記録<記憶
#1|フライフィッシング/FlyFishing
2007年5月5日/新潟県佐渡市
バックパックにフライロッドを忍ばせて、いざ「佐渡ヶ島」へ。
路線バスに揺られながら、車窓から川探し。
一碧万頃の大海原へと注ぎ込む小さな流れ。水面には小さな波紋が広がっていた。
さっそく釣糸をたれてみると、思いもよらぬ珍客、稚アユが飛沫を上げて毛鉤に喰らいついた。
アユといえば、コケを食むことで知られるが、実際のところ成魚になるまでは肉食中心。成長著しい春先に限っては毛鉤でも釣れてしまうというわけ。
小さな流れを遡る、たくましき群影。記録より記憶に残る魚との出会い。若アユ躍る姿に妙なる島の春を垣間見た。
FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。
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