きもちいい
わたしは汚部屋出身だった。
今ではテレビもタンスもない。
あるのはシングルベッドと白いテーブルと白いカラーボックス2つとテレビ台をリユースした洋服棚。
それまではモノが溢れて狭く、帰ってきても癒しのない落ち着かない部屋だった。
それが、トランク1つで飛び出した海外生活と母の言葉をキッカケにそんなわたしと汚部屋とサヨナラを告げたのであった。
日々の生活のなかで"きもちいい"と感じる瞬間ってどんなときだろう。
洗い立てのコットン素材のシーツにくるまるとき。
お天道様の下で干したフカフカなおふとんに入るとき。
朝目が覚めて顔を洗って丁寧にスキンケアをしているとき。
お気に入りの歯磨き粉で歯を磨いているとき。
パウダリーな香りに包まれているとき。
あーあの人すきだなぁと考えているとき…
きもちいいは毎日つくることができるのだ。
2ヶ月間の海外生活ではトランクに好きなものしか詰め込まなかった。
お気に入りのジーンズ
大好きな靴
気分の上がるランジェリー
スタメンのスキンケア
自分史上最高に可愛くなれるメイク品
胸が高鳴る本
わたしらしくいられる香水
あったらいいな!みたいなものは全て排除し、わたしにはこれがないとダメなの!!というものだけを7泊用のスーツケースにしまいこんでNYへ向かった。
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毎日がここちよかった…**
すきなものしかない生活はどこにでも飛んでいけるくらい身軽で、心も身体も幸せに溢れていた。嫌なことが起きても肯定的に捉えられて、今の自分をつくってくれている大切な経験にさえなっている。
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きもちいい**の中で暮らすことは、自分自身を癒し高めてくれる。
もうひとつわたしのきもちいいを体現するキッカケとなったもの。
帰国と同時にもらった母からのLINE
綺麗好きにならなきゃね。
部屋も自分の顔と同じだと思って^ - ^
わたしは肌や身体を綺麗にすることには物心ついたくらい(5歳くらいだっただろうか)から興味があった。
母の影響だろう。
幼稚園のバスを待ってる時は母の指導の下、歩き方の練習をしたり
母のメイク中には横に座って母から女に変わる姿を見ていたり
そんなことがすきな小さい頃だった。
しかし、部屋に関しては全く無頓着だった。
自分のこととはかけ離れているもののような感覚だったからだろう。
それが、あの母のたった一言で
わたしの中に衝撃が走ったのだった。
バラバラだったのものが一気に繋がったように。
今では3日に1回は掃除機をかけ
1週間に1回はシーツをあらい
自分の生活リズムと心地よいリズムで
きもちいいをつくっている。
心も身体も元気にハッピーにしてくれる
きもちいいのキーワード。
すきと美意識
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