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モンゴル遊牧民の暮らしに学ぶ。⑤

こんにちは、高野珠希です。

モンゴル遊牧民は、広大な大地と自然の中、
自然や生態系を壊さず、調和を取りながら
伝統や風習などを守っています。

しばしば訪れる自然の脅威とも共存してきています。

大自然に抗わず、家畜を育む大地を愛し、
空も山も聖なる対象として崇め、
自分たちの素朴な生活を誇りに思っている。

それは、モンゴルの大多数の人が仏教を信仰しているということに
深くかかわっているそうです。

自分たちが生きることに必要な最小限のものだけ
その大地から使用させてもらう。

とても素晴らしい精神だと思います。

そして、大多数が仏教徒だというモンゴルでは、
今では、イスラム教やキリスト教などの様々な宗教も
争うことなく共存しているとのこと。

宗教が共存するということは難しく
歴史的にも聖地を巡っての紛争がおこったりすることが多いなか、

民族や宗教の隔たりを感じさせない
モンゴルのこの寛容さを

いま、私たちは
学ばなければいけないと感じさせてくれます。

信じるものがそれぞれにあって、
その領域を侵すことなく、認め合い、協力する。

自然を愛し、恐れ、共存するということが、
モンゴル遊牧民のこのような精神の源なのでしょうか。

モンゴル遊牧民の伝統を守るために立ち上がったプロジェクト、
ヤク革ビジネスバッグ&トラベルボストンバッグ。


遊牧民の暮らしを通して、地球上のあらゆる問題にも
目を向けていけたら、と思います。

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