見出し画像

ななねんめ、 夢十夜に行く




 ななねんめの結婚記念日。
おばあちゃんたちに子どもを預けて
神奈川県湯河原町の
『夢十夜』という
コンセプチュアル旅館に
ふたりで行きました。






足をのばして熱海で、
紅白梅図屏風をみてきた
at MOA美術館



能舞台もあった
at MOA美術館



トンネルを抜けると、
そこは滝だった
at 万葉公園 in 湯河原



『夢十夜』は、
二二六事件の現場になった旅館や、
島崎藤村の泊まった宿だとか、
歴史的町並みの一角にある。



 インスタレーションがいろいろ
(本の墓場みたい)



 ハンモックのあるお部屋に
泊まった



  天井にはお花の絵



館内着がかわいい



チェックインの時間帯に
ダイニングでフリードリンクをしてますよ、
というので、本を持っていった。
クレーヴの奥方を読んでた。



 本が吊るされているフリースペース。
寒かったので、けっこう空いてた。



いつもは手に取らないような
吉本ばなな 
四十分ぐらいで読んだ



とにもかくにも
写真映えする。



 各部屋に、本が百冊備えられている。
テレビはない。
ただひたすら本を読む。



 選書は、大衆小説や浅い本ばかり。
じぶんで持っていった方がいい。



 夕食会場。
原稿用紙、なつかしい。



 ゴッホのアーモンド柄の壁紙がかわいい



 前菜



パスタとか
刺身とか
 生ハムとか 



上を見上げると
本がランプになっている



メイン
意外とボリュームがあって
パンを食べすぎちゃって
お腹がいっぱいになっていて
半分くらい夫に食べてもらった



デザートが本に載ってくる。
夫のは「心と身体のダイエット」という本。
「甘いものを食べたいという誘惑に負けない!」
みたいなことが書いてある。
すばらしいユーモアです。
好き。


 コーヒーを挽くセットが部屋にある。
ただひたすら読む。
旅館に置いてある小説だのに
手をのばして読み飛ばした。
写っているのは、
持参した藤森先生の『建築探偵』


ハンモック、いつも欲しいなあとおもう。
置く場所ないけどね。



 朝ごはん。
フレンチトースト付き。
これも半分食べてもらう。
かぶとベーコンのスープが絶品だった。



帰り際の駐車場で。
カーナビ「目的地ヲ設定シマシタ」
夫「じゃあ、ことしも一年よろしくお願いします」
わたし「……レンタカーに言ってるのかと
思っちゃった」


ななねんかん、わたしたちと
共にいてくださった神さまが
これからも日々助けてくださいますように




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?