「手探りな挑戦を楽しむ」 エース社員の語るFlittoの魅力とは 【社員インタビュー#1】
新卒入社したメガバンクを経て、単身で韓国に渡りFlittoに出会った宮尾さん。
最年少でローカライズ事業部の事業責任者に抜擢された彼女は、入社時から手探りで事業を作り上げて来ました。Flitto Japanの創始時期に最も大きく活躍した一人で、現在は事業計画から営業まで幅広く担っています。
大手から転職し、スタートアップのFlittoで何を得たのか。
「手探りで挑戦していくことが楽しい」と語る彼女に、
入社した経緯と仕事への向き合い方、そしてFlittoの魅力について聞きました!
日本と韓国の架け橋になった留学時代。不思議な出会いでFlittoへ
ーー入社までの経歴を教えてください!
私は新卒でメガバンクに入社し、その後韓国へ社会人留学をし、同時にFlitto に入社しました。
新卒入社したメガバンクでは法人営業部に所属し、既存クライアントや上場前のベンチャー企業等を担当し、金融周りのサポートやソリューション提案、融資などをしていました。
銀行も生涯続けるというよりかはファーストキャリアとして考えていて、「まずは大手企業で社会人経験を積もう!」という目的が達成できたので、次のステップとして韓国留学に挑戦するを決意しました。学生時代から興味があった韓国のコンテンツビジネスを学びたかったんです。
もう少し経験してから留学も考えたのですが、2年ほど経ち、個人的に25歳になる前に挑戦したかったことや、コロナのような未曾有の事態がいつ発生するかも分からなかったのでこのタイミングで決意をしました。
ーーFlittoにはどうやって出会いましたか?
Flittoに入ろうと思って入ったというよりは、韓国留学を決めた段階で偶然出会ったという感じです!
私は昔から韓国に興味があって、「韓国でこんなことをしたい!」と大学時代の友達と話していたら、その友達がFlitto Japanの採用の方と偶然繋がっていて紹介してくれたんです。
それがちょうど銀行を辞めるタイミングだったので、退職した次の日にはもうFlittoで働いていました!(笑)
ーー次の日から!
当時、代表の冨山さん(Flitto Japan代表)と右腕の大久保さん(データソリューション事業部 事業部長)とお話させていただいたのですが、ニューノーマルな働き方と「言葉の壁をなくし、コンテンツを世界に届ける」というミッションに共感し、心熱くなってすぐにお二人にメッセージを送ったのを今でも覚えています(笑)
冨山さんの25歳からのストリートスマートの記事(note)は特におすすめです!
Flittoの本社は韓国にあるので、私が韓国に行けば韓国本社とも繋がることもできるし、日本支社も成長段階でまだ人数も少ない時だったので、ぜひそのタイミングでやってみないかと声をかけて頂きました。
当時はコロナがすごく流行っていて、ビジネスでは渡航が難しかったのですが、留学だったらビザが降りたので、いい機会だと思って働きはじめました。今思い返すとすごく不思議で面白い出会いです!笑
留学中は韓国から日本支社にリモートでつないで仕事をしていました。留学中はもともと2年間大学に行こうと思っていたのですが、結局仕事の方が好きだということもあって、1年間で日本に帰って来ちゃいました(笑)
ーー韓国から働いていた時のことを教えてください!
留学中はFlittoの韓国本社に行ったのですが、「人がたくさんいる……!」というのが率直な感想でした(笑)
当時の日本法人は人数が少なかったので、差を感じたというか。まだまだ成長できるなと思いました。
また、業務を進めていく上でも本社がいることのありがたさを感じました。
業務に慣れた本社がいるということは、普通のスタートアップ企業とFlittoとの大きな違いの一つだと思います。特に、日本法人創始の時期に業務をこなしていく上でその存在は大きかったです。例えば、1人でローカライズ業務をしなければならないといった時も、業務フローを本社に聞いたり、他にわからないことがあったらすぐに聞くことができました。
スタートアップで働くのは初めてだったので、自分が裁量を持って仕事をするということに対して学びが多かったです。
留学を通していろいろな人との出会いがあって、それこそこの会社とも留学を決めてからじゃないと出会えなかったです。
「韓国のコンテンツビジネスを学びたい!」から始まった留学の決意がこんな未来につながるとは思ってもみませんでした。
ただ、留学と仕事の両立はものすごく大変でした(笑)
今考えると、自分の体力は化け物だったなと…思います(笑)
正解がないものを「自分で考え、1から作る」。手探りで進める大変さと楽しさとは?
