10年ぶりにkindleで読書復活ーーnoteに出会ってそう思えた
まめおやじです。
老眼鏡を買った。
Kindleを注文した。
本の世界に没頭できると思うとワクワクがとまらない。
子供の頃から本好きだった。
詳細は覚えていないが、担任の先生に「本ばかり読んでないでみんなと遊びなさい」と言われた記憶がある。
「毎日1冊本を読んでごらん。1年間で365冊読めば勉強がものすごくできるようになるよ」
校長先生の言葉は小学校4年の筆者には夢のような言葉であり、お墨付きをもらったような気になった。
積極的に図書室へ行きいろんな本に触れた。図書室の本はほとんど制覇し、休みの日には町の図書館に足を運んだ。
ある本が面白いと感じると同じ作者の本をすべて読破した。頭の中に広がる無限の世界は自由でやさしく楽しかった。その年は400冊近く読んだ記憶がある。しかし、勉強ができるようになった記憶はない。
中学校の時
国語の先生に作文をほめられて、うれしかった。受験期には読みたい本は減らしたが、息抜きに時々読んでいた。
高校の時
深田祐介 作「炎熱商人」という本の感想文をほめられた。
受験に関係なかったのでうれしくはなかったが、悪い気はしなかった。
大学受験の時
一浪して希望校にぎりぎり合格できた。
国語の成績が良かったのは、子供の頃の読書のおかげだと信じている。
大学時代は勉強、遊び アルバイトに忙しかったが、駅前の本屋へ時々立ち寄っては、気になる本をチェックした。
社会人になってから
仕事が大変で遠ざかっていたが、5年ほどたってようやく手にとった。ある日、仕事で行き詰まり、ふと本屋へいってみた。なつかしい楽しい感じがよみがえり複数冊買いだめした。ワインをのみながら本の世界にどっぷりつかった。そう、この感じ。仕事のストレスから解放され、すさんだ心が楽になった。
そして、時々逃げ込める安全地帯となった。
40代半ば。手元が見えづらくなってきた。
そして、本から疎遠になってしまった。他に理由はあるのだが。疎遠になって10年ほど経過した今では、焼酎を飲みながら音楽を聴き、SNSやnoteをみたりの生活。
会社をやめた今。
noteに出会い、いろんな方の記事を読むのが楽しい。
自由な時間がある。
眼科で検査をし、老眼鏡を買い、kindleを注文した。
環境は整った。
10年以上も本と向き合ってこなかった。環境整備もせず、勝手に本から遠ざかった。AIにこの記事の辛口批評をお願いしたら、環境整備に10年もかかるのって本当にしたいこと?自分に甘いのでは?と返答があった。おっしゃるとおりだ。
10年もかかったが、noteをきっかけに始まるのだ。
本が好きで文章を書くのが好きな昔の筆者の原点へ戻ってきた。
今は安全地帯ではない、子供の頃から好きな場所。
インターホンがなった。Amazonからの荷物だ。
そしてkindleがやってきた。
おかえり。ただいま。
あなたにとって良い一日を ~まめおやじ
記事を気に入っていただけたら、サポートしてみませんか。