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Xデザイン学校ベーシックコース #9

今回は、ストーリーボードの
・ストーリーボードの作成(詳細)※前回は簡易
・ワイヤーフレームの作成(画面設計)※前回は構造設計
・上記2つを使ってのウォークスルー評価
を行いました。

講義では何度も

「スマホはあくまで現在のツール、今後のアフターデジタル、OMOの世界を想定してスマホだけにならないように」(ちょっと意訳)

という前振り、指摘を頂いていたものの、結果としてこの講義内ではスマホオンリーのサービスを脱却する事ができませんでした。

もちろん、「スマホだけにならないように」をワークの中ではちゃんと思考し、議論しました。しかしながら結果的には脱却できなかった。
なぜ脱却できなかったのか?が今回振り返りたいポイントです。

企画しているサービスは、端的にいうと「思い出の品をガラス製品としてリメイクするサービス」

このサービスは原始的な形としては、思い出の品をリメイクしてくれる人(業者)に渡して、業者がリメイクをし、出来上がったリメイク品を受け取る形。

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・・・と、今書いていて、別に業者に渡さなくても自分でリメイクするのが大元なんじゃないかと気づきました。。

リメイクは、大元は自分でやるもの。
→ 自分で出来なければ母親とか家族を頼る。
→ 家族に出来る人がいないから他人・業者を頼る。(サービスになる/他人に依頼するために「お金」を支払う)
→ 人間がやるより効率的で低コストなものとして、工業製品が生まれる。
→ 製品の低コスト化や小型化が進むと、家庭内や個人に戻ってくる(?)

そしてリメイクサービスのタスクを改めて考えると
・壊れたものをリメイクしたいと思う
・壊れたものの素材を把握する
・素材を元にどういう形にリメイクできるか考える
・リメイクする形を決める
・リメイク作業をする
・リメイクしたものを手に入れる
になる。
前回まではあくまで誰かに依頼する事がベースになってしまっていたので、そこが変わりました。

自分でやることが大元であれば、個人で作業できる仕組みがあるのが一番手っ取り早い。
それが高価だったり物理的に大きすぎたりすれば、1家に1台的なものになったり、地域に1台・・などと変わっていくのかもしれない。
また、その仕組みを利用するために、家の中じゃなければどこかに移動しなければならないし、移動するのに今は直接自分でお店に行ったり、行きづらい所なら配送したりとあって、その先に自動運転に繋がっていく。

そのように考えていくと、自動運転のリサイクルボックス/ゴミ箱みたいなものは今後生まれないのか?とか、家庭用や近場のコンビニでリメイクできるような3Dプリンタみたいなものはないのか?などという思考に繋がって、そういう事を調べるという思考のプロセスができたはず。
・自動運転ゴミ箱
http://japanese.china.org.cn/culture/2018-04/03/content_50806157.htm
・ガラス製品の3Dプリンタ
https://idarts.co.jp/3dp/mit-glass-3d-printer-g3dp2/
・金属製品の小型3Dプリンタ
https://i-maker.jp/blog/nikon-metal-3d-printer-11455.html


今回、講義内にこれができなかったのは、

・今回のサービスがリメイクサービスであり、リメイクとは大元は自分で行うもの、という元の部分/本質を捉えられていなかった。
・加えて、現在の技術動向や社会動向の把握不足(知識の収納庫の貧困さ)。それ故、未来予測ができていない。

という事が原因だったからだと考えました。

今回の講義冒頭でも、
・家電の通信規格統一
・CESでの空飛ぶ車の話
などの話を先生から教えて頂いたが、恥ずかしながら知らず、キャッチアップ出来ていない事に課題を感じた。アンテナが張れていない。

また、今読んでいる「2030年の世界地図帳」でも同様の事を感じていて、
もうあれがあと数年の予定なの・・?と焦っていました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4797399953

ただまたひとつ課題や出来ていない事が分かったので、改善していけばよい。それが今回の収穫でした。

今日のおさらい

■できたこと
・ワイヤーフレームの作成(画面設計)。これは実務でよくやっていますので。。
・講義全体を通しての目的、課題企業のゲームチェンジを忘れていなかった。(去年は忘れてしまっていた)

■できなかったこと
・考えたサービスの大元、本質を捉えられていなかったこと。
・スマホに依存しないサービス設計

■できるようにトライすること
・先端技術の学習、キャッチアップ


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