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私には何もないがある feat. Agust D
今やってる仕事は好き、海外で働くことも好き、韓国での生活も好き、周りの友だちも大好き。
でも日本も好き、日本でやりたい仕事もある、日本にいる友だちも好き、家族も大好き。
最近自分が好きなことややりたいことがたくさんあって、でも全部は出来ないもどかしさやこのままでいいのか、この狭間でゆらゆら揺れて自分の将来について考えることが増えました。
もうすぐ30歳。
人生や何かの選択に悩んだ時、28歳の時に出会った「28 - だんだん大人になるみたいだ」という曲を聴くと自分の気持ちを代弁してくれているみたいで安心できるのでよく聴いています。
その曲の好きなフレーズを翻訳してみました。
(この文章を書きながらこの曲が防弾少年団のSUGAの曲だということを知りました。いつも勇気づけてくれてありがとうございます。)
점점 어른이 되나봐
だんだん大人になるみたいだ
기억이 안 나
思い出せない
내가 바란 것들은 무엇이었나
自分が望んでいたのは何だったかな
나 이제는 겁나
今は怖い
내 꿈의 파편들은 어디로 갔나
自分の夢のかけらはどこに行ったかな
…
스물이 되면 바뀔 줄 알았지
20になれば変わると思ってたんだ
졸업을 하면 바뀔 줄 알았지
卒業すれば変わると思ってたんだ
그렇게 렇게 서른이면
そうやって30なら
그래 그래서 나는 뭐가 바뀌었지
そう、だから俺は何か変わっただろう
高校生の時は高校を卒業したら何か変わると思ってたし、20歳になったら何か変わると思ってたし、現に29歳の今は、30歳になれば何か変わると思ってます。
ドラマみたいに劇的に変わるだろうと漠然と何かを期待し続けながら色々な節目を迎えて生きているけど、ふと振り返ると何も変わってないような気がします。
人生ってその繰り返しで、この歳になっても「大人になる」が何なのか「生きること」って何だろうと悩んだりもします。
やりたいことをやってるはずなのに私には何もないような気がして、今のままではダメなような気がして悩んで。
悩んでたかと思うと、私は結婚しているわけでもないし、子どもがいるわけでもなく、はたまた借金があるわけでもない。「背中に負っているものがないので、自分がやりたいことだけやっていけばいいのか!」とポジティブに思える時もある。
私には何もないがあるんだ。
悩んだ時は、これを合言葉にして生きていきます。
もうすぐ波瀾万丈だった2023年が終わろうとしています。そして30歳になるまでもう少し。
このままではダメだと好きだった人との同居を解消して、貯金0のまま日本を離れて韓国でひとりで暮らすと決めて、色んな人に助けてもらいながら5年ぶりのひとり暮らしを韓国で始めました。
1から何かを始める楽しさ、新しい人たちとの出会い、新しい場所での再出発。
聞こえはいいけど、自分的には大満足とは言えない暮らしの連続のような気もします。
でもいつか振り返った時に、「あの時頑張ってたな〜」と思えるように自分のペース頑張っていこうと思います。