恵さん】

          ユニティを開催しました!(2024.06)

          今回は6月25日(火)に開催したユニティの様子をレポートします! ▼ユニティとは?  ▼過去ユニティの様子はこちら 恒例の新メンバー紹介・挨拶ユニティ冒頭で新メンバーの紹介があり、今回は11名のメンバーを歓迎しました! 今回のテーマ『ビジョンの広がり』魚ポチバイヤー萩野さんとサカナバッカ事業部長木下さん、CEO徹さんがスピーカーとなって「ビジョンの広がり」トピックスを紹介しました。 フーディソンでは「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げています。そのビジョン

          ユニティを開催しました!(2024.06)

          北海道ホタテの新ルートを開拓。「中国禁輸のピンチをなんとかしたい」から始まったプロジェクト。 ベトナム加工から量販店へ販売するまでを振り返って

          「北海道に滞留しているホタテを、中国以外の海外で加工して国内消費できないか?」 フーディソンバイヤーが言い出しっぺとなり動き出した「北海道原料ベトナム加工ホタテ」プロジェクト。 発端となったのは、2023年8月24日に開始したALPS処理水の海洋放出でした。それに伴って中国が日本産水産物の輸入を停止すると発表し、国産ホタテが大きな打撃になったと連日メディアで報道されていました。 禁輸の影響によって国産ホタテに何が起きたのか? 私たちがどうやって国産ホタテの海外加工を進め

          北海道ホタテの新ルートを開拓。「中国禁輸のピンチをなんとかしたい」から始まったプロジェクト。 ベトナム加工から量販店へ販売するまでを振り返って

          【新卒インタビュー】水産流通現場をリアル体験。フーディソンならではの研修を振り返ってみました

          2024年4月、フーディソンでは初の入社式が執り行われ、3名の新入社員の方が入社しました。入社して1ヶ月間の研修期間は、豊洲の市場見学や魚ポチのある大田市場での出荷作業、飲食店への納品、鮮魚店サカナバッカでの製造、接客など...... 水産流通現場をリアルに体験するフーディソンならではの研修を経験しました。今回はその研修の振り返りを中心に、3名に入社から今に至るまでのインタビューを行いました。 ― まず、フーディソンを志望した理由、入社を決めた理由を教えてください 工藤:

          【新卒インタビュー】水産流通現場をリアル体験。フーディソンならではの研修を振り返ってみました

          僕のビジョンは料理人が料理に集中できる環境をつくること【フード人材バンク エージェント兼チームリーダー 青山さん】

          フーディソンでは「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げています。そのビジョンの領域はとても広く、これからも広がっていくもの。私たちは、ビジョンはこうなければならないと考えるのではなく、一人ひとりが実現したいビジョンがある世界観をとても大切にしています。「わたしのビジョン」は、社員メンバーたちのこれまでの経験を踏まえて、フーディソンで目指したいビジョンを語る企画です。 今回はフード人材バンクにて、転職エージェントとチームマネジメント業務を行う青山さんへ話を聞きました。

          僕のビジョンは料理人が料理に集中できる環境をつくること【フード人材バンク エージェント兼チームリーダー 青山さん】

          福島県水産資源研究所が取り組む「つくり育てる漁業」とは? 復興、そして持続可能な漁業を目指して【神山副所長インタビュー】

          「これからもおいしい魚を食べていきたい。」というのは、私たち日本人にとって共通する想いではないでしょうか。 近年、日本の漁獲量が大幅に減少しています。このまま進めば食卓から魚が消えるかも......。そんな声を耳にすることが多くなったように感じます。しかしそのような危機を乗り越えようと、持続可能な水産業界へとつなぐ取り組みも増えはじめています。 福島県相馬市にある福島県水産資源研究所。 福島県では復興に向けたさまざまな取り組みが行われていますが、ここでは福島県沖の海洋環境の

