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東京都知事選後 本当の勝者は誰だったのか??(前回の続き)
昨日、都知事選の記事を書いたものの
一日経つと、気持ちも冷静になり
周りの情勢を冷静に分析することができるようになったので
前の記事の続きみたいなのを書いてみる。
※通常回ではなく、申し訳ないです。
記事をみつけていただき、ありがとうございます。
当初思っていた東京都知事選のその後のメディア報道における
記事を何個かみるなかで
この選挙って、本当に小池さんが勝ったのだろうか?
と思うことになったので
お酒の勢いもありますが、自分が思っていることを書いてみようと思います。
結論としては、これって石丸さんの一人勝ち・・・・・。
(最初は小池さん勝ちかと思ったけれど、勝ちの前提が違うのかも・・・)
小池さんが当選したものの・・・・・・彼女も国政にとっては駒でしかない?
確かに、今回の都知事選は現職の小池さんの圧勝となりましたが・・・・
結局は、組織票に守られて再選というのがオチ。(当初200万票の組織票があると言われていた)
政治のNo2もなんとか自民党がコントロールできる候補に収まったということにすぎない。
Xではリコールの記事が出てきたり、公職選挙法違反の記事があがったりと
「なんで、選挙が終わって当選した翌日にこんな記事が出てくるのか??」
お頭がしっかりしていない人間なので、色々その先を考えてみたのですが
今回の選挙はあくまで、小池VS蓮舫という国政選挙の感じを含んだのも
テレビが告知前の6/20以前には大きく報道をしたくらいです。
が、選挙が終わり当選という結果が出てきてから
小池さんに不利な告発が相次く。
※あくまで自分の予想で考えたことです
今回の選挙は、裏側で自民党・公明党などがバックで名前を出さずに
やっているわけですが・・・・・
蓮舫さんに「選挙で」負けないようするためだったのではないか?
逆に、小池さんが都知事として成果を上げてもそんなに意味はない。
国政側にとっては野党が勝たなければOKというシナリオということ?
小池さんの評判はご存じの通り、色々嫌なうわさがあるわけです。
そんな中、自民党が都議選・地方選などで連戦連敗している。
でも、自民党で対抗馬を立てられる人がいない+立てたら負けるかもしれない。
ならば、名前は出さないようにするけれど、現職で負けていないジンクスを持つ小池さんに勝ってもらった方がダメージが少なし、最悪蓮舫さんの立憲民主+共産党の組織票には勝てるだろう。
という感じで、ストーリーが進んでいった。
そして、実際に当選したとしても
自民党にとっては、あくまで都議選の敗北を和らげる一勝でしかなかった
※大々的に自民党公認して小池さんを応援したわけではない。
都知事選に勝っても、都議選はぼろ負けだったから。
なので、たとえ当選後に小池さんから変な疑惑があって
立件されて知事の地位がはく奪されたとしても
「俺たちには関係ないよ、だってそれは小池さん自身が犯した罪だし、自民党には全く関係ないのだから」
という責任転換もできてしまう。
小池さんも、国政におけるひとつの駒でしかないのかもしれない。
さらに、後で話す通り今回の都知事選で
石丸さんが得票数で2位になってしまったことで
余計に野党の力が弱くなり、政権与党側としては予想外の好都合で
小池さんが不祥事で知事を辞めることになっても、繰り上がりで石丸さんになる(野党じゃないからまだマシ)or選挙で野党側が当選する確率が下がることが確定した。
要は、野党の力を削ぐという第一目標を達成できたので
そのあとはどうでもよい。
小池さんも3期目で、次の4期目はさすがに年齢のこともあり独裁政権となっていることが予想されるため、次の選挙は出馬しないことが濃厚。
政権与党を握っている側としては、次の4年後に政治のno2をコントロールしやすい対抗できる人間を探さないといけませんが、ある程度人気の元国会議員を用意してくるでしょう。
※知名度あって、若い人・・・そのときは組織票を全面に使ってくるでしょう。
考えすぎかもしれないし、机上の空論かもしれませんが
頭のいい大人の考えを、自分みたいなFラン大卒の人間が想像するとなると
これくらい先を考えておかないと、上の人間にはかなわないと思いました。
勢いをつぶしてしまった蓮舫さんと立憲民主党側が一番のダメージ
そして一番のダメージを受けたのが蓮舫さん側です。
・衆議院選挙への鞍替えが危うくなった
・結局、野党であって政権を任せたいとは思わない
・共産党の支援が裏目に出た
・批判ばっかで、結局3位。
※あえて、あの言葉はいいませんww
自民党が地方選挙で連敗つづきで
「今の政権与党の力を削ぐ絶好のチャンスだ!!」と
送り込まれたわけですが、見事な惨敗。
女帝対決と言われていたのに、ダブルスコアを付けられる。
いくら組織票があったにもかかわらず
「自民党は嫌だが、立憲民主などの野党に任せるのも嫌だ」
が今回の答えだと感じています。
