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その歌声が聴けなくなるなる前に

フリーター時代にやったことを、今日の朝に思い出したので記事にしてみます。

お金がない時期でしたが、ふとある人の歌声をどうして生で聞いてみたいという衝動になった時がありました。そのひとは

小田和正さん


「ラブストーリーは突然に」や「yes no」、「伝えたいことがあるんだ」など、名曲ばかりですが、この人の声は

人の心を動かす魔法

だと、自分は勝手に断言します。

当時の小田さんも65を超えていて、少年のような声を聴いているととてもそんな歳には全く見えないし、エネルギーがほとばしるすごいアーティストさんでした。

「小田さんの生の声を聴いてみたいからチケット申し込もう!!」

ちょうど思い立った時、全国ツアーの真っ最中で、チケットぴあで東京公演を申し込んでいました。直感的に決断がスムーズにできるときは自分にとっては正しいことと思っていました。

そのチケットは2次選考でしたが、見事当選!!
でも、席は3階席の一番端っこ。

小田さん見えない!!(チケット9000円です!!)
最初は自分の席の運の悪さを呪いました。しかも3階席だから双眼鏡持ってこないと小田さんがアリのように小さいw


でも、コンサートが始まって音楽を聴いてみると、あることに気が付きました。

「この声だけを聴くだけでも、チケット以上の価値がある」


年齢層も高いライブで大人なライブという感じでしたが、ピアノソロでやった「さよなら」はびっくりするくらい圧倒されました。ピアノと声だけでこんなに心を揺さぶられるんだと。その経験は今でも心の中に残っています。
自分が好きな曲に「yes no」という曲があるのですが、これがオフコースの感じとも違うし、アルバムに収録されている曲とも違うライブオリジナルで一発で好きになりました。


今は社会人に戻ってお金にも少し余裕ができていたので、もう少しいい席で見ていたら、聴いて得られるもの+別の体験を得られたのではないかと少し後悔もしています。
ただ、高いチケットはファンクラブの人たちでも手に入れるのが難しいプラチナチケット。抽選に当たる+その金額を支払うことで手に入るわけですが、金額も恐ろしい。

コロナが収束したら、また小田さんの声を生で、近くの席で見て聴いてみたい。近くでみることで新たな発見があるかもしれないと今後の楽しみですが・・・・

一番怖いなと思っていることがあります。


「いつか小田さんの歌声を聴けなくなること」


不謹慎だと思いますが、自分の周りには若くて亡くなっている人や、病気なのに自分の行いで逝ってしまった人がいる。小田さんも今年で73歳。体力も落ちているだろうし、歌手として引退してしまう可能性もあります。人間としての時間も多くはありません。(不謹慎で申し訳ありません。)

少なくとも、引退してしまったらその生歌は永遠に聴くことができません。

「いつか聴くチャンスがあるだろう」と思っていると、その「いつか」は永遠に訪れないことはたくさんある。

今はコロナでなかなかエンタメの世界を聴く機会が減ってしまっていまうが、自分がこの人の声を生で聞いてみたいと思った人のライブは何人かリストに入れています。

今聞いてみたいのは、JUJUさんと今井美樹さん。ライブに行くのが当たり前の日常が戻ったらこの二人の生歌を聴きに行こうと思ってます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

foagura




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ふぉあぐら🐔副業で脱サラを目指すシステムエンジニア
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