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自己分析って何?どうすればいいの?就活初心者の方向けに解説します!

こんにちは。
23卒で就職活動をしていた、食品太郎です。

志望業界は、食品業界です。
食品業界での内定先は、大手製粉、大手乳業です。
(どちらの企業の商品も全国のスーパー、コンビニに並んでいるレベルです!)

倍率が高い業界でしたので、死に物狂いで就職活動をしていました。
そこで得た知識を私より下の代の方に共有できればと思い、noteを書いています!

本日は、就活において非常に重要な自己分析について解説します。
自己分析は、インターンの時期から内定後、就職先を決めるまでの全ての段階で必要です。
したがって、ドリブル練習や、キャッチボール、音階練習等と同じ、就活の基礎中の基礎と言ってもいいでしょう。

また、前回の投稿で、業界を絞る理由に関してもお話ししていますので、お読みでない方は以下のリンクよりぜひご一読ください。


自己分析は、本当に様々なやり方がありますが、私が実践していたやり方をお伝えいたします!
それでは、第三稿、よろしくお願いいたします!

そもそも、自己分析って何?

自己分析は、文字通り「自分を知ること」です。
幼少期から、大学まで、自分がどのような状況でどのような思考をするのか、
少しずつ紐解いていく必要があります。

自己分析の質が悪いと、ESや面接が通過しにくくなるばかりか、将来的に会社とのミスマッチを発生させる可能性があります。

なぜ自己分析が必要なの?

私は就活を通して、大きく3つの理由があると感じました。
以下、それぞれ解説してきます。

社会と自身の接点を探すため


どういうことやねん!という感じですが、自己分析をすることで、自分がどういう職種に合致しているかが見えてきます。
自分は、大手向きか、ベンチャー向きか、公務員向きか、法曹向きか、、、
といった具合です。
ここでは民間にフォーカスしてお話しします。

例えば、非常に行動力が旺盛で、問題があればとにかく動いてみる性格、そして、周囲との競争が好きな学生がいるとしましょう。

こういう方は、積極性や行動力を重視し、個人のパワーを必要とするスタートアップ、ベンチャー企業にマッチしているのだと思います。
また、大手企業でも若手に大きな裁量を与える企業と合致しているでしょう。

逆に、日系の老舗大手企業は、規模が大きい故に、仕事のスピード感が遅い企業が多いです。
そして、トップダウンの色を残す企業も多く、若手がやりたい!といった事業も上司や役員が許可を出さないことには実行に移せないでしょう。

以上のことから、上記のような性格を有する方は、入社ができたとしても、日系大手企業では働きにくい環境ではないかと考えます。

上記のように、自己分析で自分の性格を知ることで、自分がどのような形態の企業とマッチしているのかを探ることができます。
日系大手企業の中でも、業界内において、シェアが大きくない企業の場合は、挑戦的な企業も多いので、自己分析を重ねて最適な企業形態を見つけてください。

業界、企業と自身の接点を探すため

上の内容と被ってはきますが、性格のマッチする企業形態を知った上で、業界や、具体的な働き方などを検討していく必要があります。
業界によって、働き方や、社員の方の人柄も大きく変わってきます。

前回の投稿で業界の選び方についてはお話ししましたが、本稿では自己分析を基にした業界選びの必要性をお伝えします。

体験談ですが、私は、大手証券会社の4daysインターンシップに参加しました。
4日間、まさかの休憩ゼロでした笑。
また、1日目が終わると、翌日のための予習として、実務で使用される資料がPDF書類50枚位で送られてきたときは、正直泣きそうになりました笑。
そして、グループワーク自体もなかなか終わらず、4日間とも深夜2時ごろまで作業、、、

4日間を通して、成長できた実感はありましたが、非常に苦痛の4日間でした。
しかし、この企業、年収はめちゃくちゃ高いです。

私は、ワークライフバランスを重視したい性格でしたので、年収はそこまで高くなくていいから、ホワイトな業界に入社しようと決めていました。

そのため、このインターンシップから、証券会社をはじめとした金融機関の志望度は低くなりましたが、インターンで知り合った友人の1人は、
残業してもいいから、年収が高く、成長できる企業に入りたい!
という思いから、この証券会社への志望度が高まったそうです。

このように、自分の中で、何を重視するかや、性格によってに合う業界も変わってきます。
年収か、自分の時間か、将来性か、知名度か、、、
厳しい指導がいいのか、緩めの環境がいいのか、、、
枚挙に暇がありませんが、皆さんの重視するものを見つけ出してください。
この、重視するものが、いわゆる就活の軸というものです。
皆さんの軸に合致する業界、企業をゆっくりでいいので探していきましょう。

自分のセールスポイントを洗い出すため

これが自己分析において最重要かなと思います。
就職活動において、企業は時間や費用という対価を支払って採用活動をしています。
そのため、心の底から欲しい!と思える人材を探しています。
なので、自分の魅力を企業に最大限伝え、欲しい!と思ってもらう必要があります。
そのために、自分の強みをはじめ、企業に売り出す魅力を予め発見しておく必要があるのです。
自己の魅力の探し方は次の章で詳しくお話しします。

自己分析ってどうやってやるの?

