漢方は不味い
漢方があまりにも不味くて嫌になってきた。最近の私の悩みだ。
訳あって色々と身体が弱い私は漢方薬を服用している。半夏厚朴湯、桂枝加芍薬湯、六君子湯。訳の分からない文字を並べられたそれらをとにかく服用だけは欠かさずしているが果たして意味はあるのだろうか。処方してくれる病院の担当医からは「胃薬だよ」という答えしか貰えない。不満が募る。
挙句、以前貰った何かの漢方は「甘いから子どもでも飲めると思うよ」なんて嘘までつかれた。甘いなら飲みやすいだろうとオブラート無しで服用した私を殴りかかってきたのはとてつもない甘さと不味さ。こんなもん子どもが口に含んだら吐くわ!と叫び出したい気持ちを抑えて喉に水を流し込んだのは文字通り苦い思い出である。それこそ水に流すことが出来たら良かったのだが、そんなことは当然出来そうにもなかった。
何せ、私の担当医には前科がある。去年の記憶を思い返せば、胃痛で苦しむ私に対して処方してきた薬の長期服用は適していなかったのだから。堪らず相談した胃腸病院の先生に血相を変えて注意された記憶がある。そんな副作用の重くて効果もキツい薬を飲むなと。8週間くらいまでならば飲んでも良い薬を半年以上服用していたのでその驚きようも不思議では無い。私だってびっくりした。
そんな担当医から貰う漢方薬の効果はやはり信用できそうにはない。処方される薬の説明欄を見ても「夜泣きに効果アリ」と書かれていたりするだけである。夜泣きってなんだ。私はそんなに子どもに見えるのか?担当医の言葉を信じてこの不味いだけの薬を飲み続けるのか、はたまた自分で胃薬を探しにいくのか。最近の、悩みどころである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?