ーー業務内容を教えてください!
私の所属するローカライズ事業部は、主に翻訳等のローカライズ全般を扱います。
例えば、日本のコンテンツを海外に発信するため場合は、
到着言語(届ける先(国・地域)の言語)への翻訳をFlitto登録翻訳家さんに依頼し、
翻訳など言語の表現含め、現地の文化や習慣を考慮して受け入れてもらえるように作品全体をローカライズしています。
同じようにして、逆に海外のコンテンツを日本に持ってくることもあります。
このようなプロジェクトを案件ごと、コンテンツごとに行い、PMチームや校正チームのメンバーと協力しながら進行・管理をしています。
Flittoは主にオンラインコンテンツを扱っているので、
アーティストのYouTube動画翻訳・歌詞翻訳・マンガ翻訳のプロジェクトなどに携わることが多いです。
私はローカライズ事業部の責任者と現在は営業とを掛け持ちしているので、
数字づくりの事業計画や核となる"ヒト"の採用全般、営業企画をはじめ、
クライアントとのコミュニケーションや納品管理をしています。
業務内容はそんな感じです。
ーー幅広いですね!
ーーFlittoは1社目の銀行と比べて違う点が多かったですか?
かなり違いました!特に規模ですね。
今は拡大しつつありますが、私が入社した時は、
正社員は私の他にあと1人だけで、まだ事業部も分けられていませんでした。それに当時は代々木上原のシェアオフィスで働いていました!
銀行は特に全国に支店や営業部があり、本社にも何十個もの部署があるため、社員全員の顔や名前なんて知らないのが当然であるのに
Flittoは全員の名前、特徴まで話せますからね(笑)
採用に関しては、人事部もなかったため、現場の私が案件を一緒に進めていた翻訳家さんたちをスカウトして社員に登用するなど、
知恵を絞りながら手探りでやってました。
第一号で入社してくださったE.Kさん(ローカライズ事業部/校正担当)には感謝でいっぱいです!
今はオフィスも出来て、メンバーもだいぶ増えてびっくりしてます(笑)
ーー他にはどんな点が違いましたか?
他には「最初から自分達で作っていかないといけない」という点も大きな違いでした。
ローカライズ事業部を作り、任せてもらえるようになってからは
事業の組織づくりや業務フローの構築、市場への参入、クライアント交渉、
メンバーの拡大…などなど銀行では経験したことのない会社や組織マネジメントを行いました。
正解がないところ、0からのスタートであるところが、完全に組織化された大手の銀行と大きく異なるところでした。
自分たちで考えて事業計画や営業数字、目標を作ったり、
クライアントや事業を開拓・拡大していくのも全部0からのスタートだったので、その「ゴールがない・正解がない」ところが初めてでした。
まだ社会人3年目の私であったのに、諸々を任せてくださった冨山さんの決断力は凄いなと何度も思います…。
ーー前職の銀行での法人営業との違いは感じましたか?
ネームバリューが違いますね。
銀行の法人営業だったら、昔からのパイプや既存のお客さんがいるのですが、Flittoの事業部は立ち上がったばかりでお客さんも新しいので、 信頼を築くところから始めないといけないのが大変でした。
人に説明するには、誰よりも自分が市場を、会社を、事業を、組織を、理解している必要があったので、本社含め徹底的に学び、自分の口から話せる努力はしました。
特にWEBTOONの案件は、Flittoに依頼をしてくださる会社さんも新しい組織だったり、大手企業さんでも新しい事業部が多かったので、社内だけでなくみんなで手探りでやってるなと感じることは多いです。
大変さはありますが伸びていく市場を開拓していることは凄く楽しいです。
また、自分の成長と会社の成長をリンクさせられるところやそのように感じられるところはスタートアップで働く醍醐味だと思います。
求めるのは「自分で動ける」人。リーダーの集まる会社Flitto
ーー採用面接ではどのような基準で選んでいますか?
