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頭痛とちゃんと向き合うことで、ノーマルモードへ

日々、痛い痛いばかり書いていて恐縮ですが、今日も痛い話。。。

昨晩も夜中に何度も目が覚めてしまった。ここ数日の関節痛からではなく、今度はひどい頭痛に襲われ、痛みが強くて寝つけない。処方された鎮痛剤を飲むか迷ったが、1日の限度量が決められていると言われたし、過剰摂取してクセになるのもいやだ。何か他に対処する方法はないものかと考える。

おそらく横になっている時間が長くて頭に血が溜まっているのと、横になった状態でテレビやタブレット・漫画を見ている時間が長く、その体勢が首や肩に負担をかけて頭痛が起こっているのではないか。

寝られないのに、痛い痛いとベッドに横になっていてもしょうがないので、夜中の2:00に起き出して「頭痛、寝すぎ」で検索をした(正確にはそんなに睡眠をできていないのだが、たぶん寝すぎだろうという予想で)。

ふとんの西川のこちら↓のサイトによると、
「その頭痛、寝すぎが原因かも!?医師がヒモ解く睡眠と頭痛の関係」
寝すぎによる頭痛には2種類あるという。

<片頭痛>
〇特徴
目の奥から側頭部、もしくは頭全体に起こり、ズキズキと脈打つような痛み。
〇考えられる原因
血管の拡張と血流の変化。

<緊張型頭痛>
〇特徴
筋肉の緊張によって生じ、頭部を締め付けられるような痛み。
〇考えられる原因
睡眠時の姿勢。


私の場合は、どちらもに当てはまっているような気がする。ズキズキと脈打つような痛みもあるし、締め付けられるような痛みもある。こめかみのあたりも痛いし、後頭部の首の上部も痛い。


対処法は

●偏頭痛の場合は冷やす
首のうしろにある凹み、「盆の窪」と呼ばれる部分を冷やしましょう。冷やすことで血管が収縮し、痛みが軽減します。

●緊張型頭痛の場合は“温める”
首から肩の辺りを温めてください。体を温め、筋肉の緊張をほぐすことで改善が望めます。

とのことだが、

「2つは、対処法が正反対。間違った処置をすると、悪化することもあります。」

と書かれている。さて、どうしたものか。

ひとまず、ベッドから出てリビングへ行く。
なんとなく感覚的には、冷やすよりは温めるだよなあという気がして、まずは温めてみることに。

厚手のタオルを濡らして、ぐしゅぐしゅいう程度に絞る。それをレンジで2分。ちょっと熱すぎたので少し冷まし、それを首にあてる。

そこからじわ~っと固まった首がほぐれていく気がする。だけど、脈に合わせてズキズキと痛みが起こっている感じがあるので、これは逆のケアなのかな?冷やしたほうがいいのかな?

タオルが冷めてきたらまた、レンジで1分。再度首にあててあたためる。あたたかさで心もほどけていく気がする。まあこうやってリラックスするのは大事大事。

冷めたタオルをまたレンジで1分。今度は目にあてる。タブレットを見続けていたので、目のあたりにも相当疲れがたまっているはずだ。

そうやって、久々のホットタオルでだいぶリラックスできたように思う。やってみれば簡単なのに、なんでしばらくやっていなかったんだろうと不思議なほどに。

そのままソファーで横になって4:00くらいまでNetflixで映画を観ていたが、こめかみのあたりがぎゅんぎゅん痛くなってきた。それなら次は冷やしてみよう。

冷凍庫の保冷剤を出してタオルで包み「盆の窪」にあて、タオルをヘアバンドのように巻く。テレビとリビングの灯りを消して自室のベッドに戻り、数分そうやって冷やしていると、こめかみの痛みが治まってきた気がした。

冷やし続けると寒くなりそうなので5分程で保冷剤を外して、そうしてやっと眠りにつけた。


起きたら6:30で、昨日までの関節痛はまだ残ってはいるものの相当ラクになっていて、トイレに行くのもゆっくりだったのが普通に歩けるようになっていた。こめかみの痛みはまだあったので、朝食のあと、再度保冷剤で「盆の窪」を冷やした。

9:00頃には体の内側から活力が戻ってきた。活力というのは、「何かをやろうという気力」のこと。何かをやるためには、ああしてこうしてとその段取りを考える必要があって、昨日までは全く考えることができなかった。何かを考えようとしても、痛みの波に思考がさらわれてしまうのだ。

そこから洗濯機を3回まわし、全部干して、お昼には長男が作ってくれたとりそぼろで3食丼と酢の物を食べた。食事も、ここ数日はパンとフルグラとウィダーインゼリーとリンゴジュースくらいしかとっていなかったので、久々にまともにご飯を食べた。食後にはキリマンジャロの豆を挽いてコーヒーを淹れ、午後はリビングのテレビでYoutubeの動画を見ながら、首肩をほぐすストレッチをした。

ノーマルモードが帰ってきた!という感じがしてうれしかった。痛みに支配されているとやっぱり「普通」の生活は送れないんだということをつくづく思った。

時間差で、次の副作用の指先のしびれや、味覚障害っぽい口の中の苦みは出てきているけれど、ここ数日の関節痛や昨晩の頭痛のように、生活に差し障りが出るほどではない。

これまでも頭痛はあったけれど、バファリンやロキソニンを飲めば抑えられるレベルだったので、そこまでケアをしていなかった。今回の頭痛は抗がん剤の副作用ではないかもしれないけれど、副作用による間接的な副作用なのだろう。鎮痛剤が効かないレベルの痛みがやってきたことで、初めてちゃんと向き合うことができたように思う。

日々のストレッチやホットタオルなど、これからはちゃんとケアを充実させていきたい。


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大前みどり
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