選択と姿勢
大学で経験したいこと
入りたい研究室
師事したい教授
が既に決まっていた私でしたが
大学のカリキュラムを見て、驚きました。
こんなにも面白そうな講義があるのか!と。
入学当時の私は
やりたいこと、学びたいことが決まっていた分
それしか見えていなかったのです。
この大学、学部に入ってよかったと思いました。
自分が意図していなかった学びを得られる
チャンスだと思ったのです。
私にとって、大学・学部選びは大正解でした。
正しくは、正解となるように
行動してきた、というのがあります。
人は選択する時、選ぶことに意識を向けがちです。
しかし、選ぶと同時に
別の可能性、チャンスを”捨てて”もいるのです。
私が当時、選択した学際学部は
私達の親世代にはない、新しい学部でした。
となると、保守派からの反対がつきものです。
深く専門性を学べる伝統的な学部が良い、や
結局何もモノに出来ずに卒業してしまう、や
学びが散漫になってしまうから就職に不利だ、など
いろんな心配の声をいただきました。
でも、私の人生です。
責任をとれるのも、後悔しないようにするのも
全て、私が決められるのです。
そのため、そんな声は
耳に入っても、心には響きませんでした。
私は私の選択を信じ
良いモノにすると覚悟を決めて
ただただその姿勢で前に進むだけでした。
何と言われようと、誰に言われようと
自分の選択を信じる姿勢。
信じて前に進む姿勢。
覚悟を決めて、良い選択にする姿勢。
学びを自分のモノにするためには
どこで学ぶか、誰と学ぶかも、もちろんですが
自分のそれに向かう姿勢が大切だと感じています。