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フォントかるたドイツ紀行/シュピールエッセン編
グーテンターク!(ドイツかぶれ感)フォントかるた2号です。
2022年の末に念願の『フォントかるた 欧文版』を完成させたわたしたちは、スーツケースいっぱいにかるたを詰め込んで、2023年10月1日〜11日ドイツに行ってきました。その様子をいくつかの項目に分けてnoteで書いていきたいと思います。
今回は、ドイツ行きの目的である『SPIEL ESSEN 2023』の様子をレポートします。
SPIEL ESSENとは
SPIEL(シュピール)は、ドイツ語でおもちゃのこと。ESSEN(エッセン)はドイツの都市。SPIEL ESSENは、毎年エッセンで開かれている世界最大規模のボードゲームの見本市です。
SPIEL ESSEN 2023は、85か国から193,000人が集まり、62,500平方メートルの総面積に、新製品が1,700タイトルを超えていたそうです。
日本のゲームマーケット2023春の場合は22,000人、17,760平方メートルとのことなので、延べ人数で約8.8倍、面積は約3倍というところですね。
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エッセンについて
エッセンはドイツの西にある、人口約58万人の都市です。かつては工業と石炭で繁栄した土地で、地名のエッセンの語源も溶解炉に由来しているのだとか。市の北部には、ツォルフェアアイン炭鉱業遺跡群があり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
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JAPON BRANDの一員として
今回わたしたちフォントかるたからは、2号と4号の2名がSPIEL ESSENに参加しました。自力でブースを出すような力はもちろんありません。
日本のボードゲームを海外に紹介する活動を行っている、一般社団法人のヤポンブランドにお世話になりました。
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ヤポンブランドさんのブースでは、今回参加したゲーム11タイトルを展示し、試遊卓を4つ並べて遊んでもらうこともできました。
ゲームを詰めてたスーツケースを持って、まずは設営日です。
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そしていよいよ開幕。初日は事前に調べてきていたお客さんが、オープン前から列を作っていました。初日のうちに売り切れるゲームも!
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ヤポンブランドで出展した他のゲームはこちらから↑
試遊とゲームの販売
フォントかるたも、それ以外のゲームも、見てもらって遊んでもらって知ってもらうことが目的です。特に初日の売り上げがイマイチだった🤣フォントかるたは、試遊卓をたくさん使わせていただいたので、かなりの時間、そして多くの方に試遊してもらうことができました。
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フォントかるたは、日本でも「無理ゲー」だとか、「鬼ムズ」と言われていましたが、実際にプレイすると意外と取れるもの。そして遊びながらフォントを覚えていくことができるゲームです。それはドイツでもまったく変わりませんでした。また、欧文フォントは普段よく使われている方々なので、日本人よりもたくさん、とても詳しくご存知の方が多かった印象です。
「デザイナーなので」とか、「彼氏がデザインの仕事をしているの」などと言って買っていかれる方も多かったです。それも日本と同じでした。
世界のボードゲーム
基本的に出展中はずっとブースにいた我々でしたが、最終日は早めに撤収したので、他のブースも探索することができました。
ボードゲームだから当然かもしれませんが、全体的にファンタジーや歴史もののゲームの数が多かったようです。世界観が大事なんだなと思わされました。それ以外に目立ったのは、日本モチーフのゲームです。歴史からアニメ、ポップアートまでさまざまな「日本」がありました。
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出展を終えて
初めてのドイツ、初めての海外出展、初めての…ばかりだったので、行く前はとにかく心配ばかりしていましたが、SPIEL ESSENはとにかく楽しかったです。我々のカタコトの英語でも、一生懸命聞いてくれてゲームを遊んでくれて、面白がってくれて。ヤポンブランドの皆さんのサポートも、本当にありがたかったです。
ボードゲーム好きなら、一度は訪れてみたいイベントであることは間違いないし、ゲームを作っている人ならぜひチャレンジしてみてもらいたいと感じました。準備や費用は簡単ではないけれど、度胸と経験が手に入り、楽しいことは間違いありません。
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「かるた」の説明が難しかったことや、どんな準備をして臨んだのか(たいへんだったこと)、また旅行の交通についてなど、他のテーマも追々書いていきたいと思います。
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![フォントかるた制作チーム](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14354494/profile_ac21ab088c37f8810e4d78839f639c76.jpg?width=600&crop=1:1,smart)