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【やさしいレシピの書き方ー準備編ー】

こんにちは。

みなさんこんにちは。
FOOD STORY PROJECT 代表Lisaです。

自己紹介をすると必ずと言っていいほど聞かれることが

「フードコーディネーターってどんな仕事ですか?」

ということです。

「食に関するなんでも屋」

そう言うことが多かったのですが

もう少し言い換えると

「商品を作って、売るまでのことをなんでもサポートする食のプロ」です。

サポートする食のプロというのが、特徴かと思うのですが、その話は長くなりそうなので別の機会に。

レシピはおいしいに向かう地図

今日は、フードコーディネーターの仕事のひとつ

”レシピを書く”ことについてお伝えします。

私のタイムラインはいつも誰かのレシピで溢れています。

おうちにいることも増えたので、SNSでレシピを目にする機会もぐっと増えました。

アプリを開けばyoutube/kurashiru/cookpad...

雑誌を見れば料理通信からオレンジページまで枚挙にいとまがない情報で

溢れています。


そして私自身も毎週メニューを作る中で10以上のレシピを書いています。

こんなにレシピがあっても、

レシピを見ても、その通りに出来上がらない。

レシピを見ながら料理をするのが面倒臭い。

レシピへの悩みは日々尽きないですよね。

本来、レシピは料理を楽しく作るための地図ガイド)です。

そこで、自分の作ったおいしい!を伝えるための地図について考えてみました。

まずはこちらを

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鶏のからあげのレシピです。

からあげ、好きですか?

茶色いものを愛する党としては外せない日本の味ですね🇯🇵

私は大好きな母の料理のひとつで初めて覚えた母の料理がからあげでした。

それではこちらを見てみてください

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どこが違うでしょう…

間違い探し、START!

違いがわかるように、写真は同じで内容だけを変えています。

実はこのレシピは私自身がレシピをなんとなく書いていた頃と、わかりやすいレシピを勉強して書いた違いです。何も知らなかったころはレシピを書き上げるまでに何時間もかかっていました。

100個あれば100通りのレシピがあるとは思うけどせっかく作るなら、作りたい!と思ってもらえるレシピを書きたいし、美味しく作れた!というレシピであってほしい。
正解や間違えがあるわけではないけれど、繰り返し使えってもらえるレシピを作りたい。

これまで1000以上のレシピを作ってきた中でレシピの書き方のコツをお伝えしていきます。

noteで書くレシピの書き方も合わせてお伝えします!

レシピの書き方-目次-

レシピの書き方について全5回に分けてお伝えしていきたいと思います。

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✍️レシピの書き方を分解すると

✔︎準備…誰に向けて何に使うもの?
✔︎基本の書き方

✔︎材料の書き方
✔︎作り方の書き方
✔︎実際に書いてみよう
✔︎写真の撮り方(番外編)

こんな内容でお届けします。

これを読んでみて

「レシピが書きやすくなった」

「レシピを書いてみようと思った」

そんな風に感じていただければ嬉しいです。

【本編】レシピの書き方ー準備編ー

前置きが長くなりましたが本編に入ります。

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1.届ける人と使い方を決める


まずはこれがすごく大事。

今から書くレシピは

①自分用

②SNSで公開する用

③お店の商品としてのメニュー

どれになるでしょうか?

今回は②について深く掘り下げていきます。

自分ではない誰かが、レシピをみてお家で再現する場どのようなことに気をつけたらよいでしょうか?

今回ゴールとして目指すのは

✔︎間違いなく作れること
✔︎初めて作る人でも読みやすいこと
✔︎家にある材料でできること

この3つです。

作っている途中で

「入れ忘れた〜!」

作る前から

「うわ…難しそう。(そっと閉じる)」

やる気はあったのに

「材料が手に入らない〜!」

こんなことがないように。

2.文調を揃えよう

届けたいイメージを決めたら早速書いていきましょう!…と、その前に

レシピの文調は揃えるために

ですます調

だ・である調

どちらからに揃えると読みやすいレシピになります。

例えば、

ですます調

白ごはん.com

noteレシピだと

週3レシピの山口祐加さん

樋口直哉さん


だ・である調

栗原はるみさん

川上ふみ代さん

土井善晴さん


変化球のイラストつきのレシピは

平野レミさん

3.フォントや文字サイズや単位は揃えよう

ネットでレシピを書くことが多い中、気になるのがフォントの統一や文字サイズ

フォントは材料と作り方で統一する

材料表記は大文字小文字も統一をする

明朝体、ゴシック体…

3グラム/3グラム/3g/3g…

cc/ml/L/g/kg…

細かいですが、揃えることで見た目も整い作るときの間違えを減らせます。

4.タイトルのつけ方

これも読み手に合わせて簡潔な表現が良いのか、ポップな表現が良いのか見極めたいところです。

今回例に挙げたからあげも

からあげ

国産鶏のからあげ

自家製からあげ

にんにく醤油の鶏のからあげ

失敗知らず!定番鶏のからあげ

秘伝のからあげ

冷めても美味しいジューシーからあげ

など、いろんな表現ができます。

今回は、レシピをみて家庭で作ってもらうイメージだったので味を想像

しやすい「にんにく醤油の鶏のからあげ」にしました。


次回は材料の書き方についてお話しします。

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