2020サマーインターン選考記
東大工学部電子情報工学科3年生のサマーインターン選考記です。企業の人事の方に見られるのが怖くてこういうの書いていなかったのですが、事実を述べる分には何も問題ないか。と思い、同期とか後輩とかの参考になればという気持ちと自分用のメモを兼ねて書くことにしました。
まず最初にまとめです。結果にだけ興味がある人はどうぞここだけ読んで下さい。
応募した企業
エンジニア部門
ヤフー、メルカリ、ゴールドマンサックス(投資のイメージあるけどエンジニア部門もあります)、フューチャー、voyage group、GREE、Google(Coder Sprint)
コンサル、SIer
NTTデータ、セールスフォース、PwC(ITソリューション)
選考結果
この10社に加えていくつか受けていて、落ちたのがエンジニア部門のフューチャー、voyage group、GREEの3社で他は合格頂きました。興味本位で出した錚々たる企業から合格いただいて畏れ多いです...。
メルカリとGoogleに関してはエンジニア育成プログラムのようなものを2ヶ月受けて、その中から選抜されるインターンに応募したので一般募集のポジションではないです。このプログラムについての記事もいつか書きます。
選考を受けてみての感触
やっぱり学部生で大手企業のエンジニアは厳しいなあというのが第一印象です。ただただスキルが求められるので、やっぱり高校時代からプログラミングやっていた人や大学院生には負けます。あと自身を持って紹介できる大きな開発物がないと人事の方に響かないみたいですね。あとはAtCoderのレートめっちゃ高いとか。
まず落ちた企業に関しては、voyage groupとGREEは単なる実力不足かな?どちらも最終落ちです。特に個人でなにか開発している訳でもないのでアピールするものが足りなかったんだと思います。フューチャーに関してはコーディングテストほぼほぼ通して自信あったのに面接すら行けなくてえ???て感じでした。
合格した企業では、受かると思っていなくて驚いたのがヤフーです。最終面接の時は話していていけるかな、、という感じではあったのですが、倍率めちゃくちゃ高いと聞いていたし、一次選考?のコードテストも全部は通せなかったので。あとgsのコードテストが簡単で驚きました。普通に全部解けた、、。
選考フロー
エンジニア: ES提出 → コードテスト → 一次面接 → 二次面接
コンサルなど: ES提出 → SPIや玉手箱 → (動画面接 →) グルディス → 面接
一概には言えないですがこんな感じです。エンジニアだと面接中にコードを書かされることもあります。コンサルだと面接がケース面接だったりしました。
エンジニア部門の選考対策
エンジニアに関してはそんなに受かったわけでもないのであまりドヤ顔で言えないですが、何か世に出している個人の開発物があると本当に強いです。Webアプリでもスマホアプリでもソフトでもいいと思います。何か自身のある制作物はありますか?と必ず聞かれるので、一つ持っておくと良いです。
あとは普段から勉強したものをGitやQiitaやNoteに書き留めておくといいっぽいです。そのURL をESの書類に書いておくと人事の人が絶対に見てくれるらしいので。あとGitHubをちゃんとしておくといいことがあるかもしれません。ESにGitHubのアカウントを書く企業がほとんどだし、それを元に面接を進める企業も多かったです。
当たり前のことですがどの企業もコーディングテストは課してくるので、AtCoderのC問題程度は普通に解けるようにしておきましょう。
コンサル、SIerの選考対策
選考対策とかいうタイトルを付けておいて申し訳ないのですが私はコンサルの対策は一切しなかったです、、。普段からプロジェクト運営やグループ開発をやっているので大丈夫かな、と思ってありのままの自分で選考に臨みました。Webテは普通にやっていれば9割程度取れるもので、グルディスやケース面接はその場で与えられたお題に対して素直に自分の意見を言えば大丈夫です。
こんなでも通ったのは、おそらく私が今までに参加してきた様々なプログラムやプロジェクトの経験のおかげかなと思います。学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカエピソードが沢山あって、受ける企業や部門によって言うエピソードは変えていました。参考までに一部を書いておきます。
・ダンスサークル 大会出場や講演など
・バドミントンサークル 新歓代表
・バイトのシフト管理係
・ダンスチームの立ち上げ・運営
・情報系イベントの運営
・開発プロジェクトの運営
・Webアプリ開発
・ハッカソンいくつか受賞歴あり
・ものづくり系のゼミ
・長期インターン
・留学に行ける学内の選抜プログラム
・英語も得意な方です
これくらいあれば話に詰まることはないので、何か聞かれたら状況に合うエピソード引っ張り出してきてしゃべってました。何でも将来に役立たない経験はないので、まだ時間がある人は色々なことにチャレンジするといいと思います。
最後に
1年前までは大学院に行く気満々だったのに、夏の留学がコロナで中止→夏休み暇じゃん!→何しよう?→インターンでも応募するかというノリで始めた就活?でしたが、思った以上に社会に出ることが楽しそうなので院進しないで学部就職するかもしれません〜
エンジニアになるか他のIT系に関われる企業に行くかは最近の悩みですが、どこに行くにしても自分の脳力を最大限に活かせる環境にいたいなと思っています。10年後、この仕事が自分にピッタリ!と思える仕事をできていることが目標に頑張ります。この通ったインターンのうち1つが2ヶ月のフルタイムインターンなので普通の人に比べて応募した企業数少ないかもしれませんが、情報系学生の参考になれていたら幸いです!いいと思ったらこの記事にいいね押していってね!
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