いのちをみつめる②
ここからはスピリチュアルな視点でのストーリー。
友人のいちごちゃんが旅立ち、私は泣きすぎたのか、出血性結膜炎になり、目に鮮血が出てホラーに!!ネットで調べるとコロナの初期症状で数パーセント結膜炎があるとのことで、念のため葬儀には行かなかった。
でも葬儀の4/5は、ちょうど世界瞑想デーだったのでパートナーと森に行って、そろそろ気分を切り替えてみよう!となった。
ちょうど世の中のコロナによる不安もピークで、仕事もどうなるか読めないし、いちごちゃんは死んじゃうし、目は出血してるし、私はもう世界から光が消えたような感じだったのだ。
春の日差しを浴びながら森で瞑想したら、自分の感情や思考の狭い暗い世界から、広い世界に飛び出て、宇宙と地球の間に、変わらぬ自分の中心が、光の世界が変わらずあった。
すーっと気持ちが切り替わったのを感じた。
そして、今世界に起きてることやニュースの世界、インターネットの様々な情報、そもそもこの認識してる世界の当たり前とされてること、全部”嘘かもよ〜ん”と、エイプリルフールに旅立ったいちごちゃんに言われた気がした。
情報に振り回されず、もっと自分の感覚を信じようと思った。
さらにその夜は、お月様と雲がとっても綺麗で眺めてたら、鳳凰のような壮大な雲と、女神のような、妖精のような女性のシルエットがハッキリと見えてきて...。
その姿は空に飛んでいってるようで、とても美しくて、解放されて、天女のようにとても気持ちよく飛んでいるように見えた。
パートナーと、あ、あれは絶対いちごちゃんだよね!!!!そうだね!!!と一緒にその雲を目に焼き付けながら、やっと彼女からのサインがきたことが嬉しくてまた泣いた。
鳳凰が彼女をガイドしてるようにも見えた。
葬儀を終えて、肉体から離れて、本当に自由に飛び立ったんじゃないかという気がした。
一度レインドロップをしたときに、カモメになった感覚だったと言ってたのを思い出す。
今にして思えばだけど、私といちごちゃんは高校生からの友人ではあっても、二人でゆっくり遊ぶ機会もあまりなかったので、彼女の癌をきっかけに再会し仲良くなっていた。
私がセラピストだったのもあり、色々相談もしてくれたんだと思う。
別れは寂しいけど、皮肉にも、こんなに仲良くなったのは彼女が癌になったからなのだ。
再会してからの4年、最後の1年で特に距離が縮まり、思い出の奄美の旅も彼女がプッシュしてくれたから、行くことにした。
旅の最後には美しい鳳凰の雲も一緒に見たのだ。
彼がいちごちゃんに贈った絵にも描かれていたけど、不死身や、何度でも蘇るという意味が鳳凰にはあるらしい。
topと、この写真が一緒に見た見事な奄美の鳳凰✴︎✴︎✴︎
いちごちゃんが死に向かっている時間には、どんどん関係が深まっていた。
最後の三ヶ月、トリートメントを受けてくれてたのも、私に学ばせてくれてたんじゃないかなと思う。
もちろん、トリートメントでほんの少し楽になったかもしれないけど、呼吸も苦しくて、喋るのも大変なときに、友人を家に呼ぶのはなかなか大変だったと思う。
旦那さんも彼女のサポート、家事と仕事で大変な中、送り迎えをしてくれたり、施術の時も喜んで協力してくれ、最後の貴重な時間にも会わせてくれて、本当に本当に感謝してる。
彼女のいのちを見つめて、私は初めて死と向き合った気がする。
今でも本当にしょっちゅう彼女のことを思い出すし、彼女のエネルギーを感じることもある。
生きてても死んでも、エネルギーは存在する。それは感じる。でも、それなら、なんでこの地球に生まれるのか?と考えた。
それはただただこの身体で、この地球上で、丸ごと、色々なことを体験したい、味わいたいからなんじゃないかなと思う。よく言われてることかもしれないけど。
彼女と再会してからかな、自分もいつか死ぬことが怖かったし、限りある人生なのにこれでいいのか?と焦ったり、不安になる時期もあったけど、今はなんというかニュートラルだし、やっぱり私は長生きしそうな気もする。
もともと瞑想はしていたけど、本当に辛い時に瞑想で救われた経験で、これはシェアしたい!と直後にオンライン瞑想会を始められたのも彼女のおかげだと思ってる。こんな時期だからこそ、瞑想は必要だと思えた。
不穏なコロナ禍に瞑想すること、瞑想をシェアすることに夢中になり、人と繋がることで私もまた救われた。自分の新しい一面を見つけられた。
いちごちゃんとも一緒に瞑想しておきたかったな。
生きていく中では色々な時期があって、瞑想していると、自分によく気づくし、自分の軸に戻ってくることができる。深呼吸だけでも、気持ちを落ち着けてくれたり、視点を変えられたり、苦しみや痛みを和らげたりすることは出来ると思うから。
最後に、この世に生まれる前に、縁のある人とお互いに学び合うシナリオを決めてくるという説があるけど、彼女からはここに書き切れないくらい、たくさんもらって、学ばせてもらったなと思う。まだこれからメッセージに気づくこともあるかもしれない。
今も変わらずここにある愛情も、この人生で避けられない別れの寂しさや、切なさも、色々な感情も味わわせてくれて、ありがとう。
これからも毎日、たくさん感じて、味わって、大好きな人たちと、生きていきます✴︎✴︎
おわり
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これを書いてる間にも、こんな大事なことは自分の胸にしまっておけばいいのでは?など、悩んだけど...。
でも書かなきゃ!となぜか思って、こうして書いたことで、消化できたのか、すごくスッキリしました。
また前に進むために必要だったのかもしれない。
まとまらない長い文章、読んでくれた方ありがとうございます♡
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