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ゆらゆら
昔の私は悔しいことが悲しいことがあると怪獣みたいに部屋の中でワンワン泣き叫ぶような子供だった。
それぐらい自分の感情に素直すぎるくらい素直だった。
いつのまにか強がりで人に甘えられない性格になってたんだなあ。上手く甘えることができる人を見て、いいなとかそういうキャラになりたかったなとか卑屈に感じてしまう自分がどうしようもなく嫌いだ。
バイトでも学校でも恋愛でもどんな時でもそれがコンプレックスになっていた。
相談される側のことが多かったり、頼られることの方が多くて、感情をさらけ出して人に弱みを見せることが苦手になってた。
自分の悩みに加えて友達の悩みや相談にも頭を悩ませてパンクしちゃうこともある。これは気をつけないとなあ。
20年の積み重ねをそう簡単に変えることはできないけど、少しずつ自分の扉を開けていきたい。
こんなに寒いのにもう次の春に向けて準備している姿を見てなんだか元気が出た。
憧れ理想とたまに喧嘩をした
どうしても仲良くなれなかった
青さのカケラが行き交うが
やっぱり掴み取ることは出来なかった
大嫌いだ
人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ
本当は大好きだ
明日が晴れるなら それでいいや
明日が晴れるなら それでいいや
あなたが笑うなら なんでもいいや
世界は変わりゆくけど それだけでいいや
(Mrs.GREEN APPLE「春愁」)
最近この曲の合唱版をYouTubeで見て、気付いたら視界がぼやぼやになってた。音楽に救われることって本当に多い。
それでいいや
なんでもいいや
それだけでいいや
一見するとネガティブで他責にとも捉えられるこの言葉になぜか心が救われた。自分の悩みがちっぽけに感じられた。
体裁とか、現実とか、時間とか言い訳をすればキリがないけど
自分に嘘は付きたくないな。
他人から言われたことが心にグサッと刺さって離れない、私が私であることを肯定できなくなりそうになる時がある。
弱い部分を含めて全部自分なんだなあ。それを受け止めた上で強くなったり、弱くなったり毎日ゆらゆらしながらでも進んでいこう。