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発達が早いのはいいこと?娘の6ヶ月間振り返り

先日、娘が6ヶ月になりました。
目安よりもかなり発達が早く、驚くべきことにつかまり立ちまでします!
早く成長して欲しかった私にとっては、願ったり叶ったりのような、なんとも言えないような…。

なぜ早く育って欲しかったかというと、とにかく寝ないのです。
毎日ヘロヘロな私に希望を抱かせてくれたのが、助産師さんのこの言葉。

首がすわったら、もうちょっと寝るようになると思う。」

それを機に、首すわりを促そうと市の育児相談や検診で教えてもらったことをとにかく試していました。

この6ヶ月を振り返ると共に、
・悩んだこと
・工夫したこと
・発育が早くてよかったこと、困ったこと

を紹介します。

赤ちゃんの印象が変わった0ヶ月

約49cm 約2,900g
・初めての笑顔を見せる(0ヶ月26日)

入院中は授乳していると寝てしまい、ベッドにおろしてもそのまま寝てくれていました。しかし、退院するとその状況は一変。

1日10〜12時間くらいぶっ続けで寝ずに泣く。
やっと寝たと思っても、ベッドにおろすと泣く。

私の子育てのイメージって「昼夜問わず、数時間おきに泣くから、大変」
であって、こんなにずっと寝ないと思ってなかったんですよね。

新生児訪問に来てくれた助産師さんに「ずっと起きてるんです。」と相談したら、「そういう子もいるよ。」とサラリと返されたのが印象的でした。

今思えば、新生児の泣き声なんて、か細い声なので、多少は放っておいても良かったんだと思うのですが、何分初めての育児。

泣かれないように、少しでも早く眠れるように、ひたすら抱っこしていました。

他にも、母の心音が聞こえると安心して眠れるかと思い、胸の上に乗せて寝かせようとしたり、縦抱きで上下に揺らしてみたり、いろいろやりました。

すると、縦抱きの方が泣き止んで、うとうとしてくれることが多い気がしたので、新生児の頃から縦抱きが基本になっていました。

今思うと、これがうつ伏せに対する執着を生んでいたのかもしれません。

抱っこをサボりがちになった1ヶ月

約53cm 約3,700g
・夜に寝入る時間が19:00〜20:00の間に定まってくる(1ヶ月12日)
・「あーあー」「うーうー」などと話始める
・口にゲンコツを入れる

里帰り中は、家事は母がしてくれていたし、ご飯の時に泣いても、母が抱っこしてくれていたのですが、自宅では1人。
家事もやらないといけないし、ご飯もなんとか食べないといけない。

だから、頑張って寝かしつけるのですが、10分で起きる...。
洗濯物を干してる間は寝てるのに、ご飯を食べ始めようとすると、起きて泣き始める…。
見てんの?って感じ(笑)

ベッドに寝かせていると泣くので、日中はほとんど抱っこ。ご飯の時も泣かれながら超高速で食べるか、抱っこ。
そんな日々を過ごすうちに、少しずつ疲弊していきます。

抱っこがしんどいので、ソファにもたれかかって、胸の上で腹這い状態にしてあやしていました。視線が変わるからか、数分泣き止んでくれることが多かったです!

抱っこをサボりたいがゆえに、編み出したこの方法でしたが、おそらく腹ばいの練習になっていたのだと思います。

うつ伏せだとご機嫌な2ヶ月

約55cm 約4,600g
・腹這いでしっかり顔が上がるようになる(2ヶ月7日)
・急に指吸いを始める(2ヶ月16日)
・体を半分まで返せるようになる(横向きの状態)(2ヶ月27日)

相変わらず、日中は寝ない娘。
しかし、やはり眠いのか抱っこしてると勝手に寝るじゃないですか!
なのに、布団におろすと10分で起きる…。

そこで、市がやっている育児相談というものに参加。
助産師さんに「抱っこでないと寝ない。」と訴えたところ
「抱っこされてるときと、されてないときがきっとわかるんやろうね...。いかに抱っこしてるかのように騙すかがポイントっぽいね...。」
と真剣に悩んでくれました。

