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早目の終活のススメ 本当の夢を叶えるために

少子高齢化の今の世の中。

けれど、自分の寿命は分かりません。
20年後かもしれないし、明日かもしれない。



生きづらさを抱えながら今を生きようと頑張ってみたものの、
過去に深く傷ついた記憶は全く消えず、むしろ囚われてしまう私。



今を意識すればするほど不安しかなくて、
実らぬ承認欲求を抱えたまま、
約半世紀近く過ごしてしまいました。
無意識に親に認められようと必死だったように思います。



教育虐待とは根深く、その呪いに似た固定観念はそう簡単には外せません。


生まれた日は変えることができないし、過去も変えることはできません。家庭環境も然りです。


ならば生命の終わりの日に着目してみよう。
その日はいつ来るか分からない。


いつも現実感なく生きていますが、それすらもなくなる日。


そう思ったら、なぜか前向きになってきました。
苦しくて苦しくて何度もその時を待ったこともある、呼び寄せようとしたこともある。

もし神様がいたら、その神がそれを私に与えなかったのなら、
「今何ができるか」

自然とその思考にシフトしました。
今年に入って早くも、少しの悟りを開いた気分です。


生命保険の見直し、自分の持ち物の整理、遺言書の準備etc……。
気付いたら
「終活」
の始まりを行っていました。


例えば、家にあるものを全部見直してみました。
これはもういらない、これは大切な人に渡したい、と仕分けをする作業は意外と楽しくて、物を通して自分の人生を振り返る機会になりました。


生命保険も同じです。自分がいなくなった後、残された年下の旦那さんに迷惑をかけないように、掛け金や受取人を再確認しました。

「必要最低限でいい」と考えていたのに、実際に見直してみると、本当に大切な人への愛情が少しずつ形になっていくのが分かりました。


さらに、簡単な「エンディングノート」も書いてみました。
家族に伝えたいことや、葬儀の希望、書いていると不思議なことに、自分の中にある未練や不安が少しずつ解消されていく感覚がありました。



私は以前ソロキャンプが大好きで、あちこち行って写真やムービーを撮り、野遊びを楽しんでいました。

自然と一体化する感覚が、自我同一性を高めました。

春夏秋冬、季節の匂い、焚き火の暖かさ、そしてタープやテントを自分好みにアレンジする空間デザイン。

何もかもが常にフレッシュでした。
ジムニーに乗り山を駆け登る日々。


お気に入りのセット
焚き火の温かさと匂い


それが離婚、再婚、入院。

あれ? あれは夢だったの??


何もかも失い、ついでにやる気さえもなくなり、
去年の夏頃、かなりのうつ状態に陥りました。


今年に入り、もう一度ソロキャンプをしてみたい。

じゃあ失った車、新調してみようか?

とローンの申し込みをネットで進めているうちに、

私って今何もない。

通らぬ審査を申し込んだ後、そう思いました。

人生半分も生きていて、昔は買えた車も今では旦那さんの力がなければ買えない。
いや、生きることも難しい。

あれだけ勉強してきたのに全く役に立っていない。

私は失敗作ですか?

その考えにたどり着く。

誰が悪いのでもない。
人間には過去と未来が平等に与えられており、

「今」

はやはり自己責任なんです。
なので、夢を叶えるベクトルを変えてみました。

自分の命尽きる時。
それは死をイメージするもので、少しネガティブかもしれない。

だからこその「今」
私は敢えて早目に終活に入りました。



「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」に目を向ける。
自分にとって本当に必要なものを見極める作業。

例えば、
• 本当に大切な人に思いを伝える事
• 思い出の品を整理し、形に残すこと
• 今後の目標を設定し、少しずつ歩むこと

こうした取り組みが、自分を夢に導く、今に繋げる事なのかな?と思いました。



私のように固定観念でがんじがらめにされた人向けに、未来の見方のひとつの提案として、ある程度成熟した年齢からの

早目の終活のススメ   夢を叶えるために出来ること


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