見出し画像

読書のススメ

今は、動画や画像など、パッと見るだけで視覚から情報が入ってくるものがたくさんある。それはそれでもちろん利点がある。
ただ、考えなくても情報が飛び込んでくることに少々疲れた。
目も脳も疲れてしまった。なんとなく雑音にすら感じることもある。
でも読書は、文字をただ追っているだけでは本当の情報は入ってこない。
読んでいる場面を想像して、登場人物の顔や声などを想像して
自分でストーリーを作ることができる。それがなんともおもしろい。
また、作者は伏線をはっていることもあるだろう。それにどれだけ気づけるか、読んでいる途中で「これ、どういうこと?」と疑問を持てるか
読み手の力が問われているんじゃないかと思う。

元々勉強が苦手、長い文章を読むのが苦手。

小学生の頃に教科書15ページの物語を暗記するほど
本を読んでいた。
大学では文学部へ入学し、様々な論文や文献を読み「源氏物語」をテーマに卒論を書いた。
あれ、私って読書苦手なのにな。

自分の気持ちとは裏腹に、本をある程度読んできた。
でも静かに黙々と読書することが得意ではないと思い続けてきた。

社会人4年目にして、なぜか急に読書に興味が湧いた。

それは去年の9月ごろのこと。
本は読まないくせに、本屋さんで本を眺めるのは好きな私は
いつものように『なんか面白そうな本』ないかな〜と本を眺めていた。
私が思う『面白そうな本』とは、表紙のイラストが可愛くて
読んでいて前向きになれそうな本。自己啓発本とかあまり・・・なので
小説だけど、共感が持てるような本。
そんな私好みの本にはなかなか出会えなかったのだが、ある日出会ってしまった。

麦本三歩の好きなもの/住野よる

表紙が可愛い、すごく明るそうな話、
帯には感想が載っていてレビューが良い!
これは買うしかないと思い、正直読むかわからない本を購入。
本を読む習慣はなかったので、買ったまま棚に眠らせてしまうかもしれない。

でもこの本は違った。
買ってすぐに読み出したら、この本の世界に入り込んでしまって
すぐに読み終わり、さらに第2集を求めて家の近くの本屋さんへ。
2冊目もすぐに読み終わってしまった。

三歩ちゃんのおかげでそこから私はたくさん本を買って読むように。
住野よるさんの本は読みやすいのではないかと思う。

いっときやはり読書しない日もあったが
今年に入ってからまた読書欲が高まり、6月は3冊読破!
面白かった!!有意義な時間を過ごせた!!!
頭の中に読めば読むほど勝手に映像化して流れてくるストーリーは
どんな映画やドラマよりもおもしろいものだった。

読書好きの友達から教えてもらった本2冊と
旦那から読んでみてともらった本1冊。
3冊ともほんとに読んでよかった本なので、別で紹介します!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ꕤꕤꕤ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

読書が苦手だったからこそ、読書の楽しさを私なりに見つけてみたので
それが1人でも読書苦手な人に刺さるといいなぁ。

おすすめの本があればぜひ教えてください🙏



いいなと思ったら応援しよう!