ゆっくり夢日記 「僕は夢がいい」2020年4月14日
朗読動画
https://www.youtube.com/watch?v=3IM5rRwoBLY
記録
4月14日
僕は男の子、弟がいる。弟は僕と遊びたがるがそれを跳ね除け一人で遊ぶ。
弟は「アンタは運命的な出会いだとかファンタジーだけ求めてるんだ!自分を特別と思ってる!」と叫び何か目が覚めたようでもう僕と遊びたがらない。僕は一人で遊ぶ。この大きな真っ白な枕は龍になるんだって僕だけが知っている。龍を抱きしめて夜、街に抜け出し遊ぶ。世界は色んな輝きがあって美しい!山から街を見下ろす。両親が僕を探しているようだ。
龍はとっても早いけど、大人に見つかると枕に戻ってしまう。木の影に隠れたり生垣に隠れたりして大人をやり過ごす。猫と出会った。その家には老夫婦が住んでいて猫を探していたから返してやった。
その家に両親が来るのが見えた。逃げなくちゃ!
枕が上手く龍になれないみたいだ。抱えて走る。両親の声が聞こえる。廃団地を駆け上がり一番奥の部屋を開けるとそこには長い廊下があって扉が並んでいる。どれも錆びているが、一番奥の木の扉だけは光が溢れている。
開けると、そこは夕方で暖かくそこら中に木が浸食していて不思議な所だった。
沢山扉がある。どこにも誰か住んでいる。一番奥の部屋を覗くと誰もいない。更にもう一度廊下を抜けると昼下がりの部屋だ。窓が開けっぱなしになっていて風が気持ちいい。
少女が気持ちよさそうに昼寝していたり、老婆が編み物をしている。
みんな僕に構わない。この部屋の押し入れの布団の中に僕の理想の少女がいる事を思い出した。急いで駆け寄り布団の中の少女を抱き締めようとすると、母親に背後から抱きしめられる「こんな夢が大事なの?」と泣いている。
僕は「そうだよ」と言って母親を蹴り飛ばす。部屋は気付けば廃墟になっていた。
詩「僕は夢がいい」
4月14日
僕には中学生の弟がいる。
弟が小学生の頃、弟は僕と遊びたって鬱陶しかった。
僕は一人で遊ぶのが好きだ。弟を跳ね除け一人で遊ぶ。
弟はある日
「アンタは運命的な出会いだとかファンタジーだけ求めてるんだ!自分を特別と思ってる!」
と叫び、何か目が覚めたようでもう僕と遊びたがらない。
僕は一人で遊ぶ。快適だ。
自室で白くて大きな枕を抱きしめる。
この枕が龍になるんだって僕だけが知っている。
龍を抱きしめて夜、街に抜け出し遊ぶ。
世界は色んな輝きがあって美しい!
山から街を見下ろす。両親が僕を探しているようだ。
町中叫びながらあっちこっちに走り回っている。
両親は醜い。
龍はとっても早いけど、大人に見つかると枕に戻ってしまう。
龍に乗って町を飛び回る。
木の影に隠れたり生垣に隠れたりして大人をやり過ごした。
小高い丘の上で猫と出会った。
近くの家に家住む老夫婦が猫を探していたから返してやった。
バイバイ、猫君。
僕は龍に乗って木々を縫っていった。
どんどん山頂へ向かっていく。
さっきの家に両親が来るのが見えた。
老夫婦が親切のつもりで僕がどっちへ行ったか教えている。
逃げなくちゃ!迷惑な奴らめ!猫を返してやったのに!
どうしたんだろう?
枕が上手く龍になれないみたいだ。
枕を抱えて走る。後ろから両親の声が聞こえる。
僕は山頂にあった廃団地に入った。
階段を駆け上がり一番奥の部屋を開けるとそこには長い廊下があって扉が並んでいる。
どれも錆びているが、一番奥の木の扉だけは少し開いていて光が溢れている。
入ってみると、そこは夕方で暖かくそこら中に木が浸食していて不思議な所だった。
長い廊下に沢山扉がある。
どこにも誰か住んでいる。楽しそうな話声や晩御飯の匂いがする。
一番奥の部屋を覗くと誰もいない。
開けてみるとまた長い長い廊下だった。
廊下を抜けると昼下がりの部屋があった。
窓が開けっぱなしになっていて風が気持ちいい。
少女が気持ちよさそうに昼寝していたり、老婆が編み物をしている。
みんな僕に構わない。
とても居心地が良かった。
突然、この部屋の押し入れの布団の中に僕の理想の少女がいる事を思い出した。
急いで駆け寄り布団の中の少女を抱き締めようとすると、母親に背後から抱きしめられる「こんな夢が大事なの?」と泣いている。
僕は「そうだよ」と言って母親を蹴り飛ばす。
部屋は気付けば廃墟になっていた。