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国産白トリフ

佐伯市地域おこし協力隊に着任してちょうど1ヶ月が経ちました。「もう」なのか「まだ」よくわからない程、色々なことがありました。
着任式のケーブルテレビ取材、佐伯市のスポーツイベントとしては最も重要とも言える「ツール・ド・佐伯」、JR九州が世界に誇る豪華宿泊列車、「ななつ星」外国人乗客のアテンド、造船の街でもある佐伯の大型タンカーの進水式、地元防災関係省庁の方々との懇親会、観光庁インバウンド関係のセミナー参加、在別府の立命館APU大学学生向けのアドヴェンチャーツーリズムモニターツアー、地元のホテルや民宿など宿泊施設への挨拶回り、など、など。
 
福岡に九州・沖縄 観光・宿泊外食産業展にもお邪魔しました。佐伯から車で片道3時間半ほど、九州一の都会である福岡まで、東九州自動車道を通って佐伯市役所職員の方々は結構頻繁に出張するようです。ちょうどプーリアの地元チステルニーノから南イタリア最大の都市、カンパニア州のナポリへ行くような感覚です。
 
この展示会は、石川編集長が書かれているように農泊DXや第一次産業と観光/飲食の繋がりについて色々と示唆を受ける展示がありました。
その中で私が一番興奮したのは、国立研究開発法人 森林総合研究所 九州支所のブースで栽培に初めて成功したという国産白トリフに出会ったことでした。
白トリフといえば北イタリア、ピエモンテ州のアルバが有名です。毎年秋の季節が旬の白トリフ、現地でも6000ユーロ/1kgもの値がつく事もある高級食材です。厳密に言うとイタリアで自生する種類の類似種で日本版の白トリフと言うこと。
香りや大きさなどはイタリア産のものと比べると率直に言うと見劣りするのですが、イタリアでもまだ成功していない白トリフの栽培に成功したというのはビッグニュースです。まだ商品化される段階ではありませんが、今後も注目して行きたいと思います。
「日本の研究/技術力が世界の常識を変える」と言う視点では、佐伯でも盛んな水産養殖分野の分野でも海外との繋がりがもっとできるのでは、考えています。
 
大分自動車道の下り山田サービスエリアには佐伯市観光協会が行っている福岡、宮崎を含め周辺都市からの誘客キャンペーンの「旅っちゃ」が設置されています。
「旅っちゃ」とはカプセルの中に佐伯市民が選んだ飲食店で使える「まち推しグルメ」のお食事券が入ったガチャガチャです。福岡からの帰り、運試しにガチャっとしたら、なんと、500円で3000円分のお食事券が当たりました。
運の神様が「佐伯で頑張ってね☆」と応援してくれているようで嬉しくなりました。
 
大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi
 
メール・アドレス
minako@da-puglia.com
 
大橋美奈子さん経歴
 
 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
 そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をし、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。
 
 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。
 
 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater
 
 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。
 
 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。
 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。
 
有限会社ダプーリア 
http://www.da-puglia.com/
 
大橋美奈子プロフィール 
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html
 
プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E
 
ダプーリア
大橋美奈子

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