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自分の誕生日に、産まれた病院を訪れた話


note10日め!

今日は711の誕生日だった。

いくつになっても誕生日は何だか特別な日で、
内心そわそわしてしまう。

(ラッキーデーでもあるので、宝くじを買うのもいいらしいですよ〜)


ここ5〜6年前からは 「お腹を痛めて産んでもらった事に感謝する日」として、

母に食事をご馳走したり、
花を贈るのが習慣になっており


去年の誕生日には遂に 出産してくれた病院を
見に行ってきた(笑)。

3X年生きてきて初めて訪れた
自分が産み落とされた病院。

711の最寄りから電車で40分程だけど、
全く降りたことのなかった街。

0歳以降ね。

駅から病院まで歩くとき、
なんだかドキドキソワソワしたな。
なんだろうあの感覚は。

好きな人の昔のアルバムのページでも
密かにめくっているかのような。

築年数は経ち、静かに歴史は感じられるものの綺麗にリフォームされ
清潔感ある院内にちょっと入ってみたりして。
(すごくドキドキした!)
診察にきた患者さんのふりをして、
待合席にそっと座ってみたり、、、

母はここに入院していたのか。
この待合室で、私を抱いていたりしたのかな。
どんな思いで座っていたんだろうか。

と、想いを馳せるのも一興。(一興てなんだよ)


駅前の本屋の、 赤ちゃん本コーナーには立ち寄ったんだろうか。
と 棚の前で 同じように背表紙に目を走らせてみたり。

病院の前の神社にもお参りしたのかな、

すぐそこの魚屋さんも覗いたりしたかな。

大きいお腹を抱えながら、駅で電車を待っていたのかな。
なんども通院、大変だっただろうな。

と、ものすごいリアルさで
脳内タイムスリップができる。

完全にタイムスリップ。

1度はオススメです、自らの産まれた病院を訪れてみること。


リアルに 当時の母親目線を感じてみると、
誕生日という日に新たな感謝の気持ちが湧いてくる。

こんなに重みのある日だったんだね。

それは特別だよね。

母にとって人生でスペシャルに特別だったんだから、その日の思いもわたしに焼き付いてるもんね。

わたしの願いは母に「産んで良かった」と
思ってもらうこと。

散々迷惑をかけつくした分、
死ぬまでそんな生き方をしていこう。




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