おそらく、戦略的に誤算があったと思いますし、せっかくの政権交代の
火を消してしまったような感じです。
自民党としては、好都合な結果。
弱っている間に解散総選挙する可能性も出てきているくらいです。
一番の勝者は石丸さん。マスメディアから批判されているがおそらく「戦略」
そして、一番の勝者と言われているのは
石丸伸二さん。
わかりやすい言葉としては・・・・・
「試合に負けて、勝負に勝つ」
小池さんと蓮舫さんについていた組織票を
抜きに戦ったとしたら・・・・・・
これが、上記の言葉の意味です。
よく、前提が間違っているという言葉を使っていますが
それだけ組織票なしの選挙にこだわりがあるし
それが本当の民意であると伝えたかったのだと思います。
組織票なし、バックに団体があるわけではない
ボランディアも5000人集まる。
実際に選挙演説に行きましたが
これで組織の動員がいないのかとびっくりするくらい
ライブ会場状態。(桜がいても疑わない)
SNSをうまく選挙に取り入れて
160万近くの票を集める。
そして、当初女帝対決と言われていたのにもかかわらず
メディアの予想を覆し
投票数が小池さんにつぐ2位となる。
選挙の敗因をインタビューで
「NHKをはじめメディアが取り上げていなかったから、そういうこと。」
と言ったのは、都知事選の出馬表明も早く、最初から台風の目・ダークホースとして石丸伸二という存在がいたのにも関わらずノーマークでこの結果になったことで
「小池VS蓮舫で決めつけて報道規制していたのは、メディアであるあなたたちですよね?」
「ダークホースが2位になったけど、予想できなかったのですか?」
と皮肉を込めたもの。そして、メディアに対して
「もっと他の候補に注目しないと、取材不足でメディアのメンツ丸つぶれですよ」というメッセージだったと思います。
※3位だったら何も言っていないはず。2位になったからこそ言えたメディアへの皮肉です。
そして、日テレ・TBS・フジテレビのインタビューの感じですが
あれも石丸さんならではの戦略だったと思います。
それによってメディアの甘さ、その先の報道部に対しての警告のような
メッセージにも感じました。(特に日テレは酷かった)
・メディアは自分を選挙中に取材していない
・選挙中に言っていることをあえて質問してくる
・2週間以上選挙活動しつづけ+落選して冷静でないメンタルの中で
相手に配慮していない質問をする
・どこか上から目線で取材させてやっているんだぞというマウント感
が出てますよと視聴者に分からせるための受け答え
これをしっかりと一般市民に伝えるようにするには
鬼にでもならないといけなかったのかなと察します。
いくら女性の元アイドルが質問したとしても
そこで石丸さんのスタイルを崩すと
「女には甘くなるんだ」と別のスキを与えることになるため
相手に合わせてしまうことはリスクだと判断しての対応だったと思います。
yahooニュースとかは、めちゃくちゃディスっていますが
自分の名前が出て盛り上がれば勝ちと冷静に思っているでしょう。
メディアと週刊誌は総出でディスりまくって、石丸さんを陥れる記事を
アップしまくっていますが、それだけ立場が危うくなっているという焦りも
あると考えられます。
一般人の2歩も3歩も先を見据えて戦略的に対応しているので
周りのネガキャンも本質を付いていません。
石丸さんの目的は、当選して都知事になるよりも
政治を動かすこと。
都知事になることは、政治を動かすための手段でしかない。
「今の選挙制度に風穴をあけることで、うねりを創り出す。
今の政治体制、政治メディアの表面化・・・・など」
ある程度、組織票の強さも分かったうえで
それを使わない選挙戦略を取った。
もし目標が、都知事選に受かることであれば
自民党や維新から協力を依頼するはずです。
ですが、それをやってしまうと
都知事になってもやりたいようにやれなくなったり
バックに対して見返りを与えないといけなくなるからです。
最後に
色々とこの東京都知事選挙は、市民への影響も大きくあったと
思います。特に自分自身は
三人の状況を考えたときに、色々な考えや戦略が見えたので
石丸さん押しだった自分としては、大きな学びでした。
隣の県の人間ですが、
・表面上の勝ちだけでは、本質を見失う
・その人にとってみえない視点や盲点は存在するし、失敗につながる。
・当たり前を疑うことは大事(今も完璧ではない)
・とにかく挑戦すること
・表面上の情報だけでなく、その2歩3歩先を考えてみる
想像以上に頭がいいし、切れ者だし、ファーストペンギンとして
飛び込んでいく勇気は
一般国民が失っていたものをはっきりとさせる
よいきっかけだったのかもしれません。
同世代の人間としては、ここで立ち止まらずに
次の行動に移していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ふぉあぐら
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