レタッチの意義
有名なフォトグラファーさん達のインスタを見ていると、皆さんこぞってレタッチという段階を踏んでいます。
レタッチ=加工
初め私はそう思っていました。
だからプロの撮った写真を見ても、全部加工なのか〜非現実的だなと感じました。
でもどこかでその非現実的な色合いの写真に惹かれる自分もいて、心から綺麗だな•素敵だなと思える写真に沢山出会ううちにレタッチに対する考えが少しずつ変わっていきました。
そして私もLight roomを使ってレタッチをしてみることにしました。
色味、明るさ、コントラストなど細かく調整することができ自分が撮ったとは思えないものが仕上がりました。
ここ最近だんだんとレタッチの楽しさが分かりました!!
私が思うレタッチの意義とは...
カメラが映し出す世界=自分がファインダー越しに覗いた世界ではない。
カメラは良くも悪くも真っ直ぐに世界を見つめています。曇りのないそのままを映し出します。
私たち人間は視覚•聴覚•嗅覚や気分•体調など1分1秒で変わる繊細な感覚を持っています。
上記にある全てが合わさったときに心がグッと動かされ、シャッターを押すんです。
つまり、撮った写真は自分自身が投影されたもの。
言い換えれば 自分。
レタッチをして完成した世界観がその写真を撮ったときの自分であり、自分の目に映った現実である。
というのが私の出したレタッチの意義であり答えです。
きっとレタッチという作業は必要条件ではなく十分条件なんですね。
SNS映えする統一感を求めてレタッチが行われることが増えてきている今、もう一度レタッチの意義を考え直すことが必要だなと感じています。人によって意義も目的も違うと思いますが、私なりの考えをまとめてみました。
もし共感していただける方や、自分なりの考えを持っていらっしゃる方がいましたらコメントで教えてくださると嬉しいです😌
🔼レタッチ前 🔽レタッチ後
私の大好きな音楽を聴いて歩いていたときにふと空を見上げてなんだか温かい気持ちになったときにシャッターを押した1枚です。
空を見た時に心がぎゅっと締め付けられました。俗に言うエモい気持ちになったということですね笑!
コントラストを下げて粒子を荒くしfilm調にしてみました。青の色味も少し緑に寄せました。
この2枚の写真を見たときに私は思うんです。
私がファインダーから見た空は間違いなく下の写真だった。
もっともっと表現の幅を広げて、言葉だけでは表現できない心の奥の方を揺さぶる写真をつくりだせるように日々頑張りたいです。
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