見出し画像

MBTI®プラクティショナー(Level2)の認定を受けました

MBTI®とは、スイスの心理学者、カール・グスタフ・ユングのタイプ論がベースとなった国際規格の性格検査です。

MBTI は検査ではありますが、診断をするものではありません。検査結果をきっかけとして、フィードバックセッションのなかで自分でしっくりくるタイプ(ベストフィットタイプ)を検証すること、そしてそのプロセスのなかで、自分についての理解が深まることに重点を置いたメソッドです。

その自己理解のプロセスが最も重要ですので、その支援をする人は一定の訓練を受けた認定ユーザーしか取り扱えないという規則になっています。また認定ユーザーも、規定によってレベルが定められており、上位のレベルの資格を取得するには、規定に定められた経験を重ね、十分な研修やスーパービジョンを受ける必要があります。

昨年、Level2の資格取得のための研修を受け、申請をして小論文を提出し、審査をしてもらいました。そして7月に無事に認定を受けることができました。この過程で、自分についての理解がさらに深まったのですが、それはまたおいおい書いていけたらと思います。

ちなみに、MBTIのフィードバックには主に3つのセッションがあります。

1)ベーシックフィードバックセッション
MBTI(Form M)の検査結果をもとに、演習を通してご自身のベストフィットタイプを検証しながら自己理解を深めていただくセッションです。

2)STEPⅡセッション
ベーシック受講後の方を対象に、MBTI(From Q)の詳細なレポートをもとに、それぞれのタイプのなかのその人独自の個性や強みを、細かく見ていきます。

3)アドバンスフィードバックセッション
それぞれのタイプにおいて、心的機能や心的態度がどのように連動して動くかという「タイプダイナミクス」と、主に人生の前半と人生の後半における「タイプ発達」について理解を深め、演習に取り組んでいきます。

通常、MBTI認定ユーザーの資格保持者が行えるのは、1)のベーシックフィードバックセッションのみです。

STEPⅡのセッションは別途トレーニング講座を受けて、合格する必要があります。また、アドバンスフィードバックセッションを行うには、セッション実績、継続学習の実績、スーパービジョンを受けるなどがさらに求められます。

何より、認定ユーザー自身が、自分自身のタイプ理解をしっかりできている、ということが基本になります。というのは、認定ユーザーが自分のタイプを十分に理解できていないと、無意識に自分のタイプからの見方で受検者の方を決めつけてしまったり、偏った情報を偏った形でお伝えしたりと、受験者の方のためのセッションであるはずのものが、逆効果になってしまうからです。

私は今回の上位資格の申請に関わらず、最初の資格取得後からずっと継続学習の講座を受け続けています。そしてまた、日常をMBTIの眼鏡をかけながら過ごすことで、自分自身のタイプについての理解を日々深め、セッションを通して出会う方々や、研修を通じて出会う方々を通して他のタイプの理解を深めています。その日々の向き合いが、よりよいセッションにつながっていくのではないかと思っています。

現在10月・11月のセッションの募集中です。

また、個別の個人セッションやグループセッション、研修の実施も可能です。お気軽にご相談ください。


サポートいただけたら跳ねて喜びます!そしてその分は、喜びの連鎖が続くように他のクリエイターのサポートに使わせていただきます!