口コミは重要だが、そもそも口コミって増やせるの??
口コミと聞くとTwitterやInstagramやYouTubeを思いだす人がほとんどです。
なぜならば、人気のバロメーターだからです。
YouTube動画などでは、動画のなかであからさまに“高評価お願いします”、“チャンネル登録お願いします”と言ってくる。
それに対して、ポータルサイトの口コミは自然発生するものと思い込んでいる様子があります。
これが、大きな勘違いです。
このSNSやYouTubeと、Googleビジネスプロフィールや飲食ポータルサイトの口コミ発生メカニズムが違うからです。
TwitterやInstagramやYouTubeでは、消費者が能動的に記事を閲覧しています。
しかも双方向チャンネルです。
多くはファンが閲覧しています。
テレビのように勝手にCMが流れているのと違います。
なので、高評価ボタンを簡単に押してくれます。
これに対して、Googleビジネスプロフィールや飲食ポータルサイトの口コミ発生は評価をしてあげる、コメントするという手間がかかってきます。
この違いを、“手間がかかること”と表現しても良いかも知れません。
つまり手間がかかることをお願いしない限り、口コミは増えません。
1.口コミは自然発生しない、まずはお願いすること
口コミの自然発生では、コンマ以下の%でしか口コミは発生しません。
1000人に一人です。
口コミが趣味の“ローカルガイド”や“ベストコメンテーター”は別人ですが・・・。
つまり、自然現象に任せるのでなく、店内でアンケートをお願いするのと同じ感覚で、口コミ投稿サイトに誘導しないといけません。
お客様の声をお願いするミニポスターやQRコードで簡単にアクセスする仕掛がないといけません。
SNS口コミと違い、ひと山越えてもらう手間をお願いしないといけません。
ポイント:まずは、口コミをお願いする仕掛がスタートである
2.店内活動でのみ、口コミは発生する!
口コミの発生メカニズムを分析すると、二通りあります。
一つ目:思ったより良かった、感動した。感謝の気持ちのお礼にコメントをしてあげる。
二つ目:期待していたのに残念だった、ここが気になる点なので是非、店に伝えたい、改善をお願いしたい。
つまり口コミは店内での料理やサービス提供による、店内活動のみから発生します。
決して広告が気に入った、ポータルサイトのイメージ写真が素晴らしい・・・なんていうことはありません。
店内で発生した“感動と残念が口コミ”となっているのです。
店側の店内の料理やサービスに対する改善点のご指摘が満載です。
この対策ができれば、集客アップにつながります。
再来店率のアップや紹介客の誘導につながります。
口コミから店内活動を総点検しよう。
ポイント:口コミ評価点や件数UPが目的でない、最終目的地はリピーター確保と紹介客の誘導である
《関連記事》店舗型ビジネスにおいて口コミ評価の悪い店は、ネット上から消えていく!
教 訓:
◉口コミは店内活動の重要な要素である、口コミ依頼をしよう
◉再来店率のアップや紹介客の誘導のため、口コミを総点検しよう
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