私にとって結婚とは
初の投稿となります。
はじめまして、たかし(フルーツ)と申します。
簡単に自己紹介を。
年齢は39歳、今年40歳になる年齢で、性自認はゲイです。長年連れ添っていますパートナーがおりまして、20年一緒に暮らしています。
b-lightのメンバーのばんさんとご縁があり、コロナ禍の2022年頃から参加させて貰っております。なかなか投稿出来ずにいましたが、今回重い腰がようやく上がり、初投稿させてもらいました。
今回はテーマを頂き、「私にとって結婚とは」とのことで、自分の結婚についての思いを書かせてもらいます。拙い文書ですが、どうかご容赦ください。
前述しましたが、今のパートナーとは出会って20年。一緒に暮らし始めてほぼ19年ほどになるんですが、結婚を意識したこと、結婚できたらいいのになぁと思ったことはめちゃくちゃあります。
まず、パートナー、そして自分の親の死別の際、それを強く意識しました。
パートナーの親を32歳の時に(パートナー31歳の時)、自分の親を37歳の時に亡くしました。
僕の親も、パートナーの親も、公認の仲なのですが、参列する際は「知人」でしか参列が出来ません。理由はカミングアウト出来てない、パートナーの親族だったり、戸籍上、家族ではないため、できることも限られているから。
自分の親の葬儀の際は、自分が喪主だったので、余裕も全くなかったのだけど、パートナーの親が亡くなった時は、とにかくそれがショックでした。パートナーの親には、家族と思って接してもらっていて、すごくお世話になっていたし、亡くなる直前も、「A(パートナー)とお母さんを頼むね。たかしくんはしっかりしてるから」と言われたのを今でも思い出します。
戸籍上、家族でないと出来ないことは、緊急時や1人で対処出来ないことが起きた時ほど、その重みを感じています。
なので、戸籍上の権利は認めてほしいなと、日々思います。家族同様である生活をしていても、それが、法律上は認められていない形なんだと言われているに等しいと感じるからです。
パートナーが今後、病気になった時、逆にじぶんもしかり。その後、予後が悪く亡くなってしまった時など、人生の困難なタイミングで、「戸籍など、法律上認められいる」とゆうことが、どれだけ安心出来るかと思います。
でも逆にとゆうか、それにもう、慣れてきている自分もどこかでいます。「戸籍上繋がってないからこれはできないけど、これは出来る」ってゆう事や感覚が当たり前になっていきていて、昨今言われている「結婚の権利を絶対ほしい」とゆう熱意はあまりないかもしれません。
ゲイであることを受け入れれない人もいるし、俗世間に言うような「ゲイフレンドリーの人たちがいるから生きてこれた!ありがとう!」とゆうようなエピソードも直近ではあまりなくて(20代の際は、カミングアウト→親や友達に受け入れてもらえなかった時期もあった)、「パートナーと今後も一生暮らしていって、それぞれの責任はそれぞれが取らないといけないから、自分は自分でしっかりしないとな」と思っています。
時代の多様性を認めてもらえる空気のおかげで、カミングアウトのハードルはどんどん下がっていて、相手にもそれなりの理解のある、恵まれた時代になってきてるなとゆうのは、今とても感じています。
職場でもカミングアウトしていて、「結婚してるの?」とかありがちな質問も受けなくて済むようになったので、その点は本当に時代が進んできてよかったなと感じます。
でも、「結婚したい!結婚出来ない世の中っておかしくないか?」とはあまり思わない。とゆうのが僕の結婚への価値観になります。
逆に昨今の「LGBTQを認めないといけない!!」とゆうような強い主張には、疑念もあって、嫌いな人もいるのが当たり前かなと思うし、その人たちの声がかき消されるのはおかしいなと思うので、良いバランスとゆうか、お互いの気持ちいい距離をとって、物事が進んでいけばいいのになと思います。
以上が、「僕が思う結婚について」のお話でした。今後もテーマを決めて文章を書いていければと思います。
もしよろしければ、またお会いできればと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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