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Xデザイン学校ベーシックコース #5

今回は質的調査方法の振り返りと、その中のひとつ「インタビュー」においてグループインタビューとデプスインタビューのトレーニングを実施しました。

今回の講義を通して得た気づきは、「言葉の持つ意味の変化」でした。

グループインタビューで「高画質の体験」をテーマとしてインタビューが進んだ際、「高画質」という事について私は

高画質 = 高解像度・高画素数など高精細であるもの。dpi。
     動画などでも表示が「荒く」ならないもの

と捉えていましたが、
他のインタビュイーから出てきた「高画質」の捉え方には、

・ブレてないこと
・暗い中でも写ること
・画角のセンスの良さ
・陰影の付き方の雰囲気の良さ、アーティスティックであること

など、私が捉えているような既存の高画質とは違った答えが出てきていました。

動画は通信環境によって低解像度になる事がありますが、そうでもなければ解像度に不満はなくストレスなく見ることはできます。
静止画はそれこそガラケーの写メ時代と比べるとスマホのカメラは雲泥の差。
高解像度・高画素数なのは既に当たり前になっており、画質という言葉が持つ意味は、「不備なく写るもの」や、「センスがよく感じられるもの」も含まれる形に変わってきている。
環境の変化、およびユーザーの価値観の変化によって、言葉の意味までも変化してきていると感じました。

こういう変化してきている状態を理解していないまま、アンケート等定量調査で

Q.どういうカメラがほしいですか?
・画質がいい
・望遠で撮れる
  :

などと行ってしまうと大惨事になってしまうため、定性調査の重要性、「ユーザーの声は聞くな、行動を見ろ」の重要性に改めて気付いた次第です。


今日のおさらい

■できたこと
・グループインタビューから「高画質」に対する共通のインサイトを見つけることができた

■できなかったこと
・デプスインタビューのスムーズな選定、対象者を選ぶ基準に自信を持つ事ができなかった。
(プロジェクトの目的は整理されているが、その目的を達成する道筋を選ぶ事ができなかった)

■できるようにチャレンジすること
・できなかったことは、ビジネスになるもの(稼げるもの)に対しての嗅覚が足りないと考えるため、ビジネスモデルの再学習を行う。


加えて、個人的なところで最近また謙虚になることへの意識が不足してきたかもしれないと反省しています。
自分本位が強かったので、謙虚でいられないと、これから必要な「共創」ができない。
最近色々な学びを得て、頭で分かることが増えてきたことで、慢心がでてきているのでは。もう一度、頭から学びなおした方がいいかもしれない。そうしたいと思います。

自分は現状、楽しみながら仕事をすることができ、かつお金も得られる、そして興味関心があるスポーツ分野に僅かながらでも関われる仕事をしています。それを今後、世の中が変わっていってもこのスタンスで続けていきたい。そのために、いま学んでいるのだと思います。

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