春を呼ぶ祭り…その名はえんぶり。
今日は2月10日。
そうか、あと4日もすればチョコで満たされるバレンタインデーか…
と、仕事をしながらふと思い出した葛ゆ。
世の中の大イベントであるバレンタインデーを忘れて当たり前。
それよりも私にとって、年に一度の重大なイベントが来るのです。
その名は、えんぶり───。
今年一年の豊作を願って行われる、予祝行事(よしゅくぎょうじ)の一つです。
青森県八戸市では毎年2月17日~20日の4日間にかけて、この祭りが行われます。
青森は「ねぶた祭り」の方が大変有名なので、「えんぶり」という祭りの存在自体ご存じない方が多いのではないかと思います。
※上記は、星野リゾート青森屋で2020年に青森屋敷地内にて実施された「えんぶり公演」の記事です。
※現在、青森屋での公演は行っておりませんのでご注意…
私自身津軽の方の人間だったので、入社を機にこの南部という地に踏み入れましたが、当時はまだこの魅力を気づく由もなかったため、青森屋で見られなかったことを大変後悔しています(多分一生悔やむ)。
というのは一旦置いておいて…
中央で舞っているのは、「太夫(たゆう)」と呼ばれる舞手ですが、
えんぶりにおいては「舞う」ではなく「摺る(する)」という表現を使います。
雪の上でまさに足を摺る様な動作が加わり、ところどころに田植えの所作が感じられます。
これがまた勇壮でかっこいいのです。
皆様、青森の祭りは「ねぶた」だけではありません。
とっても素敵なお祭りなので、今月は”えんぶり月間”でひらすら語っていきたいと思います。
(と言いつつ、今日は秋田の男鹿でなまはげ柴灯まつりなんだよなぁ…)
文化大好き葛ゆは、
今日も自然豊かな場所で働いています。