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試薬管理システム「FMP版」と「ランタイム版」の違い。どちらを導入すればよいのか?

最終更新日+20210820+

ランタイムとは

FMP版はFile Maker Proシリーズで作成したソリューションです。File Makerに関しては歴史がありますし、世界中にたくさんのファンもいらっしゃいます。関連サイトもたくさんあるのでそちらのご参照をお願いします。

さて、ランタイム版ですが、私はその道のプロではありませんので、的確な説明はできませんが、要は使用するパソコン端末にFile MakerのソフトがインストールされていなくてもFile Makerで作成したファイルが使用できるということです。ただ、機能制限はあります。また、基本的なプログラムなども同梱されていますので、全体のフォルダは重くなりますが、最近のパソコンのスペックを考えると問題ないと思います。

ランタイムソリューション作成機能はFile Maker 18シリーズを最後に、最新(2020.05)File Maker 19シリーズではすでに廃止された機能です。ちなみに、私はプライベートではFileMaker Pro Advanced 18を使用しており、職場ではFileMaker Pro Advanced 16を使用しています。

上記のようにランタイムソリューション作成機能は「過去のもの」となっていますので、メーカーからのサポートはありませんし、あくまでも自己責任の上になりますのでご了承お願いいたします。

さて、以前のアメブロでも簡単に紹介していますが、いざ当方の試薬管理システムを導入される場合の選択フローを順に紹介します。職場の環境に合わせて選択してください。

① File Maker 18もしくはFile Maker 19が用意できる場合

試薬管理システム18をダウンロードしていただいてご使用ください。ただし、新しくFile Maker をインストールされる場合はパソコンの動作環境をご確認ください。

② File Maker 18もしくはFile Maker 19が用意できない……OSがWindows10で64ビットの場合

試薬管理システム18ランタイム版をダウンロードしていただいてご使用ください。

③ File Maker 12~17がインストールされている場合

試薬管理システム12をダウンロードしていただいてご使用ください。

④ 上記①~③以外の場合

試薬管理システム12ランタイム版をダウンロードしていただいてご使用ください。

その他注意事項など

上記の環境以外ですが、クローズドな環境ではまだWindows10より前のOSの方もいらっしゃると思いますが、当方に環境がないため紹介できません。また基本的にWindowsOSでのみ動作するように作成しています。

ご質問などは、ダウンロードしていただいたファイルに記載されているメールアドレスまでお願いします。免責事項なども記載しておりますので合わせてよろしくお願いいたします。