2024年「今年もあっという間だった」と思うにはまだ早い、残り2ヶ月を充実させたい人へ推したい本
タイトルが異様に長くなってしまったけれど、そういうことです。
この時期になると「今年もあっという間だったね」という言葉が増える。おはようございます、お疲れ様です、の次くらいに増える。それが季節の挨拶、会話を繋ぐための一言、だといいのだが中には本当に「今年もあっという間だった、何も覚えていない」というニュアンスが含まれていることがあり気になっていた。私としては日々の生活の中でいかに1日1日、24時間を大切に過ごすかに重きを置いているので基本的にあまりあっという間だったという体感はない。とは言ってもやはり人には波があり、今年はいい年だったな〜と思う年末、早く来年になってほしいと鬱々とした気持ちになってしまう年の瀬、それぞれ。だからこそこの時期、少しずつ新年に思いを馳せながら日々を生き抜く。まさにここからが正念場なのだと個人的には思っている。そんな私が今年出逢ったなかでも比較的最近読んだ3冊をご紹介したい。
・エッセイストのように生きる/松浦弥太郎
大好きな松浦弥太郎さんの一冊。文章を書くこと、エッセイを書くことを頭に置いて手に取った一冊だったけれど、日々をいかに自分らしくおだやかに生きるかにフォーカスされていたように思う。「書く」ことについて学べたことはもちろん、「生きる」ことを大切にしたいと思う本。
・悩みの多い30歳へ。/キム・ウンジュ著 藤田麗子訳
年齢はただの数字でしかないと思っているが年齢を重ねるごとに感じるのが「経験」の重さ。どれだけの壁を乗り越えたか、いかに自分の頭で考え行動してきたか、が人の生き方や物事の考え方に顕著に現れると思っている。そのうえで自己分析をしたり時には立ち止まったり、それも立派な「行動」であるということを感じた。著者の経験ともに語られるので自身で道を切り拓いていかねばという思いがじわじわ湧いてくる。
・移動する人はうまくいく/長倉顕太
こちらも「行動」することがいかに大切か感じる一冊だけれど「移動」というまた角度が違う視点がとても勉強になった。選択肢を増やし自らをアップデートしていくには、ひとところに留まっていては何も生まれないということは明白でそれならばどうするか?は自分次第なのである。
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