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足るを知るで迎える2025年[ヨガ哲学⑦]

今日はヨガの哲学の八支則のひとつだと言われると逆に驚くかもしれない、あなたもきっと知っている『足るを知る』についてのお話。

そうそう。
コップの水が半分あった時に、
もう半分しかない‥と捉えるか
まだ半分ある‥と捉えるか
ある方に目を向けるというもの。

それです!
なんとなく聞いたり、知っているのは京都にある龍安寺の「我唯足知」というつくばい(写真参照)もあるからかもしれない。

中国の思想から始まり、日本では仏教と共に広がったよう。禅の教えでは「少ないものの中に豊かさを見つける心を大切に」ということらしい。

ヨガの始まりは5000年くらい前で仏教の始まりよりは古いけれど、知足について、どっちが先に言われ始めたのかは知らん🤣ヨガの知足と仏教の知足では多少意味も違うかもしれん。

ヨガ哲学の知足(サントーシャ)とは

与えられた環境や現状を受け入れて、肯定的な姿勢から物事に対処していくこと。満足や感謝。

ヨガのバイブル的存在のヨガスートラにも「知足を実践すると心が穏やかになり、幸せを感じられる」こんな風にも書かれている。

日常生活で知足を実践するなら

1.感謝を思い出す

3つ感謝を書くとかあるけど、ひとつでもいいし、書かなくても寝る前にひとつ感謝を思い出してみるだけでもいいと思う。今日もおつかれさまーと自分に言うだけだっていい。

2.持ち過ぎない選択

買い物の前に「本当に必要?」と考える。
ついつい買っちゃうことってあるけどね😂もちろん必要であれば買う。

3.今に集中する時間

瞑想やヨガで「今の豊かさ」に目を向ける。
瞑想やヨガをしなくたって、今している仕事、今している作業に集中するのでも十分。


医療職が知足を実践するなら

1.完璧を求めすぎない

ミスをしないようにと全てを完璧にしようとすると負担となることがある。今できる最善を尽くしたことを認めて、結果ではなく過程に満足する。
結果が優先されがちな医療現場だけど😭

2.他者と比較しない

自分の成長や経験を振り返り、以前の自分と比べて進歩したことを確認する。

3.小さな成果に感謝する

医療現場は大きな成果だけに目を向けがちかも。日々の小さな改善や患者さんの笑顔に満足感を見出してみる。

4.自分のケアをする

忙しい業務の中で自己犠牲をしすぎると、心身のバランスを崩してしまう。患者さんのためだけではなく自分の健康のためにも行動する視点を持ってみる。

5.目の前の役割を大切にする

もっと患者さんのために何かできるのでは?と思うことは大切、一方で今の自分が担える範囲に満足することも大切。

知足を実践することで得られるもの

・心の安定

常に足りないものを求める不安が軽減

・燃え尽き防止

無理をしすぎないため長期的に健康を保てる

・患者さんへの質の高いケア

自分自身が満たされていると、より穏やかな心で接することができる


わかっちゃいるけど実践するのは難しいやん。なので体を動かすヨガをしながら体得していくのだ。ヨガマットの上での知足の実践についてはまた次回!

感謝することがないーってなるひとは、このnoteを読めていることに感謝を🙏


「やる気ゼロパーセントからの自分ケアタイム」ワークショップ開催のお知らせ↓
1月29日(水)14:30〜(45分)
1月30日(木)10:30〜(45分)
参加費:1980円(税込)
※参加者の方には次回参加の時に使える10%OFFクーポン配布中。

お正月モードも落ち着いた頃。
テーマとしては、もう少し知足について深掘りしたり、今年の目標についておしゃべりしてからヨガ未経験の方でも取り組みやすい簡単ヨガを行います。

本日も読んでいただきありがとうございました。

※ヨガライフコンサルタントあや※
自分の心地よさを見つけて、広げて、実践するヨガライフを生活の中に取り入れて、毎日に穏やかさが増えるように相談に乗る人。60分10,000円でヨガおしゃべりセッションをしています。
言語聴覚士歴8年、ヨガ歴14年

お知らせ;自分ケアタイムは病院・施設様単位でも受付中です。職員の皆さんにリフレッシュの機会を!短時間でも心と体が整うプログラムを準備いたします。
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ヨガライフコンサルタント|あや
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