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フルート演奏Vol.13 葦笛の踊り(バレエ「くるみ割り人形」より)
みなさん、こんにちは!こんばんは!おはよう!
ふたつの痛みの病に侵され、痛みに呪われたflutist_umakoです
つい先日8月に誕生日だった父へのプレゼント動画でフルートの演奏を載せました。
そもそもこの記事を載せるのが遅すぎたので、こんな詰まった感じでまたフルート演奏になってしまうのですが…。
次は母の誕生日
そう、9月は母の誕生日なんです。
実は私が愛してやまないアパレルブランドのdrug store'sでプレゼントは準備済みでした。
このブランドはブタ🐷をマスコットにした、私が着るにふさわしいデザインです。
「ブタがブタを身にまとう」
なんちゃって(笑)。
そして、私が準備していたプレゼントがこちら!!
その名も「うずブタ ワーキンググローブ」。
つまるところは軍手です。
でもでもめっちゃ可愛くないですか?
私なんて使う用途がないのに買ってしまいそうになり、買い物かごの中を何度も見ては、削除したり、もう一度かごの中に入れたりを繰り返して「買うか?」「買わないか」苦悩してしまいました。
本当は父にも違うデザインのを送ろうかと思いましたが、母はきっと使うとしたら「冬のお洗濯干しの時に手が凍えないように」といくと思うのですが、父の場合は「普通に農作業の時に」とかなり汚してしまうのでは、ブタが描かれている意味…となってしまいそうだったので、母にのみプレゼントすることに。
お父さんゴメン…(m´・ω・`)m ゴメン…。
やっぱりフルートもかなぁ?
母にはこのワーキンググローブがあったものの、「やっぱりフルートかなぁ~」と考えていました。
一応付け足しておきますが、フルートを吹くのが嫌な訳では誓ってありません。
ただ、金婚式の時もフルートだったし、父の時も…となるとマンネリ感が否めないと思ったからです。
それでも、私の吹くフルートを、
「ずいぶんうまくなったじゃない!!」
と、両親、特に母は私の上達を、毎回言葉に表して喜んでくれているので、やっぱりフルートは欠かせないなと思いました。
選曲の悩み
父の時には、その時自分が吹きたかったのが「精霊の踊り」だったので迷いはありませんでした。
しかし、私もフルートを始めてこれでも5年。
それまで知らなかったフルートの曲をいろいろ聞いていく中で、
「これはフルートの定番だからみんな知っているでしょ!」
と思い込んでいた部分がありました。
それがちょっと違うのではないかと感じたのが父の誕生日の「精霊の踊り」でした。
いつも通り両親とも褒めてくれましたが、
「この曲はお母さん知らなかったなぁ」
とポツリ。
そっかぁ~!私だってフルートを始める前は知らなかったよなぁ!
と気づきました。
「精霊の踊り」は今の私にとってはそこそこ長い曲なのに、曲自体を知らなかった両親はもっと長く感じたんだろうなぁ。
これを反省に母の時には知っている曲を!!
それが葦笛(あしぶえ)の踊りでした。
バレエ「くるみ割り人形」とは?
誰もが一度は耳にしたことがあるこの曲、このバレエですが、ざっくりどんな舞台なんでしょうか?
クリスマスの夜、クララは素敵な夢を見る
王子に変身したくるみ割り人形が一緒にお菓子の国で旅をする…
クリスマスイヴの夜…
くるみ割り人形をプレゼントされた少女クララはおとぎの国へと旅をする
おもちゃの兵隊たちとの勇敢な戦いを経て、王子となったくるみ割り人形や妖精たちと楽しいひとときを過ごす物語。
第一幕
くるみ割り人形をプレゼントされたクララはその無骨な人形を気に入ります。
それを見た弟と取り合いになり、人形は壊れてしまいます。
クララは、壊れたくるみ割り人形が気になって、夜中に起きて居間へやってくると、その時、時計が零時を告げ、クララの体は人形のように小さくなります。
そこへねずみの大群が押し寄せ、くるみ割り人形率いるおもちゃの兵隊とネズミたちとの戦争が始まる。
ねずみの王様とくるみ割り人形の激しい戦いが繰り広げられます。
クララはスキをみてスリッパを投げ、くるみ割り人形に勝利をもたらします。
するとくるみ割り人形は王子の姿になり、クララにお礼を言って、雪の森を通りクララをお菓子の国に連れて行きます...
第二幕
お菓子の国の女王・金平糖を始めとした、たくさんの住民に迎えられます。
クララは席を用意され、チョコレート(スペイン)、コーヒー(アラビア)、お茶(中国)、トレパーク(ロシア)…多彩に繰り広げられるお菓子の国の踊りを見て、夢のようなひとときを過ごします。
クララは踊りを披露して歓迎してくれたみんなに感謝し別れを告げました。
そしてふと気が付くとそこはお菓子の国ではなく、自分の家の居間のソファの上でした。
すべてはイブの夜のクララの夢だったのだった…
葦笛の踊り
「葦笛の踊り」は「くるみ割り人形」の第二幕、クララが訪れるお菓子の国で登場する踊りです。
曲も大変有名で、全く縁がない方でも
「一度は耳にしたことがあるのでは?」
と思います(白い犬のCMなどで…)。
「葦笛の踊り」はフランス語では「Danse des mirlitons」=ミルリトンの踊りと呼ばれているそうです。
ミルリトンというのは、アーモンドクリームのタルトだそうです。
何だかすっごく美味しそう!
でもタルトだったら笛はどこから?
すると、英語のタイトルは「Dance of Reed pipe」。
おっ!ここで葦笛が出てきましたね!
とまぁ、ルーツはこんな感じで肝心の演奏です。
今回も父の誕生日同様一発撮りなので、お聞き苦しいところが多々あったかと思います。
終わりに
私が両親にお礼やプレゼントできるとしたら、フルートを吹く事なんだと思います。
私がいつまでこうしてフルートを吹いていられるかは分かりませんが、吹いていられるうちには精一杯、気持ちを込めて、テヌートやアーティキュレーションに気をつけて吹いていきたいと思います。
ちなみに母はあの軍手を、カーブス(女性限定のワークアウトスペース)で使うそうです。
やはり母、草取りに…とは言いませんでした(笑)。
今度は「病気との闘い㉔」~を書いていきたいと思いますが、余裕のない時は一言で終わる日もあるかと思いますが、読んでいただけることに感謝しながらこれからも拙い文をベッドの上から書き続けていきたいと思います。
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