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「女性だから」でキャリアを止めない、リンゲストとして常に挑戦し続ける【ママ社員に密着シリーズ#1】

E.K
2022年6月入社
Flitto Japan ローカライズ事業部 / 校正(リンゲスト)
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#2人育児
#韓国留学
#ワーママ
#5歳と2歳
#セラピストの二刀流
#韓日翻訳
#マンガ愛は誰にも負けません


Flitto翻訳者から正社員として校正担当へ〜奇跡の出会い〜


ー Flitto入社の経緯と現在の部署、業務内容を教えてください!

Flittoとの出会いはアイケーブリッジ外語学院の映像翻訳講座を受講していた時に、学院からの求人募集を見て応募したのが最初でした。

そのとき確か、字幕のほうも募集していたのですがまだ字幕は勉強し始めたということもあり、少し自信がなかったので以前からフリーランスで行っていたウェブトゥーン翻訳のほうに応募しました。

その後、無事にトライアルに合格し翻訳家としてフリットに登録していたのですが、ある日担当してくださっていた宮尾さんから校正者として正社員として働かないかとお声をかけていただき今に至っています。

正直最初は正社員で完全リモートで雇用形態もしっかりして…とかなりの好条件なので騙されているのでは?と思っていました(笑)

でも何度も担当の宮尾さんだけでなく採用担当の畑さんや代表の冨山さんとリモートで面談を重ね、しっかり説明してくださったおかげで安心して入社することができました。

また入社前にFlittoのことを調べているときに冨山さんのインタビュー動画を発見し、その答えにとても感銘を受けこの人の元で働いてみたいと思うようになりました

※該当インタビュー動画はこちら:
https://youtu.be/d_lfz0SDy_0?si=sca6e7Qyg51Cn446



Flittoでは翻訳家として活動していたのですが、採用していただいてからはローカライズ事業部でリンゲストとして校正を担当しています。

フリーランスからの転身


ー 懐かしいですね…!!当時 E.Kさんの翻訳物が素晴らしかったことを覚えています!確かに、雇用形態や福利厚生、完全リモートという条件で叶えられるのか!?と不安になりますよね(笑)入社前後でご自身のご状況やFllittoの印象は変化しましたか?


圧倒的に生活が安定しました。

今まではフリーランスということもあり、毎月の収入に対しての見えない不安がいつも付きまとっていました。ですがやはり正社員ということで福利厚生もしっかりしているためその不安が解消され、子供たちへの将来の貯金もしっかりできるようになりました

またFlittoでは「レストランチケット」などほかの会社ではまだあまり取り入れていないような新しい福利厚生を取り入れてくれているので、それを利用するのも楽しみです。

Flittoの第一印象としては本当にみんな若いのに才能あふれる人がたくさんいるということです。

社員自体は決して多くないのに一人一人が何役もの仕事をこなしていてみんなどうやっているのか未だに不思議です。
そのくらい素晴らしいメンバーと一緒に働けていつも刺激をもらっています。

ー 「チケットレストラン」、在宅時や出社時に活用できるのでかなり助かりますよね…!!そのほか、言語学習サポートやベビーシッター制度などなど…ユニークな制度は多いかもしれないですね。

ー フリーランサーから正社員への転向は、ご自身の気持ちの部分の変化だけでなく、環境の変化も大きくなりますよね。実際働いてみていかがでしたか?

フレックスという点でとても自由ではありますが、8時間という時間のしばりがあるため、
「その間にその日のタスクをこなす」必要があり、フリーランス時代に比べて仕事により集中できるようになりました。

なので就業時間中は仕事に集中し、それ以外は子供との時間をより大切にできるようになったと思います。

また、現在スキルアップのためと会社の支援で通訳講座を受けさせてもらっていて、課題など忙しくはなりましたが私生活が充実しているのを実感します。


"仕事"も、"子育て"も、リアル二刀流

可愛いお子さん…!!😍

ー 子育て、業務、そしてよりレベルアップするための学校…かなり忙しい日々をお過ごしかと思うのですが、1日のスケジュールを教えてください!