そこで提案された方法をはじめ、様々な寝かしつけ、寝んトレにも挑戦するのですが、それはまた別の記事で…。

他にも、抱っこしなくてもご機嫌を取る方法として
赤ちゃんの足と足の裏を合わせて揺らしてあげる
赤ちゃんの手のひら同士を合わせてあげる
マッサージをする
ことを教えてもらいました。

あまりに寝ないので、もう日中の寝かしつけは諦めるように...。
ぐずったときは抱っこして、それ以外は遊ぶようにしていました。

遊びもずっと同じだと私が飽きるので、いろいろな手遊びの歌を調べて、娘の手足でやったり、手遊びを見せたり…。ダメ元で絵本を読んでみると笑っていたので、絵本も読むようになりました。

赤ちゃんの手足をよく動かすようになったことが、発達の早さに影響したのかもしれません。

寝返りができるようになった3ヶ月

約59cm 約5,700g
・寝返り成功(3ヶ月6日)
・ベットから頭が覗くくらい首を持ち上げられる(3ヶ月11日)
・ずりはいできるように(3ヶ月27日)
・鏡に映った自分を見てニヤニヤする

・うつ伏せになりたい執念で寝返りを習得?
寝返りまであと一息なくらい、全身を使って体を横向きにすることができるようになった娘。
一方で、泣いているときは首を反り、体を捻りまくって暴れるので、首が変に曲がったらどうしよう…と思うようになりました。

そこで、助産師さんに寝返りできるようにサポートできることはあるか聞くと「腹這いを頑張ること」と教えてもらいます。

「ですよね〜。」と思いつつ、1日数回、腹這いをさせる日々を送っていました。

その6日後にとうとう寝返りに成功します!

最初こそ体を捻ってから、うつ伏せになるまで少し間があり「どっこいしょ」という感じでしたが、あれよあれよといううちに、仰向けに寝かせてもすぐ「くるん」と寝返りするように。

通っていた整体の保育士さんに言われた話ですが、
「うつ伏せを嫌がる子も多いけど、娘ちゃんは長いことうつ伏せしててもご機嫌ですね!」とのこと。

娘は生まれてすぐの頃から、うつ伏せに近い体勢になることが多かったためか、うつ伏せが大好き。

寝返りも自力でうつ伏せになりたいがために、頑張ったのかも
しれません。

・ずり這いを促すために…。
一方で、今まで仰向けの状態で手足を動かして遊んで来たので、「うつ伏せだとどうやって遊べばいいのやら…。」と頭を抱えます。 

育児の情報を教えてくれるアプリやメルマガには『目の前におもちゃをぶら下げて見よう!ボールを転がしてみよう!手を伸ばすかも』と書いてありましたが、無反応。

助産師さんにそれとなく相談すると「今はおもちゃより、顔をみるのが好きなのかも。好みももちろんあるけど、そのときによってブームも変わるから。」と教えてもらいました。

なので、引き続き手遊びを見せて遊んでいました。
変えたのは、少し離れたところから呼びかけて、こちらへ来るように誘いかけること。

あと、鏡を見ると笑うようになったので、赤ちゃんに興味があるのかと思い、児童館に遊びに行ったり、公園へ散歩に行ったりして、子供の姿を見せるようにしていました。

が、まだ認識できないのか?もしくは、自分が好きなだけだったのか?
この時点では、あまり反応はありませんでした。

日に日に変化する4ヶ月

約59cm 約6,200g
・方向変換できる(4ヶ月3日)
・腕で、上体を持ち上げて進もうとする(4ヶ月3日)
・おもちゃに興味を持ち出し、自ら掴むように(4ヶ月14日)
・夜中に覚醒し、遊ぼうとして寝なくなる(4ヶ月17日)
・上体は前にしたまま、お尻だけおろすように(4ヶ月21日)
・その5日後、おすわりする(4ヶ月26日)

ちょうど4ヶ月になる日に、市の検診がありました。
そこで「この子は丸まるより、反り返る力の方が強いから、寝返りが早いのかもしれない」と言われました。

悪いことではないそうなのですが、「反ると手を真ん中に持っていきづらいから、指が吸いづらくてグズることが増えるかも。」とも言われてしまいます。

実際、寝返りができるようになってすぐは、指を上手く発見できなくなってしまい、泣いているときも...。
でも、どうもしてあげられないので、抱っこしてあやしていました。

それよりも、心配なことが私にはありました。
それは右にしか寝返り出来ないこと!

