【読書日記】-196℃のゆりかご
おはようございます。
【ファイナンシャルプランナーが考える「子供の教育」「親子で勉強」「大人の学び」】でnoteを書いているPです。
今日もさっそく書いていきましょう❣️
本日は読書日記です。
タイトル: -196℃のゆりかご
著者:藤ノ木 優
出版社 : 小学館
発売日 : 2024/3/19
単行本(ハードカバー) : 226ページ
小学校にある市民図書室で何気に見つけて、手に取ってみた本です。
帯の
「母はなぜ、義母だと嘘をついたのか」
ー18年間隠され続けた出生の謎を追う、圧巻の家族小説。ー
とあり、「気になる~」と思い借りてきて一気読みしました。
読みやすい平易な文章、家族小説ということで、サラッと読めました。
が、内容は大変ハードで、そういうことだったのか!と驚かされました。
普通では想像できない、思いつかない内容でした。
著者が産婦人科医であるから書けた内容だなと。
なかなか、法律的、倫理的に、難しい、考えさせられる内容だなと。
生殖補助医療が発達し続けている今だから書ける小説だなと。
小説の真相は、ネタバレになるのであまり書きませんが、
生殖補助医療の進歩に驚くばかりです。
私の周りにも体外受精経験者が数人います。
一昔前では考えられないことが、現実で起こっています。
小説のようなことも、やろうと思えば出来てしまうんだと少し恐ろしくなりました。
読む人の今置かれている状況、年齢、性別、育ってきた環境によって、捉え方は様々だと思います。
少子化が叫ばれる今、生殖補助医療について少し勉強になる小説でした。