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コミュ障の電話対応術①会話が苦手な私がする2つのこと
どうも、みつばです。
小規模飲食店の事務をやっています。コミュ障な私の体験談が何かのヒントになれば幸いです。
私は電話が嫌いだ。
そもそも、人と話をすること自体が苦手である。話を広げることが難しいと感じ、不自然な間や会話のリズムがスムーズに取れない。
連絡方法は電話よりメール派だ。
電話対応についての詳しいノウハウは調べればいくらでも出てくるので、そちらを参考にして欲しい。この記事は、あくまで私の体験をお伝えしたい。
人と会話する事は避けて通れない
どんな仕事でも人とのコミュニケーションはいる。前職の清掃員でも、仕事の指導を受けたり、分からない事は確認が必要だった。
「話すこと」は生きていく上で避けて通れない。物事を円滑に進める為に必要なのだ。
そんな事は分かっている。
頭で理解していても上手く会話できないから苦手なのだ。
不登校の人と同じだ。
学校に行く、行きたい、行かなければならない。頭で分かっていても、それができない。
だから悩むのだ。
精神がそうする事を拒絶する。
どうして私はあちら側の人間じゃないのだろう。
これまでの人生で100万回悩んだ。
「話す」というコミュニケーションはどこまでも高い壁だった。
この壁と幾度となく向き合った。
どうにか自分で対処方法を見つけなければならない。そこで私は会話によるコミュニケーションを、大きく2つに使い分けることにした。
①目的達成のためのコミュニケーション
ぶっちゃけ、ほぼこれで通用する。
確認したいこと、報告したいこと。
ゴールが決まっている内容であれば会話は苦ではなかった。ダラダラと会話する必要がないからだ。
仕事に関する事なら相手も答えやすいし、こちらもある程度会話内容をイメージできる。
業務連絡はこの方法だけでいい。
目的を達成すれば会話は終了できる。
「〇〇について、キミはどう思う?」
それだけでは対処できない場面も出てくる。
それが、意見を求められた時だ。
こればかりは自分の考えや思いを言う必要がある。この場面に出くわした時は、素直に自分の考えを伝える。
上手くいくポイントは、相手からの評価を考えないこと。顔色をうかがってしまうと自分の言葉ではなくなる。
否定的な意見でも私はストレートに答えた。その方が緊張しなかった。
②仲良くなるためのコミュニケーション
私が一番苦手なのはこのコミュニケーションだ。
いわゆる『陽キャ』がこのたぐいに当たる。(と思う)
飲み会
懇親会
親睦会
ママ会
etc
集まってみんなと仲良くお話ししましょう。会話を通して親睦を深めましょう。
社交性のある人はこれで成功する。
人はひとりでは成功をなし得ない。周りの人を助け、助けられながらその縁を大切にする。
関西人で言うところの「儲かりまっか」「ぼちぼちでんな」のやりとりから始まる日常会話である。
私はこの『ゴールのない会話』が苦手だ。相手の何気ない雑談に「そうですね」と返すのが精一杯。自分から会話を広げる事がなかなかできない。
大勢の集まりほど無口になった。
飲み会に参加したとしても、ちびちびとドリンクのグラスに口をつけ、ちびちびと料理を頬張る。何かを口に入れることで『喋らない』を貫く。
昼休憩の共同スペースでご飯を共にするのが苦痛すぎて、外でひとりお弁当を食べていた時代もある。ランチタイムは絶対にひとりで過ごしたい。
トイレでお弁当を食べる人の気持ちが解る気がする。みんな何かの不安から逃れたいのだ。
人と仲良くなるコミュニケーションは挨拶だけで良いと思っている。
「おはようございます」
「お疲れさまでした」
最低限の挨拶。これだけで充分だ。
相手への感謝は忘れない
とは言え、好意を込めて話しかけてくるのに『話しかけるな』のような態度は失礼だ。
仲良くなるコミュニケーションの場合、傾聴、共感、頷きを心がける。
私はなるべく喋らず、たまに「それって、どうしてその時そう思ったんですか?」など、聞き返して会話を広げる。
そうやってもう少し喋らせる。会話の主導権は相手にやらせた方がラクだった。
「喋りかけてほしくない」は自分の意見だからと、ズケズケと何を言ってもいいわけじゃない。対人関係で大切なのは、ネガティブな発言をしないことだ。