一般的に寝返りができる5〜6ヶ月頃には左にも寝返りできているだろうから、心配しないでいいと教えてもらいました。

一方で、左右の足の力が均等に発達するように両足の裏同士を合わせて座らせ、抱っこするのも良いとのこと。

他にも、後ろから呼びかけて、振り向くように誘いかけると方向変換ができるようになる。
左右まんべんなく呼びかけると、歩くようになったときにまっすぐ歩ける
ということも教えてもらいました。

そのため、以前までは、大体3畳くらいのスペースで遊ばせていたのですが、
リビングにジョイントマットを引き、遊べるスペースを広くして、娘の斜め後ろから、おもちゃや絵本で誘いかけるように心がけました。

絵本は食いつきが良く、近づいてくるので、
近づいてくると離れ、近づいてくると離れというのを繰り返しているうちに、両腕、両足で体を持ち上げ、そのまま前へ突進するようになりました。

体を持ち上げてられるようになると、視線が高くなり嬉しいからか、その状態をキープしようとするように。

しかし、膝をついて、体を支えられるほどの筋力はまだないのでしょう。
器用に、下半身を捻って、お尻だけおろすことが増えてきます。

「最近このポーズで休憩するのを覚えたんかな〜。」と思っていた5日後、だいぶ重心は前よりで自分の手で体を支えてですが、急にお座りしたのです。

まだまだ先だと思っていたので、驚きました。

はいはい、つかまり立ち、とにかく活発な5ヶ月

約64cm 約6,700g
・離乳食開始(5ヶ月1日)
・つかまり膝立ちする(5ヶ月10日)
・ハイハイするようになる(5ヶ月10日)
・夜泣き?が始まる(5ヶ月13日)
・つかまり立ちするようになる(5ヶ月20日)
・後追いが始まる

お座りするようになったことと、おもちゃに興味を持ち出したことで、その場から動かずに1人で遊べるようになった娘。

ありがたい反面、体力を使わないからか、夜中に嬉しそうに起きて2〜3時間寝ないことが出てきました。
「体力が余っているのかな?」と思い、これまた助産師さんに相談します。

すると、案の定「疲れてないのかもね。体を動かすよう誘いかけてみて。」と言われます。

そこで、おもちゃを鳴らして呼びかけたり、リボンを猫じゃらしのように揺らしてみたり、クッションを置いて障害物にしてみたり、疲れさせようと奮闘します。

すると、ある日ベビーベッドを覗くと、柵につかまって膝立ちしているじゃないですか!

慌ててベッドからおろすと、てってって…とハイハイする娘。

突進とハイハイは体の動かし方が結構違うので、なんで急にできるようになったのかが、本当に不思議でなりません。

でも、体を動かして疲れさせようとしたり、少し負荷をかけようとしたことが、上体や腰を支えるだけの筋力を鍛えるのに役立ったのかもしれません...。

あと、これまた寝させるためにやったのが「前向き抱っこ散歩」

対面抱っこやベビーカーだと寝てしまうことが多かったので、腰がすわってからは前向き抱っこでお散歩するように。
(私が持っている抱っこ紐は、腰がすわらないと前向き抱っこができないものだったので。)

すると、子どもが遊んでいるのを見ると足をぴこぴこ動かして喜んだり、子どもの声が聞こえると、自分も何か声を発したりするようになりました。

もしかしたら、公園で遊ぶお兄ちゃんお姉ちゃんを見て、「自分も立ちたい!歩きたい!」もしくは「自分もできる!」と思ったのかもしれません。

無謀でも挑戦しまくる6ヶ月

・離乳食を2回食に(6ヶ月0日)
・柱や壁でもつかまり立ちができるようになる(6ヶ月7日)
・ウンチが3〜4日に1度に(6ヶ月9日)
・急に大人のような粘り気のあるウンチになる(6ヶ月9日)
・棚から本や物を引っ張りだす
・喃語?(あばばばやあだだだ)というようになる
・つたい歩きができるようになる
・何にも捕まらなくても、その場で5秒程度立てるようになる

