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"血糖負債"ってなに?

お久しぶりです!株式会社F・Linkです!

今回も「ってなに?」シリーズをお届けしていきたいと思います☺︎

今回は『血糖負債』についてです。

”負債”という言葉からはネガティブなイメージが連想されるかと思いますが、まさにその通り。

リスクに気付きにくいがゆえに、恐ろしい結果を引き起こすかもしれないこの『血糖負債』。

負債を抱える前に、一緒に勉強してリスクを防ぎましょう!


血糖負債ってなに?

簡単にいうと「血糖値が高い状態が続くことで、病気のリスクが溜まっていく」ことを言います。

”負債”が元々意味する借金も膨らむと、返済が難しくなります。

ここでいう返済は「健康を手に入れること」と捉えていただければわかりやすいかと思います。

借金地獄に陥る前に、対策をすることが重要ですね☺︎

「血糖負債」を抱えないためにどうすればいいか一緒に確認していきましょう!


そもそも血糖値って?

タイトル通り、「血糖値」とは何かいざ聞かれてみると説明が難しいのではないでしょうか。

血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。

このブドウ糖はいろいろな食べ物に含まれています。

つまり食事をすると体にブドウ糖が取り込まれ、そのブドウ糖が血液中に取り込まれます。

なので、”食後の血糖値が一番高いということになります。

ここで高くなった血糖値を下げる役割を果たすのが、膵臓から分泌されるインスリンです。

このインスリンのおかげで、食後2時間ほど経つと正常値に戻るという仕組みです。

しかし、インスリンがうまく出てくれなかったり、糖を摂りすぎたりすると食後2時間経っても正常値に戻らないことがあります。

その状態を食後高血糖と呼びます。

普段生活している中で、食後高血糖であると知る術はなかなかありません。

その知らない状態で放置し、常に血糖値が高い状態が維持されると糖尿病になってしまいます。

糖尿病と診断される値として、「空腹時血糖」と「HbA1c」という2つの項目から確認します。

これらは健康診断等でも測られることも多いので、みたことがある方も多いのではないのでしょうか。

それぞれ説明していきます!


まず「空腹時血糖」とは、10時間以上食事をとっていない状態で測った血糖値のことです。

血糖値は一定ではないため、空腹時血糖だけギリギリ正常値で他の時間帯は血糖値が高い状態が維持されているかもしれません。


実は重要な「HbA1c」ってやつ。

ここで重要になってくるのがもう一つの指針「HbA1c」です。

「HbA1c」とは

赤血球に含まれるヘモグロビン(血液中に存在するたんぱく質の一種)の総量に対して、グリコヘモグロビンが占める割合をパーセントで表したもの

サワイ健康推進課,”気づかない高血糖が万病のもと!「血糖負債」を防ごう”より一部抜粋

とのことです。

…。

聞き馴染みのない言葉ばかりで混乱された方もいらっしゃるかもしれませんね😅

一つ一つ確認していきましょう!


まずヘモグロビンとは上記にある通り、血液中を流れるタンパク質で、酸素を運ぶ役割をしています。

糖は酸素にくっつきやすいので、酸素を運ぶヘモグロビンとくっついて血液中を流れていきます。

その状態になったヘモグロビンを、グリコヘモグロビンといいます。

グリコヘモグロビンは、ヘモグロビンの1種です。

「人間という括りの日本人」のように捉えていただければ、わかりやすいかと思います☺︎

このグリコヘモグロビンの割合が増えて行くということは、血液中に流れる糖が増えているということです。

また赤血球(血液)は120日で新しいものに入れ替わります。

その特性から、HBA1cの値は直近1~2ヶ月の状態を最も反映していると言われています。

これは時間帯によって変わるものではないので、管理しやすい指針ですね。

そして糖尿病と診断される値はそれぞれ

空腹時血糖値が126mg/dL以上、HbA1cの値が6.5%以上

サワイ健康推進課,”気づかない高血糖が万病のもと!「血糖負債」を防ごう”より一部抜粋

とあります。

これらの基準よりは下回っていても、正常値よりは高めの状態という方が「血糖負債」を抱えやすくなっています。

『病気と診断されていないから大丈夫』ではない、ということはおわかりいただけたかと思います。

ここからは「血糖負債」を抱えないために、今からできることを学んでいきましょう!


「血糖負債」を抱えないためにできること

ずばり!

  1. 食事の改善

  2. 程よい運動

です!

シンプルですね😂

どんな状態でも健康を手に入れるためには、上記の2点が重要視されています。

つまり、最も重要かつ効率の良い方法がこの2点であると言えますね☺︎

それではまず「食事の改善」からご説明します。


1.食事の改善

一番大事なことは把握だと思います。

自分の今の血糖値の把握、食べているものの内容・エネルギー量の把握など、把握することで改善点が見えてくるのは、あらゆるものにおいて共通です!

例えば食事記録をしてみて、間食が多いならまず間食をやめてみる。

麺類、パン類など糖質が多いものを多くとっているなら、白米に変えてみるなど大きく変えず、細かに変えてみるのはいかがでしょうか?

何なら自分が頑張れるかもまた”把握”して自分にあったやり方を模索していきましょう☺︎


2.程よい運動

続いては運動です!

血糖値の上昇を抑えるという観点だけでみると”食後30分〜1時間の軽い運動”が推奨されているようです。

ここでいう軽い運動は散歩・軽いジョギングなどの有酸素運動だそうです。

激しい運動をしてしまうと、消化にも悪く逆効果です🙅‍♀️

歩くだけなら、できそうではないでしょうか?☺︎

慣れてきたら、スクワットなどの筋肉を鍛える運動も追加するといいようです。

食事の時と同様、自分がこれならできそうというものを”把握”していきましょう!


最後に

世界と交流するようになり、様々な種類の食事が楽しめるようになりました。

また世界を脅かす出来事のせい、またはおかげで働き方も多様になりました。

良くも悪くも、昔の日本人とは違う方法で健康にアプローチしなければなりません。

性格の個性と同じように、健康も人それぞれの個性です。

きちんと目標に沿ってコツコツ1人で達成できる人もいれば、自分1人だけでは難しい人もたくさんいます。

後者の方が前者の方と比べて劣っているわけではありません。

自分が頑張れるやり方を知らないだけかもしれません。

そういう方達とともに伴走するために私たちF・Linkがいます!

技術も進化し、血糖値が24時間計り続けられる機械もあります。

すでに私たちも体験してみましたが、知識で入れていることと実際に自分の体の中をリアルタイムに計るのとでは、やはり実感が違いました。

今日お伝えしたことが自分の体で本当に起こっているのかを確かめるのも楽しいと思います☺︎

「本気で変わりたいけれど、自分1人だけじゃできない…」「自分1人でも頑張れているけど、もっといいやり方があるのかな?」などどちらの要望にもお応えできるよう新しい事業を準備中です…♡

これからも働く人の健康を守るために発信・活動をしていくので、お手隙の際にそっと覗いてくださると嬉しいです。
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

HPはこちら☟


参考:”気づかない高血糖が万病のもと!「血糖負債」を防ごう”.あなたのかかりつけ健康サイト サワイケ健康推進課.2022/12.https://kenko.sawai.co.jp/theme/202211.html(2024/11/30)

"血糖値(けっとうち)".e-ヘヘルスネット.2024/8/26.https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-085.html(2024/11/30)

"糖尿病通信-3-糖尿病と上手にお付き合いするために".柏戸病院.http://www.kashiwado.com/wp_02/tonyotushin/dmtusin03.pdf(2024/11/30)


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