お花のおはなし ~ はじめてのバラ
わたしは元々植物が好きだったのですが、あるときその関係で東京にもバラの農園があることを知りました。それが家でバラを育てることになった最初のきっかけです。
東京にあるバラの農園 ― 篠宮バラ園さん。春の即売会の期間だけオープンしているとのことだったので、何の知識もない状態でしたが、今年の5月に一度足を運んでみることにしました。
あたり一面にたくさんの種類のバラの苗があって驚かされました。その中で一輪咲いていたジュール ヴェルヌの花に一目惚れし、家に迎えることに決めました。
初心者なので苗の選び方がわからず悩みましたが、そのことを伝えるとバラ園のスタッフの方が特に元気そうな苗を選んでくれました。
ジュール ヴェルヌが比較的育てやすい品種であることや、元気な苗を選んでもらったおかげだと思うのですが、特別な苦労をしなくても基本的には元気に育って何度も花を咲かせてくれました。
ただ、やはり夏になるとハダニの被害に遭ったり、暑さで元気がない状態になってしまったりすることがありました。
最初は正しい対処ができずほとんど葉がなくなってしまったこともあったのですが、酷暑の中でもいくつか花を咲かせてくれ、生命力の強さを感じさせられました。
バラの見頃は春と秋です。だんだんと回復し、秋にはまたたくさんの美しい花を咲かせてくれました。
バラは繊細な生きものですが、毎日健康状態を確認したり、水をあげたりすることは、自分自身のケアに意識を向けることにもつながっているように感じています。
ずぼらな性格なので、リモートワークで朝の時間を確保しやすくなったことにはかなり助けられています。
いまではすっかりバラの沼にハマってしまい、ほかの品種のバラも育てはじめています。
それぞれのペースで成長しているので、よいタイミングがあればここでまたご紹介したいと思います。
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