病んでいても恋人がいるのは羨ましい


そんな声がときたま耳に入るのだ。

恋人がいたらそれは幸せだろう。自分というものを肯定してくれる人が一人は存在するということになるのだ。しかしながら、恋人がいたからといってメンヘラが救われるわけではない。

実際のところは、相手との関係性が重要だと思うし、プラス面だけでは済まないだろう。恋人関係は人間関係だ。人間関係で悩まないことは無いと思う。

「恋人がいるのに何を病んでいる?」


恋人=万能薬ではないことを忘れてはいけない。

薬はいつか切れる。その時のコンディションによって効き目が変わることだってある。人との関係も毎日が同じではない。例え関係が良好だとしてもメンヘラが病まない理由にはならないのだ。

そもそも何故に病んでいるのかという話になるのだが、そんなことは知ったこっちゃないのだ。気付いたときにはメンヘラだったのだ。それはきっと生きづらさから来ているのだと思う。

この生きづらいというものに気付いたとき自分はとあることに行き着いたのだが、それはまた別の話で。

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