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菅野真衣さん、お誕生日おめでとう、そしてありがとう!-KBS感想記-

お世話になっております。
最近自炊のレパートリーが徐々に増えていって密かにご満悦な元フランス人です。

今回は菅野真衣さんの初のバースデーイベント 夜の部に参加した模様を書き記しておかなければならないと強く感じたため、仕事を早く切り上げて書き殴っております。

イベントレポートの側面も持たせつつ、抑えきれない感情の昂りを書くぞ。

…いいな?

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菅野真衣さんを応援し始めたきっかけはIDOLY PRIDE。
ミュージックレインオタクである私は、あまりミューレ以外の声優さんを応援することが無かったのですが、
ミューレ3期生演じる月のテンペストと対を成すサニーピースのリーダーを演じていたこと、
アニメが始まるタイミングで、A&G+にて女性声優ラジオの登竜門であるラジオどっとあい84代目パーソナリティに抜擢されたことから、その声に惹かれました。

そのラジオ「菅野真衣のまいにちスマイル♡」が最終回を迎え、
「いつかまたひとりしゃべりのラジオをやりたい」と言っていたのを聴いていたので、
「菅野真衣のマイペースマイワールド」が始まると発表があった時には、
心の底から嬉しかったのを覚えています。

やりたいと宣言していたことの中に、下の2つがありました。
1つ目、バースデーイベントを開催すること。
2つ目、歌を披露するイベントを開催すること。
もうね、発表された瞬間行くしかないと決めたよね。



いや、書きたいことが多すぎる。
イベントとして完璧に近かった。

1つ目、菅野真衣さんがこのイベントに懸ける想いをこちら側に余すことなく伝えてくれたこと。
2つ目、ライブイベントにおいて最重要と言っても過言ではないセットリストの組み方が”ぼくのかんがえるさいきょうのセットリスト”に近かったこと。
3つ目、何といっても、頭の上からつま先までパフォーマンスが素晴らしかったこと。

1つ目についてはイベント前・中・後、全て一貫して菅野真衣さんが発信をしてくれていました。
個人的に菅野真衣さんはSNSの使い方がとにかく上手ということを前々から提言しているのですが、今回も例に漏れず。

きっちりカウントダウンするかんまちゃん。

最後のインスタの投稿は是非アクセスして想いの丈を受け取ってほしい。

こうやって、SNSの投稿だけでなく、当日舞台上でもラブレターを歌う前にお手紙という形で我々ファンに届けてくれました。

「みんなにお手紙書いてきたの。」

こうかんまちゃんが言った後の会場のどよめきは大きかった。
本人は照れ隠しなのか茶化して切り出したけれど、読み始めるとその目には涙があふれて、こぼれていました。
泣くつもりではなかったと言っていたけれど、それだけこのイベントをかんまちゃんも楽しみにして、全力で準備してきて、イベントを無事開催できてホッとして、
そういったごちゃ混ぜの感情の中、それでも我々ファンに感謝と愛を伝えてくれた菅野真衣さんには感服しました。こちらも感謝と愛を返していかなければ。

後述するハイタッチお見送り会についても、かんまちゃん発案、強い希望だったとのことで、この人は一体どこまでファンのことを考えているのだろうかと。
タイミングがタイミングなら菅野真衣ガチ恋勢になっててもおかしくなかった。絶対恋に落ちた音聞こえた人いるよね、絶対。
分かりやすく俗っぽく言うなら沼というやつですか?
いや沼というより泉だろ、沈み込むというより湧き上がるみたいな(?)

普段は強がっているけれど、決して常に前向きハッピーなかんまちゃんというわけではないのは人誰しも多面性を持っているのでそりゃそうで。
強がりのその隙間から不安が見え隠れしたような気がして、でも等身大の姿を我々になら見せても良いんじゃないのかな?受け入れてくれるんじゃないかな?って思ってくれてるように感じました。

「いいよ!もちろん受け止めるよ!」

そう声を大にして伝えたいですね。


2つ目、セットリストが素晴らしかったの。
詳しくは私の下記ツイート参照。

普段、#まいんすたらいぶ ではかんまちゃんが選んだ好きな曲をワンコーラスだけ披露してくれるんですが、今回はその延長線上にあるのかなと正直思っていました。

いや、たしかに延長線上ではあったんですけど、延長線の先が何倍にも発散しているような、ライブとしてどう見せるか、どう魅せるかが練られていたセットリストだった。

改行入っている箇所がMCなのですが、都度どんな想いで選曲したのか教えてくれて。
演者が全部言うのは野暮なんじゃないの?想像を客席に委ねるのも一興なんじゃ?という声があるのはわかる。
けど今回に限っては初めての念願のライブイベント、しかもカバー曲のみで構成されているということもあり、菅野真衣さんが伝えたかったものを余すことなく受け取りたかった私にとっては良かった。

