「累　かさね」～1人レイトショー大好き女子の家で見た映画をただ褒めるnote～

こんにちは。
ゆぅです。

久々の更新になってしまいましたが、フォロー外さないで
いてくださった方、ありがとうございます！

今日は、おうち時間で観た「累　かさね」
について書いていきます！

「累　かさね」概要

【公演日】2018年9月7日
【上映時間】112分
【配給】東宝
【監督】佐藤祐市
【原作】累 -かさね- / 松浦だるま
【出演】土屋太鳳 / 芳根京子 / 横山裕 / 浅野忠信 / 筒井真理子 / 生田智子

ストーリー

キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれた2人の少女を主人公に、美醜をめぐる人間の業を描いた松浦だるまの同名コミックを、土屋太鳳と芳根京子のダブル主演で実写映画化。伝説の女優を母に持つ淵累は、天才的な演技力を持ちながら、顔に大きな傷がある自身の容姿に強いコンプレックスを抱きながら生きてきた。一方、舞台女優の丹沢ニナは美貌に恵まれながらも花開かず、女優として大成することに異常な執念を募らせていた。累の手元には、その口紅を塗ってキスをすると顔が入れ替わるという、母が遺した1本の不思議な口紅があり、ある日、導かれるように出会った累とニナは、互いの足りない部分を埋めたいという目的のため、口紅の力を使って入れ替わることを決断する。

見どころ

①不思議な口紅
　その口紅を塗ってキスすると顔を入れ替えることが出来るという
　不思議な口紅がこの物語の重要なアイテムです。
　累がなぜこの口紅を手に入れたのか、どうして顔を入れ替えるのか。
　ニナと出会って顔を入れ替えることで人生が変わっていく、
　累に注目です。


②入れ替わりの演技
　12時間経つと入れ替わった顔が元に戻ってしまうため、
　毎朝9時にキスをして夜の9時までに帰宅するという生活。
　2人の元の性格は真逆で入れ替わった後の演技も
　2人が違和感なく演じてるのが見どころです。　


③2人の境遇
　累は顔のことで辛い過去を過ごし、今も自分に自信が持てずにいる。
　二ナは病気のことで辛い過去を過ごし、今も病気と共に生きている。
　2人の境遇は似て非なるもので、2人の欲望が一致したとき、
　注目の若手女優、【丹沢ニナ】が生まれるのだった。
　2人が欲望を満たされた時の累の演じるニナも見どころです。


④生まれてくる嫉妬 / 苦悩
　入れ替わった人生は一見、順調そうに見えたが、
　恋やそれぞれの人生の苦悩によって嫉妬が生まれてくる。
　自分の求めているものが手に入った時、
　本当に人は幸せになれるのだろうかと考えさせられた。


⑤最後の結末
　最後は2人がどう生きていくかの決意が見られる。
　「自分自身で居られるなら」「入れ替わったままで居たい」
　2人の想いは重なっていくのかという部分も最後まで気になるところだ。

最後に

今回は「累　かさね」について書いてきました。
※見どころは、あくまで個人的な感想と意見です※

皆さんは欲しいものを手に入れた時、
本当にそれが幸せだと思いますか。
手に入れたらその立場での嫉妬や苦悩が生まれてきて
必ずしも幸せになれるか分からないし、
自分自身で生きられるならそれが一番良いのでは、
と気づけるきっかけにもなりました。

誰でも悩みやコンプレックスはあると思いますが、
誰かに憧れながら頑張って目指していくというのが
一番自分らしく居られるんじゃないかなと思いました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考になった、共感した、私もこの作品見たよ！
などありましたら「スキ」をぜひお願いします！

それでは、また！