Flittoだから叶えられた「育児」と「仕事」の両立。子育てをしながら"好き"を仕事にする秘訣とは?【ママ社員に密着シリーズ#2】
前職は韓国政府の貿易振興機関、
韓国好き・韓国で働きたいと思っている人なら誰もが憧れるようなご経歴を持つH.Sさん。
韓国系機関の営業関連分野からリンゲスト、という異色なキャリア、そして育児との両立。
キャリアチェンジの前後でどのような心境の変化があったのか、
ライフステージが変化する女性として、大切にしていることな何なのか。
今回は、翻訳・校正というご自身の"好き"を仕事に活躍されている、ママ社員第二号、H.Sさんに迫ります!
育児休業からの復帰とFlittoとの偶然な出会い
ー Flitto入社の経緯と現在の部署、業務内容を教えてください!
前職では韓国政府の貿易振興機関で韓国企業の日本進出や輸出のための支援をしていました。
前職での育児休業中に、通訳や翻訳の仕事をしていたのですが、ある日、Flittoの採用担当の方に声をかけていただき、ウェブトゥーン翻訳の案件に携わりました。
それがきっかけで、その後リンゲストとしての採用の打診をいただきFlittoに入社することになりました。
また、現在はローカライズ事業部でリンゲスト(校正者)として、主にウェブトゥーン翻訳や映像翻訳、ノベル翻訳などの校正を行っています。
ーFlitto採用担当からの直接のスカウトだったんですね!かなり優秀であったこと、間違いないですね…!!
前職の仕事内容とは違った分野になるので少し不安もありましたが、ローカライズを仕事にしたいと思っていたので、声をかけてくださったときは正直嬉しかったです!
ー 実際、名古屋と東京になるのでリモートでの採用や勤務になりましたが、Flittoの第一印象はどうでしたか?入社前後での印象の変化も教えてください!
入社前は社員の方々が自由にのびのびと働いている印象でした!
入社後もその印象は変わりませんでしたが、自由な社風でありながらも、各ポジションで「責任感」と「スピード感」を持って、各々の領域で能力を発揮しながら業務に取り組んでいる姿が印象的でした。
ー オンライン上でそういった印象が伝わるのは、逆に理由が気になりますね(笑)
ー H.Sさんは面接時、ちょうど育児休業からの復帰タイミングであったかと思います。実際に働いてみて、仕事と私生活の面で心境や環境の変化はありましたか?
前職も、やりがいがある好きな仕事でしたが、外回りが多いことや時間外労働を考えたときに、果たして育児休業から復帰して、育児と両立しながら以前のように働けるのか?と不安に思っていました。
その点Flittoでは、在宅で勤務できるという点が魅力的に感じました。
実際に子どもの急な体調不良でもすぐに病院に連れていける環境であるため、非常に助かっています。もちろん、中抜けした分を休憩時間に充てたり、別の時間で勤務にあたったりしていますが、こういった融通が利く職場であることが子育てしている立場からすると働きやすさに繋がっています。
また、グローバルかつバックグラウンドがさまざまなメンバーが多いので刺激も受けますし、旅先で仕事をしているメンバーもいるので、間接的に旅行気分を味わっています。笑
ー 確かに、ワーケーションも推奨しているので、タイ、韓国、中国…。支社や本社も海外にあるので、結構みなさん日本を出てますよね(笑)地方のメンバーは基本フルリモートなので、出社している人数は全社員の何%くらいなのか…。
"フレックス制度"を活用した柔軟な働き方
ー 「在宅勤務」「フレックス」を活用した柔軟な働き方を実現されているとのことですが、1日のスケジュールを教えてください!
フレックス制度を利用してFlitto基本勤務時間10:00~19:00の勤務時間から
少し早めに始業し、9:00~18:00で勤務しています。
息子を保育園にお迎えに行くのですが、19:00まで勤務すると、延長保育を利用しなければならないため、フレックス制度を利用しています。
また、在宅勤務のため、お昼の休憩時間に洗濯機や食洗機、お掃除ロボットを稼働させることができるおかげで家事の両立もできています(笑)
ー 制度をうまく活用し時間を有効に使っているんですね…!バリバリお仕事をしながら、お子さんのお迎えに家事…、Flittoで活躍できている秘訣が気になるところです。
「韓国」との出会い
ー 現在校正チームで大活躍されていますが、主に韓日の案件をご担当していると思います。そもそも、なぜ「韓国」だったんですか?出会いやきっかけを教えてください!
父親が韓国人なので、もともと韓国にはルーツがありました。
ただ、小中高を日本で過ごした私は、韓国の大学在学中に韓国人の知人や友人に助けてもらう場面がたくさんありました。
そのときの恩返しの意味でも、韓国に関わる仕事に携わって貢献したいという思いがあり、前職のような韓国企業の日本進出へのサポートや、現在のような韓国作品の日本へのローカライズの仕事に携わっています。
ー 「韓国に関わりたい」「韓国語を使いたい」と思っている方はたくさんいらっしゃると思うのですが、実際に仕事で、ご自身が学んできた韓国語を活かすことはどうですか?