6ヶ月になる頃には、ハイハイもそこそこスムーズにできるように。
そんな娘を見て、私が思ったことは
「こんなに動けるなら存分に疲れさせられるのでは!?」

いつもと一緒ですね。
とにかく寝させることしか考えてない(苦笑)

絵本にもすぐに追いつくようになったので、動き回りながら絵本を読んでいました。

でも、赤ちゃんの目線に合わせて絵本を見せると、座ったままの移動になるんですよね。なので、スムーズに動けず、娘に追いつかれ、肩に手をかけられることもしばしば。

そんな風に遊んでいたからなのか?
ある日実家にいくと、踏ん張って立つのにちょうど良い高さの机があったようで、見事につかまり立ちしていました。

最初は、足の指が丸まってしまい、内側にしか力が入らないのかグラグラしていましたが、そのうちしっかりと足の指を開き、仁王立ちで立てるように。

その後は立てることが嬉しいのか、ちょっとでも立てそうなものがあるとつかまって立ち、ドヤ顔をする娘(笑)

離乳食をあげるときに使っている折り畳み式の机も、ちょうどいい高さのようで、机を出した途端に飛んできて立ちます。

飛んでくる割に、食べるより遊んでいたいタイプのようで、ベビーチェアに座らせたり、抱っこして離乳食をあげたりすると動けないのが不満なのか、泣くんですよね。
だから、立たせたまま、食べさせることもあります。(お行儀悪くてすみません…。)

そんな食べさせ方をしていると、立ったままスプーンを追いかけようとしたのか、テーブルの周りを少しずつ、つたい歩きをするようになりました。

発達が早くてよかった?

こうして6ヶ月間を振り返ってみると、意識して工夫したことだけでなく、気づかないうちに影響していたのかもと思うものもありました。

大まかにまとめると、この5つがポイントだったのだと思います。

助産師さんにアドバイスしてもらったことをとにかくやってみた
・起きている時間は、なるべく構った
・抱っこがしんどいから、手足を動かさせてご機嫌をとろうとした
・手遊び、絵本、おもちゃなどいろんな刺激を与えた
子どもの姿を見せるようにした

もちろん、それだけではなくて、娘が平均より身長は低め、体重は軽めで身軽なことや、好奇心旺盛なことなど、様々な要因が関係していると思うので、この5つを意識したからといって必ず発達が促されるわけではないでしょう。

そして、発達が早くてよかったかというと…

良かったこと
・行く先行く先で「もうそんなんできるの!すごいね〜!」とチヤホヤしてもらえて嬉しそう
早くから片手でも抱っこできる

困ったこと

目を離せない時期が通常より早く来て、手がかかる
・活発に動くので、上下分かれた服を着せようとするもサイズがない
転倒防止用のヘルメットのサイズが少ない
対象年齢の表示を参考にできない(表示より早くできるようになるので)

私は「娘の発達が早くてよかったな〜。」とは、あまり思っていません。
むしろ、どんどん自分の意思で動くから、オムツ替えも、着替えも、お風呂もより労力がかかるようになりました。

言って理解してくれるところまで、成長してしまえばもう少し楽なんでしょうけど…。結局寝ないし(泣)

もし、子供の発達がゆっくりで悩んでいる人がいたら、ぜひ伝えたい。
「発達が早くても別にいいことないよ。」と。

早かったら早かったで悩むこともあります。
「こないだハイハイが出来るようになったばかりなのに、もうつかまり立ちして、しっかり歩けるようになるのか?やろうとしていることを止めることは出来ないし…。」とか。

でも、全体的に見ると発達が早めな娘も、目安より遅かったことや、まだできないこともあります。「左への寝返り」です!

一向に左に寝返りする気配がなく、少し気にしていたときにかけてもらった魔法の言葉があります。
「大人になっても左がわからん人はおらん。」

「確かに。成長スピードこそ差はあれど、最終的にはみんな左に寝返り出来てるか!」と心が軽くなった一言です。

とは言え、やっぱり気にしてしまったり、悩んでしまうこともありますよね。
悩むのは、“今”ちゃんと子どもに向き合って、一生懸命育てているからだと思います。それだけで十分立派な育児だと思いませんか?

だから、私もあなたも気にしすぎないで、引き続き楽しく向き合っていきましょう!


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