朝に子供2人を8時30分に幼稚園に送って9時から就業。
途中16時にお迎えに行き、また18時まで仕事をするというような流れです。

基本的に在宅ワークなので仕事の合間に洗濯をしたり夜ごはんの準備をしたりしています。

実家が近いので夕ご飯は実家のお世話になることも多々あります(笑)
また私が会議などで抜けられないときは母がお迎えに行ってくれることもあります。

ー ハードですが、フレックスやリモートをフルに活用されていますね!「時間は使い方が大切」だということをよく感じます。


自分を変えた『韓国』との出会い

ー 現在、韓日校正者として大活躍されていますが、そもそもなぜ「韓国」だったんですか?出会いやきっかけを教えてください!

「韓国」との出会いは25歳の時に自分を変えたいと思い、思い切って行った一人旅でした。

初めて行った海外一人旅はとても緊張しましたが、とにかく出会う人みんな優しかった!というのが第一印象で、ちゃんと韓国語で感謝の気持ちを伝えたいと強く思うようになりそこから韓国語の猛勉強の日々が始まりました。

最初は新大久保にあるワンコインのグループレッスンを受けながら、韓国ドラマや映画を毎日見て勉強しました。

また、初めての一人旅が成功(?)したことで自信がつき、それ以降一人で月一で渡韓していました。

そのような生活をして1年くらい経った時に友人から「そんなに頻繁に韓国に行ってるなら、もう住んだら?」と言ってもらったことをきっかけに真剣に留学を考えるようになり、年齢的にワーキングホリデーもラストチャンスだったので思い切って留学することにしました。

1年間はソウル大学の語学堂に通い、その後小顔専門サロンに就職しました。その傍らで今のお仕事に通じるウェブトゥーンの翻訳も始めました。

ー 今も変わらない勉強熱心な川上さん、素敵ですね〜!実際に仕事でご自身で学んできた韓国語を活かすことはどうですか?

私は学習にかけたお金は自分の力で稼いで取り戻すと常に思っているので、韓国語の勉強を始める時から絶対に仕事に活かすんだと思っていました。

なのでこうして今でも韓国語を使った仕事ができているというのは、純粋にうれしいし、誇らしいです!

ー 芯の強さが、活躍する秘訣なのかもしれないですね…!ご自身の得意な分野、興味のある分野でお仕事をされているE.Kさんですが、やりがいや大変なこと、葛藤があれば教えてください!

本当に今任されているすべての作品にやりがいを感じています。

特に担当した作品を見て読者やファンの方が喜んでくれているコメントを発見した時はやっていてよかったなと感じます。

また校正という職業柄、時に翻訳者さんが汗水垂らして考え抜いた訳文を修正しなければならないことがあります。
その際にも、作品が終わるごとに「勉強になった」と言ってくださる翻訳者さんに本当に感謝でいっぱいです。

こういう時にみんなで作り上げているのだという実感がもて、やりがいを感じます。

葛藤に関しては、翻訳には正解がないので「本当にこの訳でいいのだろうか?もっといい訳があるのではないか?」と常に葛藤しています。

また、入社しても新規のクライアントを得るためには常にトライアルテストがあるため、毎回合格通知をいただくまではずっとドキドキしています。

ー 誇りを持ってお仕事に向き合っている姿、かっこいいです!きっとお子さんにとっても、隣で楽しく懸命にお仕事をするお母さんの姿は輝いていることでしょう…!

いつもお子さんのそばにいられる"リモートワーク"と"フレックス制度"

ー 二人のお子さんを育てるワーママとして、前職でもFlittoでもご勤務されていますが、産休・育休前後に不安はありましたか?

育児としっかり両立させられるかという不安はありました。


ー 不安があった中で、バリバリ活躍されていますが、秘訣は何ですか?育児と仕事を両立させるポイントや、心がけていることがあれば教えてください!また、日常の中で大変なことや工夫していることがあれば教えてください!