まずは「言語の壁のない世界を実現する」というFlittoのビジョンに共感してくれるところです。
その人自身が目指しているものや感じていることと、会社が目指しているものがマッチしているかどうかを第一に見極めます。
また、社風に合った人かどうかも重視しています。
Flittoでは、「Free and Responsibility (自由と責任)」の制度を採用しているため、自分で考え行動できる人にとっては、すごくやりがいがあって、働きやすい環境だと思います。
「この時間に出社しなきゃいけない」や「これをしなきゃいけない」などと誰かに命令されているわけではなく、決められたルールが少ないからです。
なのに全員がしっかり責任を持って案件を進めたり、数字を作るところがすごいです(笑)
それもこの社風や考え方とリンクしている方が多いからなのかなとは思います。
他にも、オフィス出社とリモートワークのハイブリッド型を採用しているので、そういった社風や働き方が合うかは見ていますね。
ーーFlittoにはどんな人が合っていると思いますか?
先ほども少し伝えましたが、自分で責任を持って積極的に行動できる人です。
まだ企業も成長段階で、自分がリーダーになって進めていくことが多いので、率先して考えて動ける人が向いているのでは?と思いますし、 それができる人だったらすごく楽しいと思います!
Flitto Japanの魅力とこれから。「言語の架け橋」となる存在へ。
ーーフリットの魅力を語ってください!
少数精鋭のチームなので、一人一人責任感が濃いです。
また、まだ覚えきれるメンバー数だからか、キャラも濃い気がします(笑)
性格ではなく、バックグラウンドとか…みなさんそれぞれなので!
全員それぞれのバックグラウンドからそれなりの覚悟を持って進み、Flittoに出会ったという感じがするので、
自分で積極的に考えて行動して、責任感を持って仕事を進めてくれる人が多い印象があります。
そういう一緒にいて刺激になる人が多いというのが大きな魅力かなと思います。
あとはみんないい人ですね。
なんでこんなにいい人ばっかりなのか(笑)
みんなが常に意見を言い合えるようなのびのびとした雰囲気で、壁のない関係なのでとても過ごしやすいです。
言語の壁もそうですけど、それを謳っているだけあって、社内の壁は本当にないですね!(笑)
しかも、みんなが仕事をいきいきと楽しんでやっている用に感じるので、そういうところが素敵だなと感じます。
ーーいい意味で自由なんですね!
こんなに自由なのに、なんでみんなしっかり出来るんだろうって不思議になるぐらいです。
来年には社員数を今の倍近くまで増やしたいと思っているので、今後人数が増えてきた時にこの雰囲気をどう保っていくかがカギですね。
会社の軸はみんなで大事にしていかないと伝えられない部分があるので、
スキーム作りとマネジメントが今後の課題になってくると思います。
スタートアップ企業で働くことは、どこまで大きくなるかわからないという未知なる冒険感がワクワクします。
ただ、未知は未知でも、頼れる韓国本社の存在があるので、強力なサポートのもと挑戦できるというバランスの良さがFlittoならではだと思います。
また、特に私は、大学で体育会に所属していた根っからのスポーツ人間なので、”なにかに熱くなる”を社会人となった今でも体現できているのでは、楽しいしやりがいがありますね。
何のために働いているのか、この仕事で良いのか、
と長い社会人人生を考えたときに誰しもこの思いにぶつかることはあると思いますが、そういった働くことに関してノンストレスでできているのはFlittoの素敵なところであり、Flittoで挑戦してよかったなと心の底から思います。
ーーこれからFlittoをどんな会社にしていきたいですか。
言語の架け橋になって、より多くのヒトをモノを繋いでいける会社にしていきたいです。
海外展開というキーワードを聞いたらFlitto!
コンテンツの輸出入というキーワードを聞いたらFlittio!
など真っ先に様々な人の頭に浮かぶような存在になれたら最高ですね。
コンテンツや娯楽には、人を笑顔にする力があるので、それをもっと増やしたいなと思っています。
日本のコンテンツだったらもっと海外に届けられるように…
逆だと、
世界中にある面白い作品やアーティストさんのコンテンツをもっと多く日本に届けられるように…
より多くの人の笑顔を作れたらなと思います。
私自身、コンテンツが、自分の支えや勇気になったことが多いので…!
翻訳やローカライズ以外にもFlittoにはできることがあると思うので、その一員として海外展開の助け船になりたいなと思います。
最後に
Flitto Japanは一緒に働く仲間を募集しています!
Wantedlyに求人を掲載しているので、ご興味がある方はぜひ応募ください!