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人がモノを買うときの絶対法則
私たちがモノやサービスを購入するときはどんな時だろう?
自分がそれを欲しいと思ったとき?
今持っているものよりお得で良い商品だったとき?
自分が購入した先で、より良い未来を思い描けたとき?
確かにそういった要因もあります。
人間は「ニーズではなくウォンツで物を買う」とも言われますし。
ではどういったときに購買行動に移るのか。
それは、「お客の感じる商品・サービスの価値が、商品自体の価値を超えた時」です。
お客の感じる価値とは?
商品・サービスの価値には以下の2つがあります。
・絶対的な価値
・お客が感じる価値
「絶対的な価値」は商品に付けられている値段の事です。
「リンゴ1個150円」や、「書籍1冊1500円」など、こういったものが絶対的な価値。
逆に「お客が感じる価値」とは、その商品・サービスを見た時にお客さんが感じる価値観のこと。
先の例でいえば「リンゴ1個150円」を高いと思う人もいれば、安い人もいるでしょう。これが「お客が感じる価値」の事です。
例えば「リンゴ1個98円」で売られている場所があるのを知っている人からすれば、「リンゴ1個150円」は高く感じますよね。
この場合、お客が感じる「リンゴ1個150円」は高く感じるので、
『お客が感じる価値<絶対的な価値』
という構図になってしまい、購買行動は起こりません。
ではどうすれば、
『お客が感じる価値>絶対的な価値』
にできるのか。
例えばこれならどうでしょう。
「リンゴ1個150円※1日10個限定販売」
おそらく商品の価格以上の価値を感じるはずです。
これは心理法則の「希少性の法則」を利用したもの。
“限定”となると、価値を感じますよね。
その他にも、
「リンゴ1個150円※今買ってくれた方にはもう1個おまけします」
これだとさらにお客が感じる価値は高くなるでしょう。
いかにお得感を出し、いかにお客さんに「欲しい!」と思わせ、
『お客が感じる価値>絶対的な価値』
この構図を作り出せるか。
これを理解するだけで、あなたの商品はグッと売れやすくなります。