最初は今の菅野真衣さんをかたちづくっている「アイドル」パート、
次は菅野真衣さんが憧れる「戦う女の子」パート、
3曲続けて歌を聴かせる「歌姫」パート、
最後まで歌うか迷ったと言っていた「挑戦」パート、
本編最後に相応しい「表現」パート、
そして、可愛いに全振りしたアンコール。

1時間半の中に13曲って。
それでいて構成にきちんと意図を詰め込んで、今の”菅野真衣”を体現してた。
すごい、本当にすごい。

パートごとに歌い方を変えているのはもちろんなんだが、何よりかんまちゃんのすごいところって表情だと思うんですよね。
表情のバリエーションって人間そんなに多く持ち合わせていないと思うんです、普通ならね。
けれど、かんまちゃんは違う。
それがプロ意識なのか、天性のものなのかは分からないけれど、
楽曲に合わせた表情をパキッと変えてくれる。
パキッというのが機械的というわけではなく、その歌で見せてほしいお手本と言いますか。
けど教科書に載っているようなお手本とも違う、ある種の正解をいつも見せてくれるんですよね。

アイドルパートなら輝きを放つような表情、
戦う女の子パートなら可憐さの中に強さを垣間見えるような表情、
歌姫パートであれば普段は見せない大人びた表情、
アンコールであれば全力の可愛いをあざとく見せつける表情といったように、
歌手とかアイドルではなく、”役者”が歌うからこそできる表現なのかなと思いました。


もうだいぶ3つ目のパフォーマンスの話と混ざってしまっているのですが、こちらはイベント全体通して、MCも含めたことで言いたいことがある。

ライブイベントなのに歌唱以外のところでも楽しませてくれる菅野真衣さん。さすがっすね。

開始直後に衣装のトラブルが起こってしまい、早々に袖に捌ける場面や、
こぼすものがステージドリンクしかないにもかかわらず、きっちりとこぼしていく場面など、
ラジオのイベントという体もきっちりフラグを回収していく。
そういうおもしろ要素も入れつつも、歌唱では空気を一変させていく。
普段の #まいんすたらいぶ の延長線上にあると言ったところがこういう部分に表れている。

個人的にパフォーマンスで一番感銘を受けたのが、リトル・マーメイドより、「パート・オブ・ユア・ワールド」でした。

しっとりと聴かせるパート、かんまちゃんが大好きなディズニーから1曲ということで、イントロで期待が高まっていたのですが……

結論から申し上げますと、途中私は泣いていました。

前から歌が上手いとは思っていましたが、生で、しかも目の前だとさらに迫力が増すというか。
歌っている最中、その歌声の素晴らしさの片隅に、何故かある人のことが思い出されて重ねてしまって、
失礼だということは重々承知の上ですが、涙を流さずにはいられませんでした。

菅野真衣さんがいつかディズニープリンセスを演じる日が来て欲しい。

絶対に叶わないのでは無い、遠い未来かもしれないけど実現させてくれるんじゃないか?
ふと自然に自分の心の中に湧き上がってきたことに驚きました。
自然とこう思えたのは、ひとえに菅野真衣さんの歌声の力、そして日々の努力の積み重ねだと思っております。

菅野真衣さんの更なる活躍、その行く末を見たい。

そんな素敵な、素敵なイベントでした。


別件だけど、会場のオタクの雰囲気も良かったよね。
普段TLだとクソデカ名前Tシャツ着ている人とかが良く見かけるわけだけど、
実際ファン層ってどうなんだろうか?って分かりかねてたところはありました。
高まりすぎて着席レギュギリギリの行動とってるやつとか、アイドルの現場であるような野次なんかもあったけど、それも含めて寛容な空気がありました。
(個人的には上記のことを否定しているわけではない、むしろ微笑ましく見ている。かんまちゃんも「お水おいしー?」とか求めてる風に見えたし)
でも、高まったやつらでも締めるところはきっちりと締める。
先述のお手紙の途中で涙ぐんでいる時に「がんばってー!」なんていう野暮な声援は聞こえなかったし、
ルールの中でバカやって楽しんで、その塩梅は分かってる感じ。

ええやん、お前ら最高。

そして最後に別枠で書かせてもらいたい、ハイタッチお見送り会。
上述の通り、かんまちゃんたっての希望ということで、
アクリル板が無いリアルな接近なんてもういつぶりか。
緊張する間もなく終わったよね。

かなり長く話せたなあというのが正直なところで、
もっと流れ作業になるもんだとばかり思ってた。
パート・オブ・ユア・ワールドの感想と、お誕生日おめでとうということを伝えられたので満足です。

幸せな時間を本当にありがとうございました。

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以上が感情の書き殴りである。誤字脱字あったら申し訳ない。

このnoteを読んで少しでも気になったら、今からでもいいので配信を買って見てほしい。

アーカイブ期間がいつまでかは明記されておらず、ちょっと適当なことは言えんのだけど、
すぐに、今すぐ見てほしい。

菅野真衣さん、改めてお誕生日おめでとう!
そして、こちらこそいつもありがとう!

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