ななねんめ、 夢十夜に行く 32 若月房恵 2024年2月12日 10:01 ななねんめの結婚記念日。おばあちゃんたちに子どもを預けて神奈川県湯河原町の『夢十夜』というコンセプチュアル旅館にふたりで行きました。足をのばして熱海で、紅白梅図屏風をみてきたat MOA美術館能舞台もあったat MOA美術館トンネルを抜けると、そこは滝だったat 万葉公園 in 湯河原『夢十夜』は、二二六事件の現場になった旅館や、島崎藤村の泊まった宿だとか、歴史的町並みの一角にある。 インスタレーションがいろいろ(本の墓場みたい) ハンモックのあるお部屋に泊まった 天井にはお花の絵館内着がかわいいチェックインの時間帯にダイニングでフリードリンクをしてますよ、というので、本を持っていった。クレーヴの奥方を読んでた。 本が吊るされているフリースペース。寒かったので、けっこう空いてた。いつもは手に取らないような吉本ばなな 四十分ぐらいで読んだとにもかくにも写真映えする。 各部屋に、本が百冊備えられている。テレビはない。ただひたすら本を読む。 選書は、大衆小説や浅い本ばかり。じぶんで持っていった方がいい。 夕食会場。原稿用紙、なつかしい。 ゴッホのアーモンド柄の壁紙がかわいい 前菜パスタとか刺身とか 生ハムとか 上を見上げると本がランプになっているメイン意外とボリュームがあってパンを食べすぎちゃってお腹がいっぱいになっていて半分くらい夫に食べてもらったデザートが本に載ってくる。夫のは「心と身体のダイエット」という本。「甘いものを食べたいという誘惑に負けない!」みたいなことが書いてある。すばらしいユーモアです。好き。 コーヒーを挽くセットが部屋にある。ただひたすら読む。旅館に置いてある小説だのに手をのばして読み飛ばした。写っているのは、持参した藤森先生の『建築探偵』ハンモック、いつも欲しいなあとおもう。置く場所ないけどね。 朝ごはん。フレンチトースト付き。これも半分食べてもらう。かぶとベーコンのスープが絶品だった。帰り際の駐車場で。カーナビ「目的地ヲ設定シマシタ」夫「じゃあ、ことしも一年よろしくお願いします」わたし「……レンタカーに言ってるのかと思っちゃった」ななねんかん、わたしたちと共にいてくださった神さまがこれからも日々助けてくださいますように ダウンロード copy #読書 #旅館 #結婚記念日 #本が好き #温泉旅館 #旅レポ #夢十夜 #宿泊記 #湯河原温泉 #神奈川県湯河原町 32 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート