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2周目を終えて間違いなく私の推しゲーになった3つの要素
スカーレットネクサスの2周目を終えました。1周目は去年プレイしてまして、その時のレビューはこちら。
1周目はユイトという男主人公をPS4で、2周目はカサネという女主人公をPS5で遊びました。元々グラフィックや動作は優れている作品なので、ハードが異なっていてもそんなに大差はなかったように感じます。ロードは早くなったかな。何が良かったかは書き連ねるとほぼレビューで言っていることと同じなのですが、好きすぎるので改めて3つに絞って語ります。だいたいのあらすじやここで語りきれていない話もありますのでぜひレビューも読んでもらえると嬉しいです。
ストーリーが深すぎてずっと面白い
レビューを書き終えた時、まだまだ遊び足りない、この世界観、キャラクターが好きすぎてもっと浸っていたいと思っていました。そんな状態での2周目だったので飽きることなんて全くありませんでした。飽きなかった理由はもう一つ。それは2周することでストーリーの深みが増したからです。逆にいえば2周前提ストーリーともとれるので、さらっとこなしたい人には難色を示されるかもしれませんが…。このゲームは2人の主人公が選べますが、2人は終盤以外物語のほとんどを一緒に行動していません。そのため初めて行く場所、初めて知った情報、片方にしかいない敵もたくさん出てくるので2周目でも新鮮に進めることができました。
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ユイトは感情表現が豊かで思ったことはなんでも相談するタイプなのでわかりやすいキャラなのですが、相対的にカサネは感情を表に出さず、何を考えているかわからないタイプです。そのため1周目ではカサネの行動の理由がわからない、2周目ではいろいろ考えて苦しんでいることがわかる、そんな気づきがたくさんあってそこが面白かったです。具体的にどういうところが…と話すともれなくネタバレるのでそれは後日ネタバレ有りの記事にて。うぅ〜〜語りたい〜〜〜!!
あとはこの世界は設定が細かく複雑で、状況が1転2転3転と常に変わり続けるので単純に2周ぐらいしたほうがいろいろ理解できるなぁとも思いました。1周目でつい勘違いしていた関係性もあったので、そこは間違いに気づけて良かったかも。(具体的には1周目で恋人同士だと思っていた2人が、2周目で実は両片思いで女性は別の人物の婚約者で三角関係だったということに気づいた)
アクションが過去一楽しかった
ブレインパンクアクションと呼ばれる本作の戦闘システムは非常に面白いです。ボスバレ大丈夫でしたらこちらを見てみてください。
やっぱりこのゲーム楽しいし、このボス曲好き。でも2周目ついに終わってしまったよ。間違いなく推しゲー!! pic.twitter.com/8k7SaKWBIL
— 泡沫 (@fluchtige_sache) August 8, 2024
右下にあるのは仲間達の脳力。最大8人分セットできます。大きなダメージを与えたいときはハナビの発火、姿を消したいときはカゲロウの透明化、霧で見えなくなったときはツグミの透視、と状況に合わせて脳力を借りて戦います。おそらく未プレイの人には画面上で何をしているのか何が起きているのかわかりづらいかもしれませんが、プレイしている側は全てわかってこなれた感じで操作できます。それがとっても楽しい。また、脳力を借りた時のカットインがいちいちかっこよくてそれもまた戦闘の楽しさを増長させます。ちなみに上の動画、ボス曲もめちゃ良いです。
戦闘モーションは非常にスピーディで爽快感がありますが、行動キャンセルができず、回避ボタンを押してもすぐには避けてくれないという難点はあります。が、そんなん回復したら大丈夫だから!!!!!
キャラクターがみんな好きすぎる
本作は間違いなくキャラゲーです。それが人によっては良くも悪くもあるとは思いますが、そんなメインメンバーの魅力をストーリーのネタバレなしで簡単に紹介!かっこいいところばかりじゃなくてこんなお茶目な一面もあるんだぞ!というのを知ってほしい!
