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【感想2】こんな大団円を夢見てた【FEif透魔王国】
※まずはじめに、この記事はファイアーエムブレムif(以下FEif)の全てのストーリーのネタバレを含めて感想を書き殴っています。ネタバレが嫌な方は閲覧をお控えください。
長々とFEif記事が続いてます。お前noteの記事5割ぐらいFEifじゃね?と言われればそんな気がしますが、それくらい私には忘れられない神作品だったんです。
今回は透魔王国編の主観視点で感情的な感想をお送りします。いつも以上に語彙力がないかもしれません…(笑)
念願のリョウマ兄さんとの結婚
何回か記事で書いているのですが、3年ほど前に白夜王国編をプレイしたときは男主人公でプレイしていました。
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この時は女キャラとの結婚イベントになり、メイドのフェリシアと結婚しました。結婚イベントがあって、触れ合いもあって、誰と結婚できて誰とできないのか。という基準が当時はわからなかったので、そのシステムを理解して「えっ……これ女主人公で始めてたらリョウマ兄さん(白夜兄)と結婚できてたのでは……!?」と気づいた頃にはすでに主人公に愛着が湧きすぎてて今更リセットすることができなくなっていました。リョウマ兄さんの中の人が好きなんです…。
その後暗夜王国編をプレイした時にはすでに3年経っていたので、なんの躊躇もなく女主人公を作成して新しい人生をスタートさせました。ある意味心機一転で良かったかもしれません。暗夜王国にはもちろんリョウマ兄さんはいないので、マークス兄さん(暗夜兄)と結婚しました。結婚後のイベントの甘々感よ……これはリョウマ兄さんもさぞかし甘々に………(ワクワク そしてそのままキャラを引き継いで透魔王国編をプレイし、加入が遅くて焦ったものの、無事に念願のリョウマ兄さんとの結婚を果たしたのでした。
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さらに2児の子供にも恵まれ、達成感…。息子のカンナ君は2回目の登場です。もう一人の息子のシノノメは、白夜王国編プレイ時には私の息子ではなかったのですが登場はしていました。ただ、加入イベントの戦闘で死んでしまったので仲間に入れられずじまいでした。今回は死にものぐるいで助けに行きました。
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シノノメは豪快なお兄ちゃんって感じ。
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カンナの髪の色の違いや兄の性格の違いがよくわかる。
政略結婚を仕組みまくる
せっかく両方のきょうだいが揃うので、やはりみんながわちゃわちゃ交流してるところを見たい……!!そしてゆくゆくは結婚させまくりたい……!!という邪な気持ちで後半はずっと白夜と暗夜のきょうだい達の支援ランクを上げまくってました。
というのも、そもそも陣営内の人数が30人を超えるのに対し、後半の出陣メンバーが12〜15人ほどなので、必然的に主人公+4(白夜きょうだい)+4(暗夜きょうだい)+アクア(透魔)+2(息子達)がメインになりやすいのです。家臣達より火力が安定しているのでこの編成はとてもやりやすかったです。ではこの戦法で得られた微笑ましい支援会話をご紹介。
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確かに君達似てるよ。
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兄達は前回記事に載せているので割愛。姉達と妹達は暗夜王国編でも最終的に和解するのですが、ヒノカ姉さん(白夜姉)はリョウマ兄さんが亡くなって白夜王国の女王となっている…など、シチュエーションにだいぶ差がありました。
そして結婚は…
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…という感じで
マークス(暗夜兄)✕ヒノカ(白夜姉)
カミラ(暗夜姉)✕タクミ(白夜弟)
レオン(暗夜弟)✕サクラ(白夜妹)
で結婚してもらいました。エリーゼ(暗夜妹)は人数が合わなかったのでアクア(透魔)とバディになってもらいました。
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眼差しが優しい。
支援も十分にあげて、そのメンバーで出陣するので、戦闘ではあまり苦戦しませんでした。仲良きことは良きことかな……!
親の話めちゃくちゃ出てくる…!
ソフト版のメインストーリーでは顔が判明している親は主人公の産みの親の白夜女王ミコトと育ての親である暗夜国王ガロンぐらいでした。白夜国王のスメラギは暗夜編で回想シーンで後ろ姿のみ出てきたかな。今作では主人公のルーツが明らかになるからか、それに伴って顔初公開の親がいました。
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今作では敵に操られた死者として登場。
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主人公の叔母にあたる。こちらも敵として。
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主人公の父親。
主人公とその息子が竜に変身できる理由がついに明らかになりスッキリしました。耳も尖ってたし、やっぱり純粋な人間ではなかったんですね。出自が曖昧だったアクアも主人公とは従姉妹だったことが判明し、本当に今作で家系図がはっきりしました。これ本編でわからないのはちょっとモヤらないのかな…?
家族が誰も死なないハッピーエンド
※ここでいう家族はきょうだいやアクアのこと。
前の記事でも書きましたが、ソフト版のお話ではきょうだいが誰か死んでいました。それも憎しみ合ってとかではなく、不本意な形でです。戦争をしている以上被害0なんて夢のような話ではあるのですが、それでもたとえ対立陣営であってもきょうだいの誰も傷つけたくない気持ちは常に主人公にありました。なのでソフト版のエンディングは真に主人公が望んだ結末ではなかったのかなと今では思います。
それが今作では誰も死なないしみんな仲良し…!(仲間で1人死者は出ますが)甘ちゃん主人公にとってはこれ以上ない理想の結末だったと思います。
また、ソフト版では最後にアクアが失踪してしまいます。プレイ時は理由がわからなかったのですが、今なら彼女が一切問題の解決していない透魔王国に一人で帰っていたんだとわかります。透魔王国は呪いの関係上表世界でその国の話をすることができません。話せば泡となって消えてしまうからです。真の事情を語れず、助けも戀えず表の世界が平穏になっていくのを一人寂しく見てたのかなと思うと少し切なく感じます。今作では全てが明らかになり、透魔王国も救うことができ、なんなら主人公が新透魔国王に就任するというびっくりなこともあり、アクアにとっても良い形に収まって良かったなぁと心から思います。
まとめ
ハッピーエンド厨の私にとってファイアーエムブレムの世界はとても厳しい。命と国の正義をかけた戦いの末に起きる必要な犠牲だと言ってしまえばそうなのかもしれません。今作の主人公はアバターが作れるあたりもそうですが、その世界では甘いと言えるような平和的思想を持ってて、まさに内面的にも自分のアバターでした。風花雪月もまだ一周しかしてませんがキャラクターに愛着も湧く良作です。しかし未だに風花雪月ファンが望むような大団円エンドが存在しません。(無双はわかりませんが、主人公変わっちゃうしなぁ…)エーデルガルトを殺した時のシーンは未だに思い出すだけでモヤモヤしてしまう。
現実的ではないし都合のいいお話かもしれないけど、自分が愛し、そして自分を愛してくれるきょうだいたちが皆で笑っていける未来を作れた。これがファイアーエムブレムif インビジブルキングダムをやってよかったなぁ、一生忘れられないだろうなぁと思えた最大のポイントでした。
ファイアーエムブレムシリーズは風花雪月以来無双以外ではちょっと音沙汰がないので、またこういう感情移入がしっかりできる新作に期待です!
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