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温かなイラストにいやされる!お腹がすいてくる漫画5選
飯テロ注意!
疲れた日こそ眺めたい、優しい世界。
美味しそうなご飯と温かなイラストにいやされてみませんか?
この場所で食べるごはんが一番好きかも
好きがいっぱい詰まった部屋は落ち着きます。帰ってきたときにほっと一息つけるお部屋は理想ですよね。
そんな自分の好きな場所で食べるごはんは、きっと一番おいしくて、心も体も満たされるはずです。
■『家が好きな人』/井田 千秋
![](https://assets.st-note.com/img/1718522610882-bZF4QlP6OP.jpg?width=1200)
イラストレーター《井田千秋》が贈る、温かい日常を家と共に描くオールカラー コミック&イラスト集です。
雨上がり真夜中のキンとした空気
一緒に吸い込む甘い甘いココアは
ちょっとワルい味がする
素敵なイラストで描かれる、5人の女性の日々の暮らし。おのおの好きなものを詰め込んだ部屋は仔細に書き込まれていて見応えがあります。こだわりのごはん、ついついしてしまうずぼらな習慣。
愛嬌たっぷり、読んでいてほっこりする作品です。
おうちでのリラックスの仕方、 ちょっと幸せになる方法。今日から取り入れたい家での過ごし方がたくさん載っています。
好みの違うそれぞれのお部屋は自分がつくりたい部屋を想像する参考になりました!
いつも元気でなくてもいい
落ち込んでいるときにそっと寄り添ってくれるような本です。憂鬱なとき、哀しいとき、無理に明るく振る舞ったりしてもその気持ちがなくなるわけではないですよね。そんなときは感傷に浸ってていいし、寝てもいい。少し前向きになれたなら、お菓子を作ってみようと思える1冊です。
■『眠れぬ夜はケーキを焼いて』/午後
![](https://assets.st-note.com/img/1718522631298-nhk2yRURVw.jpg?width=1200)
第8回料理レシピ本大賞コミック賞受賞!
X(Twitter)で人気の作家《午後》が送る、眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイです。
「無駄なんかじゃない 人生に必要な余白だ
どの時間が欠けてしまっても きっと今の私にはならなかったのだ」
時折、自分って今何しているんだろうと思うことがあります。もっと身になることをすればいいのに、これって何の役に立つのだろうと。
でも、役に立つことや効率ばかりの人生もつまらない。これまでの短い人生でももっと遊んでおけばよかったと思うことはあります。そのときにしか味わえない楽しみを逃さないように生きたいですね。
ふたりなら笑って転べる
違っていてもいい、違うのがいい。人の個性を大事にして、尊重する。
すてきな人間関係の築き方だと思いました。性格や好みが違っても、人と仲良くなる方法が描かれています。
■『パンが焦げてもふたりなら』/たな
![](https://assets.st-note.com/img/1718522644913-6L0fGXT64d.jpg?width=1200)
気づかい屋と楽天家、凸凹夫婦のおいしい生活。美味しいそうなご飯がたくさん出てくるふたりの日々のおはなしです。
「知っても慣れてもこれからも色々ありそうです」
はーさん、ひーさんの好みやこだわりもそれぞれ詳細に書いてあり、つい登場人物同士、私自身とも比較してしまいます。料理一つとっても、好みの味があって千差万別で正解がない。答えのでない問題を好ましい相手と語り、分かち合うのは楽しいですね。
元気を取り戻す温かい夜食
ただお疲れさま、ごはん食べてね、と言ってくれる世界観に救われます。しゃべる食材たちのイラストがかわいいです。疲れた人に読んでほしい心温まる絵柄とゆるいキャラクターたちが魅力的です。
■『疲れた人に夜食を届ける出前店』/中山 有香里
![](https://assets.st-note.com/img/1718522657722-WszTPmfFWa.jpg?width=1200)
第10回料理レシピ本大賞コミック賞受賞!46の夜食レシピつきコミックです。
「健康に闇落ちしなさい…」
世話焼きで、健康第一の魔王さまが出てきます。新しくできたスーパーに行くのが好きな庶民派なところが面白いです。部下の引きこもりがちな青年の母親に彼は立派な人間です、とはっきり言ってくれるところ、普段はおすすめしないラーメンを食べに連れて行ってくれるところ、とてもいい上司です…
名作と食事を味わえる
グルメがテーマではない小説も食事の描写には作家の個性が出ると思います。食事時の記憶、好み、食べ方、重要度は人それぞれ。育ってきた時代や環境、価値観に大きく影響を受けています。小説や作品を通して、人の日常や変なこだわりが見られるのは面白いです。
■『ハラヘリ読書』/宮田 ナノ
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古今東西の名作に登場する美味しそうな食べものを、食いしん坊の作者独自の目線で語るコミックエッセイ。
遠い存在だった文豪や、物語の登場人物たちが、いつの間にか身近に感じられる名作レビューエッセイです。
「文章上の味覚体験は、時に本物の味覚体験を沈黙させてしまうほどの力を持つのです―」
素晴らしい作品は五感に訴えてくる文章力があります。白黒の印字を目で追っているだけなのに、口の中にその味が広がって、味わっているような気がしてくる・・・。想像力をかき立て、お腹を空かせてくる文章は名作と言われるのも納得します。
本を読んでおなかがすいたら、実際においしい物を食べて、自分を甘やかしてくださいね。
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