          福島県水産資源研究所が取り組む「つくり育てる漁業」とは? 復興、そして持続可能な漁業を目指して【神山副所長インタビュー】

          水産DXストーリー #6 商品コメント自動付与機能で食の安全とサービスの信頼確保につなげた話

          こんにちは! フーディソン エンジニアチームのtaka (@terumapy) です。今回は、フーディソンが運営するECサイト『魚ポチ』で採用している、商品の情報を漏れなくお客様にお伝えするための工夫について、少しご紹介できればと思います。 魚の情報を伝える難しさ膨大な情報のバリエーション 魚を売るとき、お客様に伝えなければならない情報はたくさんあります。産地や旬、適した調理方法など、そのバリエーションも多岐にわたります。その中でも特に重要なものは、お客様の安全やサービス

          水産DXストーリー #6 商品コメント自動付与機能で食の安全とサービスの信頼確保につなげた話

          オールインを開催しました!@大田市場

          3月26日(火)にオールインを開催しました。オールインとは全社一体化を目的とした半期に一回の全社総会。社員メンバーが集まり戦略理解を深めたりテーマに合ったワークショップなどを行います。 過去開催の様子はこちら 初となる大田市場での開催今回のオールイン開催場所は大田市場。大田市場では魚ポチの仕入れや流通に関わる社員メンバーたちが多く働いています。普段、勝どきの本社でデスクワークを行っている社員メンバーたちも今回は大田市場に集合し、いつもと違う刺激的な雰囲気で幕開けしました。

          オールインを開催しました!@大田市場

          水産DXストーリー #5 配送会社のシステム活用を工夫したら魚の出荷がうまくいった話

          水産物出荷業務の課題水産物流通ビジネスでは、商品を出荷するという業務が発生します。自社で配送までできるところもありますが、多くは配送会社のサービスを利用しているのではないでしょうか。 配送会社のサービスを利用する時、出荷情報の登録や配送状況の確認などで、各社が提供するシステムを使うと思います。その時、水産物流通の現場では以下のような悩みを抱えることも多いのではないでしょうか。 配送会社のシステムが使いづらい 出荷情報の登録や送り状の発行に用いる配送会社のシステムが使い

          水産DXストーリー #5 配送会社のシステム活用を工夫したら魚の出荷がうまくいった話

          【イベント登壇レポート】丘漁師会議~地域の海と消費地をもっとつなぐ~

          こんにちは。フーディソンnote編集部です。 1月30日(火)、丘漁師組合(組合長・水谷岳史)主催するトークイベント「丘漁師会議~地域の海と消費地をもっとつなぐ~」にCEO山本がゲストとして登壇しました。本トークイベントでは、生産者から仲卸業者、飲食業者など「海から飲食店へ水産物をつなぐ」プロフェッショナルたちや大学教授、メディア関係者がゲストとして集まり、それぞれの立場から視点から現場で起こっていることや課題などを共有しあい、どうやって繋がりを深めていくかを考える会となり

          【イベント登壇レポート】丘漁師会議~地域の海と消費地をもっとつなぐ~

          水産DXストーリー #4 需要予測システムを水産物流通に活用している話

          こんにちは。フーディソン エンジニアチームのtakaです。今回は、フーディソンが行ってきた水産物流通における需要予測の取り組みについてご紹介します。 需要予測を水産物流通に活かす自社の提供するプロダクトやサービスの需要を予測する取り組みは、さまざまな分野で行われています。需要予測は仕入れや生産、販売、人員配置などの計画策定を大きく左右し、企業活動の成功に大きく貢献できる可能性を秘めています。その活用対象は、フーディソンが取り組んでいる水産物流通分野も例外ではありません。

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          気仙沼市デジタル水産業推進協議会のアドバイザーにCEO山本が就任しました!

          こんにちは。フーディソンnote編集部です。 嬉しいお知らせがあります。このたび、CEO山本が気仙沼市デジタル水産業推進協議会のアドバイザーに就任しました! 気仙沼市デジタル水産業推進協議会とは?気仙沼市デジタル水産業推進協議会(会長・斎藤徹夫気仙沼漁協組合長、以下当協議会)は、漁業・水産業が抱える「不確実性」をデジタルの力で低減していくために、2023年5月に立ち上がりました。気象や海洋に影響される漁は先行きが予想できないため、魚市場の水揚げ量だけでなく、加工や流通などで

          気仙沼市デジタル水産業推進協議会のアドバイザーにCEO山本が就任しました!