それでは、実際に自己分析はどうやるのか、おすすめの方法を解説します。
本当に、自己分析のやり方は沢山あります。ここでは、私が実際に行ったおすすめのやり方だけをお伝えします。

面接の想定問答集を作る

これが最も手っ取り早い自己分析だと思います。
ワンキャリアに過去の面接の質問が沢山掲載されているので、それの質問に対してどう答えるかを考えるという至ってシンプルなやり方です。

自己分析をしない上では、質の高い面接をすることはできません。
面接は、その人の人柄を知るという意味合いでも行われるので、自分自身をうまく伝えられないようでは、面接も突破できないからです。

そのため、ワンキャリアを見てみると、志望動機や業界に関する質問と同じかそれ以上に、学生の内面を問う質問も多くなっています。
そのため、過去の面接に質問の1つ1つ答えていくだけで、自己分析に直結します。

この時、回答に対して一貫性があり、自分の人柄を十分に理解できるかを常に念頭に置きながら回答を考えるようにしてください。
理由は、前述の通り、企業は対価を支払って採用活動をしている以上、人柄が判断できない場合は、不採用にせざるを得ないためです。
実際、面接の不合格者の8割ほどは、人柄がわからないために不合格になるそうです。

なので、沢山の魅力を伝えるよりかは、少ない魅力を複数の根拠から説明する方が面接は通りやすいです。

以上のことから、まずは面接の質問に対する回答集を作ることがおすすめです。
私は、wordに全ての質問と回答を書き出し、定期的に見返していました。
文字に起こすことで、一貫性を保つことができているのかのチェックもできるので、おすすめです。

自分史の作成

記憶のある幼少期から、現在まで、事細かに何があったかを書き出して行き、それぞれの出来事に対し共通点を見つけ、自分の内面を洗い出す方法です。

作成するのみでは、自己分析になりません。自分の行動に共通点を見つけて性格を知ることに意義があります。

ただただ自分の過去を振りかえるというだけのやり方ですが、書き出してみると、以外に自分の行動には年齢は違えど共通点があることに気づきます。

例えば私は、

どうぶつの森で金の釣竿が欲しい!と思い、毎日30分というゲームの制約のもと、毎日ゲーム内の日時を調整した上で、計画を立ててプレイし、金の釣竿を入手。

小学校の頃、地元の相撲大会でどうしてもメダルが欲しく、6年間挑戦し続け、6
年生でついに銀メダルを獲得。

高校1年生の春、部活動のレギュラーに入ると決意し、3年生を差し置いてレギュラーに入り込む。

高校1年生で志望した大学に入学するために、日々の勉強時間に計画を立てて勉強。見事合格。

大学で、GPA3以上を掲げ、見事3.2を獲得

以上のエピソードから、「目標を掲げて努力をし、達成できる力」が備わっているということに気づきました。

強みは、複数のエピソードを求められることが多いので、少なくとも5つのエピソードを用意しましょう。用意できない場合は強みではないと言って良いでしょう。
些細なことでもいいので、様々な情報を書き出してみましょう。

また、強み以外にも、自分の経験から共通点を探す事で自分の性格を知ることができるので、ぜひ実践してみてください。

モチベーショングラフの作成

非常にメジャーな方法です。
幼少期の頃から現在まで、気分の上昇下降をグラフ化し、それぞれ心境の変化があった箇所について、なぜそのような変化があったかを掘り下げていくやり方です。そして、共通点を見つけ出し、自分の性格を洗い出していくやり方です。

例えば、私の場合は

家族に褒められた際
部活動で優秀な成績を残した際
大学に合格した際
先輩を差し置いてレギュラーに入った際

などに、モチベーションが上昇することがわかりました。この3つを言い換えると、周囲から認められることに嬉しさを感じ、自分の原動力につながるとわかりました。

また、

仲良しの友達が中学受験で他校に行った時
しんどかった部活動だけど、いざ引退する時
コロナウイルスで友人と会えない時

などに、モチベーションが下降することがわかりました。
このことから、自分は沢山の友人と一緒に行動し、話すことが必要不可欠な人間だと分かりました。
よって、チームワークや、優しい人柄の方が多い企業を探していました。

このように、モチベーションの動きを調べ、共通点を見つけ出し、自分の性格がどのようなものかを見つけ出して行きましょう。

最後に

本日は自己分析に関してお話ししていきました。自己分析は、やり方が非常に多いことから、多くの学生が露頭に迷いがちです。
効率よく分析するためにも、私は上記3つを実践することをお勧めします。

自己分析の質次第で、就活の質も変わってくるので、一緒に頑張って行きましょう。
やり方がわからない場合は、コメントをくだされば、随時アドバイスをいたします。
本稿も好評でしたら、次回は、 ESの書き方についてお話しして行きます。
フォロー、スキをよろしくお願いいたします。


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