なるべくストックを作ることを心がけています。

スケジュールより事前に、納品が先のものまで校正しておくことで心の余裕が生まれます。

そして、先の話にも通じますが無理をしないように心がけてます。

昔は少々の無理もききましたが、産後はやはり体質も変わったため一度体調を崩すとなかなか回復しません(泣)
なので、そこは思い切って自分に優しくするように心がけています(笑)


ー 校正チームの時間の使い方や効率の良さは、働く女性として理想の形でありますよね!フルリモートワークを活用されているイメージもかなりあります!

やはりいつも子供のそばにいられるということは本当にありがたいです!

特に子供が病気の時などはどこにも預けることができないですし、子供も体調が悪いとママじゃないとダメ!な状態なので…。

そういう時は左腕にアイスノンを置いてその上に子供を乗せて抱え、右手でタイピングしたりして校正しています。
めちゃくちゃ時間はかかりますがw

それでも業務ができるのはリモートならではだなと思います。

また夏休みはフレックスを利用して、途中で子供と一緒にプールにいったりしています。なかなかハードですが(笑)

そうしないとどうしても一日中YouTubeを見たりとなかなか相手にしてあげられないので、意識して子供との時間を作るようにしています。


ー 成長が早いお子さんにとって、小さい時にご両親とたくさん過ごせるのは本当に貴重なことですよね。仕事をしながら、そういった理想が叶えられているFlittoの環境は、働くお母さん方にとっての働きやすさにつながってくるのかもしれません!


「いつかはエンドロールに」、まだまだ続く夢への挑戦

最近韓国語に加えてタイ語を勉強されているようです…!!(すごい)

ー 何事も成し遂げ、選んだ道をベストにしていくE.Kさん。今後の夢や目標は何ですか?

やはり一番の目標は入社当初と変わらず自分の名前が映画のエンドロールに表示されることです。

また今後、Flittoでたくさんの人気作品に携わりたいです!
そして今後は韓国語だけでなくタイ語に挑戦してゆくゆくはタイ語の校正もできるようになりたいです。


ー 「エンドロールにのる」かっこいいですね!やはり自分の仕事が形になる翻訳・校正のお仕事は本当に魅力的だと思います。
ー タイ語に関して気になります!(笑)

タイ語ですね…!!
一番のきっかけは義姉がタイ人なのですが、韓国語を話せないため共通言語が英語とボディランゲージなんです。

ただ私は英語がそこまで得意ではないので、タイ語で同じ韓国人の夫をもつ外国人妻としての悩みなどをたくさん相談しあえたらいいなと思ったのがきっかけでした。

ですが実際に勉強してみると韓国語以上に文字も記号に見えるし、発音も日本語にはないものがたくさんあるのでなかなか難しいです。

でもせっかく勉強しはじめましたし、タイカルチャーが盛り上がっている今、2言語校正するという目標に向かって頑張っていきたいです!


ー 最後に、Flittoの採用候補者の中でも、ライフバランスを重要視する方はたくさんいらっしゃいます。E.Kさんだからこそ感じる、「働き方」や「女性としてキャリアを築いていくこと」に対して、どのように考えているかお聞きしたいです!


私は常に「女性だから」「子供がいるから」を言い訳にしたくないと思っています。

正直Flittoでお仕事を始める前までは理想論だと思っていました。

ですが、金銭面でも時間の面でもFlittoではそれが可能だということを実際に経験してきました。

そうしてママが楽しく堂々と働く姿は子供たちの目にもステキに映ると信じています。

やはり母親になったからには子供たちに「自慢のママ」だと思ってもらいたいです。


ー 常に向上心を持ち、自分のレベルアップに向け勤しむ。育児も仕事も両立し、楽しんでいらっしゃるE.Kさんはまさにスーパーウーマンですね!!

ライフイベントのたびに、自分のキャリアや、仕事とプライベートのバランスなどモヤモヤする女性も多いと思いますが、自分の本心を外に出してあげることが何より大切なのかもしれません。


そんな川上さんの芯の強さが、ワーママとして、校正者として、今の活躍につながっているのかもしれませんね…!!


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