韓国で日本のアニメやマンガが人気だったり、日本でK-popや韓ドラが流行しているのを見聞きするたびに、「文化で人々は繋がることができる」と感じます。
自分の語学力を活かして、それぞれの国に対する「好き」のサポートができる今の仕事にとてもやりがいを感じています。
ー まさにFlittoのビジョンである「Beyond Language Barriers -言語の壁のその先へ-」を体現していますね!やりがいのある仕事を誇りを持って語れること、素敵ですね…
ーそんな現在の仕事での大変なことや葛藤はどんなところですか?
リンゲストという仕事柄、一生懸命作業していただいた翻訳者の方の訳文でも、ルールに沿って修正・添削しなければなりません。
そのため、可能な限り翻訳者の方の訳文は活かしつつも、読者の方や、視聴者の方に伝わりやすい作品を意識して作業しています。
ここの調整が大変なところ、かつ葛藤する部分ではありますね。
Flitto翻訳家の皆さんは優秀で、素敵な表現が多いので…!
多忙な日々のなか、活躍の秘訣とは?
ー お子さんもいらっしゃる中で、バリバリ活躍されていますが、秘訣は何ですか?育児と仕事を両立させるポイントや、心がけていることがあれば教えてください!
仕事はその日のToDoリストに優先順位をつけて、順番にこなすようにしています。
急な保育園からの呼び出しにも備えるため、なるべく時間的に余裕を持った作業を心がけています。(忙しいときはなかなかうまくいきませんが…笑)
また、通勤時間がないぶん、家事は始業前やお昼休憩の時間を活用しています。
ー 限られた時間だからこその仕事の仕方。丁寧に着実にお仕事をされるH.Sさんの秘訣は、徹底した時間管理だったんですね。
通勤時間の省略もリモートだから叶えられることですね!実際、フルリモートワークでのご勤務はいかがですか?またリモートやお子さんがいらっしゃるからならではの、何かエピソードがあれば教えてください!(笑)
重複してしまいますが、通勤時間や休憩時間を家事にあてられますし、急な保育園からの呼び出しにもすぐに対処できるため、在宅勤務ができることがすごく助かっています。
担当している案件の中で、過激な描写がある作品を扱うこともあるので、子どもの目につかないようにパソコンの画面は壁に向けて設置したり、席を離れるときはファイルを閉じるようにしています(笑)
ー お子さんがいらっしゃる、ならではのエピソードですね!(笑)一生懸命近くで働くお母さんの姿は、きっとお子さんにとっても憧れ。刺激的ですし、安心であること間違いないですね!
子育てとの両立を叶えた先にある「目指す"姿"」
ー 両立を叶えご活躍されているH.Sさんですが、今後の夢や目標は何ですか?
Flittoでの目標としては現在の案件に加えて、長編シリーズのドラマや通訳案件、教育体制を構築するなど、まだまだやりたいことがたくさんあります。
個人的にも通訳や翻訳をしているため、今後もさまざまな分野で経験を積み、スキルアップしながらFlittoでの業務にも役立てていきたいです。
いつか「○○さんの訳っていいよね」という言葉が聞ける日を楽しみに、日々勉強中です!
ー 素敵です…!!ローカライズは実際形になって返ってくるのでやりがいはかなりありますよね。そんな中で、常に夢を持って働くことができている、素敵なことだと思います。
女性としてキャリアを築くこと
ー 最後に、Flittoの採用候補者の中でも、ライフバランスを重要視する方はたくさんいらっしゃいます。
H.Sさんだからこそ感じる、「働き方」や「女性としてキャリアを築いていくこと」に対して、どのように考えているかお聞きしたいです!
私の周りでも、仕事が好きだけれどやむをえず出産を機に退職する人や、子育てしながら再就職したくてもなかなか希望する職に就けない友人を何人も見てきました。
まだまだ子育て世帯の働きやすさに対して改善が必要な世の中ですが、そんな中にもFlittoのように子育てしながらでも好きな仕事ができる会社があります。
「仕事か育児」ではなく「仕事と育児」を当然のように選択肢に入れられる世の中になってほしいです。
ー 「仕事か育児」ではなく「仕事と育児」。
一度きりしかない人生の中で
後悔のない生き方をしたい、
自分らしく生きたい、
やりたいことがたくさんあるのに環境ができない、
そんな方も多いと思いますが、H.Sさんの働き方や考え方はきっと世の中の子育て世代の方々に響くものがあるのではないでしょうか?
忙しい中でも、ご自身の夢を持ちながらコンテンツローカライズの分野でご活躍されているH.Sさんの今後が楽しみです!