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ラブレター Chapter2『I witness you』
私は孤独を好む人間だ、と他者から評される。
私としては群れで行動することが苦手で、それを避けた結果なのだけれど。
なにも最初からそうだったわけではない。
小中学生の頃は活発な部類の人間だったし、その頃は友人もクラスに複数人存在していた。
変わったのは高校生になってから。思春期を迎えて新たな環境に移ったことで周囲の人間の関わり方が一変したのだ。異性を意識した関係が増え、ヒエラルキーが色濃く反映され
ラブレター Chapter1『罰』
これは2023年1月に私の前から消滅した親友へ贈る手紙です。
もしかしたらこの手紙が親友の目に触れる機会は無いかもしれない。
役割が果たされることなく一生電子の海に漂うことになるかもしれない。
それでも、私の気持ちを記録するためにここに記します。
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親愛なる友人へ
別れの日の朝あなたが言っていたことのように、私のあなたに対する感情は次第に薄れゆくだろう。あなたではなく、あなたとの思
感謝を、嫉妬を、羨望を、憎悪を、愛情を、伝えたいのにそのどれもが言葉にならない。伝えたい想いはあるのに適切な言葉が見つからない。
感情を言葉にせねば。今。今。今。
私というキャラクターは
私は人との会話が苦手である。
特に親しい人との会話は。
だって、何を話して良いのか分からないんだもん。
私は普段インドア派なので、人様に話せるような体験談や話題を数多く持っている訳ではない。数少ない体験談を話したところで、その話題は2回目に会った時には既に消化されているため使えない。
結果、話す事が無くなる。
何回も顔を合わせる人程会話が少なくなっていくのだ。
よく話術を鍛える系の本で聞き手に回れ
初めてドラマ観終えた
歳をとるごとに新しいことに挑戦するのが億劫になっていく。しかし、一歩踏み出すと大抵の事は良かったと思えるので多少の挑戦心は大事だと思っている。
先週、またひとつ人生における「初めて」を卒業した。蒼き空が広がる初夏の平日、茹だるような暑さに嫌気がした私は仕事を休んだ。もといサボった。外に出る気が起きないので、今日はドラマを最終話まで観てみようと思い立った。
私はドラマを全て観た経験が無かった。だっ
『この作品、おもんね〜!!!!』
近年、様々な分野でサブスクリプション制度が取り入れられていることを耳にするようになった。
それは物事に対して質よりもコスパを求める人が増えたからだと勝手に思っている。
様々な情報が簡単に手に入る現代、自身で情報の取捨選択をせざるを得なくなった現代では、己の知見を深めるために様々な知識を吸収することが難しくなったように思う。
情報の取捨選択をするために必要な情報もまた増えているからだ。
何言ってるか