ユイト・スメラギ
本作の主人公の1人。明るく誰に対しても優しい面倒見のいい青年。超脳力は念力。面倒見の良さが祟って、癖の強いメンバーの被害によく遭う。人の好意に鈍感。バッキーちゃんという土偶のようなキャラクターに恐怖も覚えるレベルの執着心を見せる。
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カサネ・ランドール
本作のもう1人の主人公。超脳力はユイトと同じ念力。ランドール家の養子として育てられ、家で唯一優しくしてくれたお姉ちゃんのナオミのことが大好き。そのレベルはもはやシスコン。養子になる以前の幼少期の記憶がほとんどなく、それらも相まってか感情表現が乏しい。人の機微に鈍感で思ったことをなんでも口に出してしまうので、それが原因で揉めることも。
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ハナビ・イチジョウ
本作のヒロインポジション。超脳力は発火。ユイトの幼馴染でもある。ユイトのことが好きだが、ユイト本人は全く気づかないし、ハナビもまだ伝える気はないという現状。誰とでも仲良くできる明るい子だが、ユイトを傷つける人絶対許さないウーマン。火力がおそらくメンバー内で飛び抜けている。
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シデン・リッター
ツンデレ。超脳力は放電。プライドがとーーーーっても高く、負けず嫌い。物語冒頭ではそれはそれは胸糞ムーブをかましてくる彼だが、後半のデレがとてつもなく、このギャップで大好きになった人は絶対に私だけではない。私はもうシデン推しです。
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ゲンマ・ギャリソン
メンバーの中ではベテラン。超脳力は硬質化。相談に乗ってくれたり、悲しむ人に寄り添ったりしてくれる包容力のある人物。怪伐軍では超脳力を維持するために成長を抑制する矮化剤が投与されているが、その効果が切れ始めているため最も年長の見た目をしている。実際は50歳を超えている。若い子の話題についていけないことを少し気にしている。
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ルカ・トラヴァーズ
七剣星(セプテントリオン)と呼ばれる怪伐軍のエリートの1人。超脳力は瞬間移動。幼く見えるが実際はユイトよりおそらく年上。そのため喋り方が大人っぽくとても頭がいい。幼い体がコンプレックスなのか、やたら筋肉に執着しており筋トレマニア。でもたまに見た目通りの子供っぽいところもある。
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アラシ・スプリング
怪伐軍で広報を担当しているアイドル的存在……と見せかけてかなりのサボり魔。超脳力は高速移動。彼女も見た目よりだいぶ年をとっていそうな言動をとる。通称ぐでアラと呼ばれるほどダラダラとすごし、パソコンをいじったりゲームをしたりとアジトではなかなかの態度を見せるがIT関係にはメンバーでもっとも強い。
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キョウカ・エデン
メンバー内ではママ的存在。超脳力は複製。メンバーのことを常に気にかけ、仲を取り持ってくれたり心配してくれたりととにかくママムーブが多い。占いにかなりハマっており、よく他のメンバーを入信させようとして引かれている。ママ的存在だが料理が壊滅的にできない。
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ツグミ・ナザール
引っ込み思案の女の子。超脳力は透視。人と話すのが苦手だけど大好きな植物のことになるとマシンガントークが始まる。同期のカゲロウとは唯一スムーズに会話ができるが、カゲロウのいい加減さに辛辣なときもある。かわいい。
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スルーを決め込むツグミ。
カゲロウ・ダン
ひょうきんお兄さん。超脳力は透明化。ある程度歳をとってから怪伐軍にスカウトされたのでみんなよりは年上の見た目をしている。常に飄々として本心がわからない。本心を聞き出そうとしてものらりくらりとかわされる……が一番秘密を抱えているのは実は彼。ツグミのことを異常なまでに可愛がっているが恋愛感情があってのことではない。これにもとある秘密が関わっているがそれがわかるのはカサネ編のみ。
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みんなの魅力が少しでも伝わったらいいのですが…。ゲーム中はこの個性豊かなメンバーがわちゃわちゃしながら物語が進行します。だからか、どんなに苦境にたたされても楽しくいられます。実際ストーリーはかなり重いはずなのですが、しんどくなるようなことは一度もありませんでした。
以上が私がこのゲームを推しゲーに認定した主な要因になります。もちろんこのほかにもあるんですがとりあえず3つだけ。本作はこれ以降シリーズは出ておらず、単品ということもあってあまり話題になっていない印象があります。実際私はこのゲームを紹介動画で見るまで存在を知らず、動画主さんには本当に感謝しています。この記事を通して少しでも気になってくれる人が増えてくれたらいいなぁと思います。